『トワイライト』という映画を一気に見ました。これは本当におもしろすぎる。
まずファンタジー要素てんこ盛りなので、普通の恋愛映画の“100倍”くらいハラハラドキドキします。ヴァンパイアと人間の恋ってことで、みんなが主人公ベラの血を求めちゃって大変。恋するだけでみんな命がけなのです。さらに「恋愛ストーリー」の部分もしっかりしていて普通に心を持っていかれます。男も女も見た人は間違いなく感情移入するはず。というわけで『トワイライト』をまだ見ていない人は必見です。ただ、
トワイライトの映画シリーズは「全5作品」もあって、その順番がちょっと分かりづらい。という問題があります。
順番を間違えて見ちゃう人もいるでしょうね。
なので(ネタバレを避けつつ)早くあらすじと見どころを解説したいのですが、まずは先に「トワイライトの時系列」を解説しましょう。
この記事の目次
映画『トワイライト』の時系列順をまとめ
映画トワイライトの時系列をまとめると下の順番になります。
- 第1作目『トワイライト〜初恋〜』(2008年)
- 第2作目『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009年)
- 第3作目『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年)
- 第4作目『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』(2011年)
- 第5作目『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(2012年)
トワイライトシリーズは、この順番で見ればOK!
『トワイライト』は2作目以降、恋愛の三角関係が加速し、よりバトルシーンも本格的になってきます。時系列が進むにつれてどんどん本当に面白くなってくるので、ぜひこの順番どおりに楽しんでほしいですね。
しかも、今は『トワイライトシリーズ』が「dTV」という動画サイトで限定配信されてます。
まず1作目『トワイライト〜初恋〜』は、300円のレンタル代が必要ですが、「dTV」にて今すぐ視聴できます。しかも2作目からは5作目までは、「無料見放題」なので300円で一気に視聴できてお得だと思いますね!
また、「U-NEXT」でも、2作目〜5作まで限定配信中。2作目『ニュームーン/トワイライト・サーガ』は2017年5月15日までの配信。3作目、4作目、5作目も2017年の9月7日まで視聴することができます!
くれぐれも1作目で「まあまあ面白かったかな?」と見るのを辞めちゃうのはダメですね。続編をぜんぶ見ないと損です!笑 31日間の「無料体験」もあるので、ぜひ一気に視聴してみてください。
また、トワイライトが「面白かった」という人に、オススメの映画もピックアップしておきますね。「U-NEXT」で今すぐ視聴できる作品ばかりです! ぜひ色々な映画見て楽しんでくださいね!
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「トワイライト」や「エクリプス」の意味
ただ、トワイライトシリーズの映画は、ちょっと順番が分かりづらいんですよね。
その理由を考えてみましたが、それは『トワイライト2』『トワイライト3』みたいに、わかりやすく“数字”が付いてないからです。
ということで「覚え方」を考えました。まずは「トワイライト」にまつわる“英語の意味”を押さえてみましょう。
- 「トワイライト(Twilight)」の意味=たそがれ。たそがれとは薄暗くなった夕方のこと
- 「ニュームーン(New Moon)」の意味=新月。新月とは月と太陽が重なって「月が隠れる」状態のこと
- 「エクリプス(Eclipse)」の意味=日食。日食とは、“新月”のときに起こる「太陽が隠れる」現象のこと
- 「ブレイキング・ドーン(Breaking Dawn)」の意味=夜明け。夜が終わって朝が来ること
要するに『トワイライト』の時系列は、「たそがれ」→「新月」→「日食」→「夜明け」という時間経過でストーリーが展開される。と考えればいいと思います。
幸せな「たそがれ」の時期はやがて終わり、恐ろしい夜がやってくるのです。
