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新海誠の「君の名は」のあらすじ・見どころ・ストーリーを大解説【RADWIMPS「前前前世」のPV動画あり】

新海誠最新作映画「君の名は」のキャストと画像

『君の名は。』のあらすじ・ストーリーはこれ!

新海誠最新映画、君の名はの画像

まず『君の名は。』のあらすじ・ストーリーですが、かなり一般受けしそうな感じ。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一カ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉(みつは)は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーーい!!!」
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。

「少年と少女が入れ替わっちゃう」っていう、いかにも新海誠監督らしい作品です。

このあらすじから想像すると、「少年と少女が出会うシーン」が『君の名は。』最大の見どころだと思いますね。

「中身が少年」の少女と、「中身が少女」の少年が出会うわけですが、一体どうなるんでしょうか。これは、気になりますよね・・・。

そもそも、こういうテーマは新海誠監督の十八番(最も得意とするモノ)なんです。

たとえば、「Z会のCM」として話題になった新海誠監督の動画『クロスロード』を見てみると分かりますが、すごく似てます。『君の名は。』にそっくりです。

で、この『クロスロード』は新海誠監督の動画の中でも一二を争う人気の作品で、傑作と言われています。ってことは、『君の名は。』の方も、かなり期待ができるってことですよね。

個人的に『君の名は。』という作品は、「クロスロードの設定」をより深めた(広げた?)作品な気がします。

新海誠監督作品といえば、第2作目『ほしのこえ』のときの、「少年と少女の声をユニゾン(交差)させるシーン」が印象的でした。

今度の最新作『君の名は。』では、「人生」まで交差してしまうわけですよ。楽しみですね〜。

『君の名は。』の見どころ・ストーリーは大ヒットする?

新海誠最新作映画「君の名は」のキャストと画像

というわけで、最近ぼくの周りでも、「新海誠の『君の名は。』が楽しみ!」という声が多くなって来ました。

大ヒットする雰囲気。『君の名は。』の見どころは、いくつかあるので、順に説明していきますね。

まず、RADWIMPSの主題歌『前前前世』がとてもいい曲ということ。

新海誠監督の映画では、最後のクライマックスでBGMになることが多いので、RADWIMPSのファンは2粒美味しいって感じかなと。この主題歌はふつうに良い曲なので、RADWIMPSファンも増えるでしょう。

あと主人公の声優が神木隆之介くんってのもポイントですね。神木くんの声はめちゃくちゃ良いし演技もうまいので、純粋に楽しめそうです。

今作はあらすじを見る感じだと、内容もおもしろそうです。雰囲気的に、『秒速5センチメートル』のようなヤバい結末にはならなそうなので、安心して見れそうです。

ちなみに『君の名は。』の公開日は、2016年8月26日。地域によっては夏休みが終わってるので、そこは不安要素ですね。でもまあ内容が良ければ、口コミでも広がってヒットするはず。ってことで、詳しい解説の方をスタートしていきます。

主題歌のRADWIMPS『前前前世』でよりストーリが深まる

神曲だ!!

『前前前世』。キャッチーで耳に残るメロディですよね〜。

じつは新海誠監督は RADWIMPSのファンらしく、それで主題歌に決まったそうです。ぼくは年齢的に、RADWIMPS世代とは少しズレているのですが、それでもこの『前前前世』は気に入ってしまいました。ふつうに買いたいレベルです。

で、新海誠監督は、「まるで作品の一部」のように主題歌や挿入歌をあつかうクリエイターだなという印象があります。珍しいと思いますね。

たとえば『秒速5センチメートル』の主題歌は、山崎まさよしの「One more time, One more chance」。見た人はしってるかと思いますが、最後の方、「PVかよ!」ってくらい曲が全面に出ているんです。今作で、ガラッと手法を変えてくる可能性はありますが。