直感的にですが、映画『トワイライト』の日本語タイトルは「エドワードが『月』でジェイコブが『太陽』」と比喩してるのかなと思いました。エドワードは「冷人族」で体が冷たく、ジェイコブは「体温42度」の温かい体ですからね。映画のストーリーも、月と太陽の関係をうまくあらわしたものになってます。
ちなみに、『トワイライト』以外にも名作ファンタジー映画はたくさんあります。よかったら以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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第1作目『トワイライト〜初恋〜』(2008年)
映画『トワイライト』第1作目のあらすじ
内気な性格のベラは17歳の美しい女子高生。母親の再婚をきっかけに父の住む田舎町フォークスへやってくる。転校先の学校でベラは知性的で美しい青年エドワードに出会い、恋をしてしまった。あるときエドワードに命を助けられたベラは彼の人間離れした力を目撃し、正体を探りはじめる。なんと彼は現代に生きるヴァンパイアだったのだ。ベラの血の香りはエドワードにとって、あらがえないほどの魔性の魅力を持っていたが、互いに惹かれあい止められない2人。そんな中、人間の血を狙う残虐な放浪ヴァンパイアが現れ、なぜかベラを追いはじめる…。
第1作目『トワイライト〜初恋〜』では、「主人公ベラとエドワードの出会い」がたっぷりと描かれます。上映時間は121分。学園モノの純愛ストーリーが見たい人におすすめの映画になってますね。最初ヴァンパイア陣の顔が思ったより「白く」て戸惑うかもですが、すぐ慣れるので大丈夫です。
見どころは後半のバトルシーンです。恋愛映画だと思って油断して見ていると、腰を抜かすので要注意。ガチの戦闘アクションなので男性でも本気で楽しめると思います。
第2作目『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009年)
映画『トワイライト』第2作目のあらすじ
ヴァンパイアであるエドワードと出会ってしまったベラは、いつしか自分もヴァンパイアになりたいと思うようになっていた。18歳の誕生日、ベラはカレン家からパーティに招かれるがそこで血を流してしまい家の中は大混乱になる。家族のため、何よりベラのためにエドワードは町を離れることを決意。カレン家はみなベラを残して去ってしまう。最愛の彼を失ったベラは、それから頻繁にエドワードの幻と見るようになった。ベラの唯一頼れる存在が友人のジェイコブだったが、彼も彼女に言えない重大な秘密を抱えていて…。
第2作目『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の前半のストーリーでは、「ベラとジェイコブの友情」がめちゃくちゃ丁寧に描かれます。なのでヴァンパイアは後半からしか出ません。狼人間たちのストーリーのなかにヴァンパイアが入り込んでくる展開が最高。
第1作目では「人間とヴァンパイアの純愛」というストーリーでしたね。この第2作目からは「少女を取り合うヴァンパイアと狼人間」という三角関係の恋愛ストーリーになります。この三角関係がめちゃくちゃ面白いのです。ベラ、エドワード、ジェイコブの3人の恋模様が切なすぎて神映画なので、ぜひ見てほしいです。上映時間は130分。
第3作目『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年)
映画『トワイライト』第3作目のあらすじ
シアトルでライリーという青年が居なくなり、それ以来おかしな殺人や失踪事件が多発している。ベラは高校卒業後にヴァンパイアになることを決意するが、エドワードは彼女の魂を大切に思ってベラの変身を認められずにいた。やがて町に「新生者(ニューボーン)」と呼ばれるヴァンパイアの集団が出現。さらにアリスが「彼らがベラの命を奪いにやってくる」と予知する。ベラを守るためにヴァンパイアと人狼は協力し始めるが、じつはニューボーンの奇襲の裏では、あの恐ろしいヴァンパイアが動いていて…。
第3作目『エクリプス/トワイライト・サーガ』では、両想いのベラとエドワードに対して一歩も引かないジェイコブ。強引すぎるジェイコブのことも何故か憎めないしむしろジェイコブにも幸せになってほしいとか思ってしまう。上映時間は123分。
見どころはエドワードとジェイコブが少し打ち解けるシーンかな。トワイライトではもうお馴染みの「後半のバトルシーン」も迫力満点で魅せてくれます。“恋愛”と“ヴァンパイアの恐怖”をうまくミックスした最強の恋愛ダーク・ファンタジー映画なので必見ですね。
第4作目『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』(2011年)
映画『トワイライト』第4作目のあらすじ
ベラはついにエドワードとの結婚式の日を迎えた。式に顔は出さない友人のジェイコブもこっそりと祝福していたが、彼らのハネムーン(新婚旅行)の話を聞いて激怒。ベラの命が危ないとエドワードに警告する。ベラとエドワードはブラジルへ旅立つが、そこでベラは妊娠をしてしまう。人間とヴァンパイアとの間の妊娠は例になく、カレン家に戻った後もベラの容態はどんどん悪くなる。なんと急速に成長するベラとエドワードの子は、ベラの体を内側から破壊しはめていたのだ…。
第4作目『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』では、いよいよベラとエドワードが結婚して新婚旅行に。別人のようにガリガリで死にそうなベラを見るのは辛いですね。映画前半の幸せそうなハネムーンと後半のギャップがすごいです。
人狼とヴァンパイアの戦いも始まります。でも、ジェイコブが彼なりにベラを愛するようになり、エドワードとジェイコブの「切ない争い」が減って嬉しいですね。むしろ男同士の熱い友情すら感じられるはず。
ちなみに「エンドロールの途中」で続編に繋がる重要なストーリーが挟まれるので、最後まで見逃し厳禁です。注意して見ていてくださいね。上映時間は117分です。
第5作目『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(2012年)
映画『トワイライト』第5作目のあらすじ
エドワードの毒を取り込んだベラはついにヴァンパイアになった。ベラは「ニューボーン」となって血の乾きに苦しむが、なんとか自分自身を抑制することを覚えていく。しかしジェイコブの刻印の相手が自分の娘レネズミだと知り、さらに父親のチャーリーにまで変身の秘密がバレてしまう。そんな中、レネズミの存在がヴォルトゥーリ一族のアロたちにバレてしまった。レネズミが掟破りの「不滅の子」だと考えたアロは、ヴォルトゥーリのヴァンパイア軍団を率いてカレン家を皆殺しにしようする。ベラたちは特殊能力を持った他のヴァンパイアの仲間を集め、人狼らと共に決戦に挑もうとするが…。
第5作目『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』には見どころがてんこ盛り。ヴァンパイアになったベラ、人間と吸血鬼のハーフとして無事に生まれたレネズミ、ついにベラの秘密を知ってしまうチャーリーなど。しかも最後には最強のヴァンパイア軍団との「最終決戦」が待ってます。
恋愛映画としての見どころは『第4作目』でほぼ終了していて、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』では、存分にバトル・ファンタジーが楽しめます。特殊能力を持った新しいヴァンパイアが18人も登場。ベラの隠された能力が発見され、最強と思われたジェーンとの決戦など、シリーズ最高のクライマックスです。個人的には、全部の映画でジェイコブに「助演男優賞」を送りたい。
解説するとすれば、“子供の頃”に転生してしまったヴァンパイアは「未熟な状態」のまま力だけ強くなってしまうので『不滅の子』として抹殺の対象にする、という掟があります。これがレネズミが不滅の子だと思われてしまった理由ですね。
ベラが他の吸血鬼をなぜあそこまで惑わすのか、結局わからないまま物語は終わります。なので非常に気になる部分ですが、期待せずに見た方がよいでしょう。この理由は原作の小説版でも明らかになっていないので「そういう設定」とだけ認識しておくのが良いと思いますね。上映時間は115分です。
映画『トワイライト』の主要登場人物3人