つまり、新海誠監督の映画は、『主題歌』も見どころの1つだ!ってことですよ。

曲の雰囲気から想像して、『君の名は。』が「ハッピーエンド」になる可能性も高いとも言えます。なので「この曲が流れてきても違和感がないような」雰囲気で物語は終わると、予想。クライマックスでこの『前前前世』が流れるってことは、そういうことです。

そういえば『秒速5センチメートル』も、主題歌に近い終わり方でしたね。「いつでも探しているよ。どっかに君の姿を」という感じで、切ない結末です。ちなみに『秒速5センチメートル』は、U-NEXTで無料視聴。新海誠監督の過去映画をぜんぶ見れたので、最高でしたね。

『君の名は。』に猫が出るかどうかが重要な見どころ?

新海誠さんの猫作品

知っていますか? 新海誠監督は、とんでもない「猫好き」なのです。

新海誠監督は、とにかく猫を出してくる。隙あらば出してくる。あれ、今回は出ないのか?と思ってもやっぱり出してくる。大手のタレント事務所並みに、「猫のゴリ押し」がスゴイ。

一応くわしくは、「新海誠の猫好きレベルを超検証。やはり猫が出てくる作品が多い?」という記事にまとめてありますが、

言いたいのは、猫に対して、かなり愛があるので、新海誠監督が描く猫は、どれもめちゃくちゃ可愛い。てことです。かなり癒されます。

もしかして「猫が出るか出ないか」を気にしている新海誠ファンは、日本でぼく1人かもですが、『君の名は。』に猫が出るかどうかは、重要な見どころの1つなのです。きっと。なので猫が出てきたら、この記事を思い出してみてください。

ストーリー的には、『君の名は。』に猫は出ないかもしれませんが、猫がでたら「儲けもん」です。「猫好き」の人も、期待しておきましょう。

神木隆之介と上白石萌音の演技も見どころです

「君の名は」で神木隆之介が演じる主人公の少年

ところで、アニメ映画『サマーウォーズ』は最高です。内容も展開も素晴らしくて、人気があるのも頷けます。で、その主人公の声を演じたのが神木隆之介くんなわけですが、

今作の『君の名は。』でも、神木隆之介くんが主人公を演じます。

どことなく、見た目も神木くんに似てませんか?気のせいですかね。でもたぶん似てますよ。

この予告編動画を見る感じだと、ヒロインの少女を演じる上白石萌音さんも、めっちゃ良い演技をしていますし、やっぱり大ヒットしそう・・・。神木くんのファンは絶対見るでしょうし。

この2人の演技は、見どころ(聞きどころ?)ですね、間違いなく。

神木隆之介くん代表作やおすすめ作品はこちらでまとめてます→神木隆之介の代表作はこれ!実写映画にアニメ声優におすすめ作品ばかり

新海誠と言えば背景が見どころ。美しさは歴代映画の中で最高か?

「君の名は」の背景画像

新海誠監督の映画って、作品を追うごとに、背景や風景の綺麗さがレベルアップしているんですよ。どんどん洗練されていってます。

過去の映画作品を公開順に並べ替えると、

  1. 『彼女と彼女の猫』
  2. 『ほしのこえ』
  3. 『雲のむこう、約束の場所』
  4. 『秒速5センチメートル』
  5. 『星を追う少女』
  6. 『言の葉の庭』

という感じになりますが、本当にこの順番で、どんどん美しくなってます。

まず、第2作目『ほしのこえ』でグッときれいになったと思ったら、第3作目『雲のむこう、約束の場所』は前作とは比べものにならないほど綺麗になり、

第4作目でさらに風景に「キラキラした雰囲気」が追加されたと思ったら、

第5作目では、ジブリライクな背景で新しい風を送り込み、

第6作目『言の葉の庭』で、過去のどの作品をも上まわる、めちゃくちゃ綺麗な風景描写が描かれました。水の描写(雨、水たまり)は、特にスゴかったです。

さて、第7作目の『君の名は。』では、どのくらい映像美が進化しているんでしょうね。

新海誠監督と言えば、「風景描写」が最大の見どころ。ぜひチェックしてみてください。

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