ベラ・スワン
ベラ・スワンは映画『トワイライト』シリーズの主人公。内気な性格の女子高校生で、普通の人間。ヴァンパイアであるエドワード・カレンに初恋をしてしまう。いつまでも彼のそばに居るために、ヴァンパイアになることを望むようになる。
ベラ・スワンを演じるのは、アメリカ人女優のクリステン・スチュワート。『サスーラ』『スノーホワイト』にも出演していて、ファンタジー映画との相性がいいですね。
エドワード・カレン
人間のベラに恋をしてしまうヴァンパイア。17歳だが、実年齢は130歳前後。そのため非常に紳士で、古き良き時代の風習やマナーを大切にする。人の心を読む特殊能力を持っているが、なぜかベラにだけ通用しない。見たところ乾きに対する自制能力は高くないが、努力によって我慢している様子。
エドワード・カレンを演じるのは、イギリス人俳優のロバート・パティンソン。映画『ハリー・ポッター』シリーズのセドリック・ディゴリー役が有名ですね。実は、現実でもベラ・スワン役のクリステンと交際していました。
ジェイコブ・ブラック
ベラに恋する青年。先住民の一族の子孫でベラ達とは別の高校に通っている。メカが得意で、ボロボロになったバイクも修理することができ、いつもバイクで移動する。何かにつけてエドワードを敵視している様子。
ジェイコブ・ブラックを演じるのは、アメリカ人俳優のテイラー・ロートナー。映画『トワイライト』シリーズで一躍有名になりました。他には『ミッシング ID』というアクション・サスペンス映画に出演しています。
原作小説版『トワイライト』の時系列
単行本『トワイライト』全13巻
- トワイライト1『愛した人はヴァンパイア』【第一期:Twilight】
- トワイライト2『血は哀しみの味』【第一期:Twilight】
- トワイライト3『闇の吸血鬼一族』【第一期:Twilight】
- トワイライト4『牙は甘くささやく』【第二期:New moon】
- トワイライト5『狼の月』【第二期:New moon】
- トワイライト6『嘆きの堕天使』【第二期:New moon】
- トワイライト7『赤い刻印』【第三期:Eclipse】
- トワイライト8『冷たいキスをあたしに』【第三期:Eclipse】
- トワイライト9『黄昏は魔物の時間』【第三期:Eclipse】
- トワイライト10『ヴァンパイアの花嫁』【第四期:Breaking dawn】
- トワイライト11『夜明けの守護神』【第四期:Breaking dawn】
- トワイライト12『不滅の子』【第四期:Breaking dawn】
- トワイライト13『永遠に抱かれて』【第四期:Breaking dawn】
小説『トワイライト』の単行本は全13巻。英語版の原書は全部で4冊ですが、日本語翻訳に伴って13冊に分けられました。
“10代向け小説”ですらすらテンポよく読める内容なので、「全巻セット」を買って一気に見るのがいいかなと思います。単行本の方が「挿絵」が書かれているので、イメージが湧きやすくいですね。挿絵が見たい人におすすめです。
文庫本『トワイライト』全9巻
- トワイライト 上巻【第一期:Twilight】
- トワイライト 下巻【第一期:Twilight】
- トワイライトII 上巻【第二期:New moon】
- トワイライトII 下巻【第二期:New moon】
- トワイライトIII 上巻【第三期:Eclipse】
- トワイライトIII 下巻【第三期:Eclipse】
- トワイライトIV 上巻【第四期:Breaking dawn】
- トワイライトIV 下巻【第四期:Breaking dawn】
- トワイライトIV 最終章【第四期:Breaking dawn】
- (外伝)トワイライト 哀しき新生者
小説『トワイライト』の文庫本は全9巻。単行本より1巻に収められる文量が多いです。
「上下巻」合わせると表紙が“一枚の絵”になるように作られていますね。コレクションとして買うのもおすすめです。単行本よりダークな表紙になっているのでお好みでどうぞ。
ちなみに最後の『トワイライト 哀しき新生者』はスピンオフ小説です。本編のベラとエドワードの物語とは関係ないですが、トワイライトが好きになった人はぜひ一度読んでみてください。