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新海誠映画で一番おすすめ作品はどれ?作品の魅力をまとめて解説!

新海誠の最新映画作品の画像

ポスト宮崎駿と言われる新海誠のアニメ映画が面白いワケ

新海誠作品一覧。少年少女の青春や切ない恋愛が描かれている?

新海誠の映画秒速5センチメートルの画像

新海誠監督の作品のほとんどは「思春期の少年少女」が主人公で、とにかくストーリー展開が切ない

  1. 『ほしのこえ』(2002年)
  2. 『雲のむこう、約束の場所』(2004年)
  3. 『秒速5センチメートル』(2007年)
  4. 『星を追う子ども』(2011年)
  5. 『言の葉の庭』(2013年)
  6. 『君の名は。』(2016年)

新海誠監督といえば、『君の名は。』が有名です。新海誠さんの作品をすべて見てきて思うのは、「君の名は。」は最高傑作だなということ。ネットで視聴できるので、まだ見てない人はぜひ見ておいてほしいですね。

「大切な人の死」がテーマの『星を追う子ども』だったり、「叶わない恋」がテーマの『秒速5センチメートル』だったり。子供向けかな?と思ってしまいがちだけど、実際はどれも大人向けで、考えさせられる作品ばかり。

新海誠監督は「設定づくり」も秀逸です。『ほしのこえ』で描かれる「宇宙に飛び立った少女と地上の少年のメールのやりとり」は圧巻で、送信メールが地球に届くまでに8年もかかるって、切なさレベルが異常!

パラレルワールドを描いた映画『雲のむこう、約束の場所』も人気ですね。

ただ、真正面から恋愛がテーマの新海誠作品は意外と少なく、2016年時点では『言の葉の庭』くらいです。この作品では、年の差恋愛で「15歳の少年と27歳の女性の純愛」が描かれています。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、設定が神です。映画としても大ヒットしたみたいですよ。

新海誠監督は、いろんな場所で「ポスト宮崎駿」「ポスト細田守」と呼ばれることが増えてきました。今後どんどん良い映画や作品を発表していくでしょう。ぜひチェックしてみてください。

ノスタルジックな風景と美しすぎる背景に癒されてしまう

新海誠の作品、言の葉の庭の画像

新海誠といえば風景描写。これはすでに多くの人が語っていますね。

実際のところ、「美しい自然風景」をアニメ風にアレンジするスキルで、新海誠監督の右に出る者はほとんど居ません。それはなぜか?新海誠はどうやって背景を描いているのか?少し解説してみます。

まず、新海誠監督は、現実の風景を写真におさめるところからスタート。現地に行って写真を撮る、また別の場所に行って写真をとる。これをずっと繰り返す。

新海誠監督は、1つの作品で1万枚以上の写真を撮影するとのことです。こうやって撮った写真を素材として、Photoshopなどのツールでアニメの背景にアレンジしていくわけです。

「写真を元に描いてるんだから綺麗で当たり前だろ!」と言う人もいますが、それが常人には真似できないからこそ、新海誠の絵には価値がある。そう思います。手間だけじゃなく、センスも技術も必要なわけですし。

リアルでありながら幻想的』というのが、新海誠作品に対するぼくの感想ですが、観ていただくと分かるので、ぜひ「新海誠の凄さ」を作品の中っzで体験してみてほしいと思います。

新海誠はポスト宮崎駿か。それともポスト細田守か。

新海誠の映画で使われているリアルで美しい風景

ポスト宮崎駿との呼び声のたかい新海誠監督ですが、実際のところはどうなんでしょう。

個人的には、新海誠監督が「ポスト宮崎駿」だとは思いません。あくまでも新海誠監督は新海誠監督であって、ジブリとはまた違った個性やオリジナリティを持っています。

ただ、共通点もあります。宮崎駿監督と新海誠監督の共通点は、「作品を常にアップデートしようとしているところ。最新作が最高傑作です。クリエイターとしてそれは当然でしょ?と思うかもですが、現実には「昔の○○のような作品を作りたい」という懐古主義的な人も少なくありません。

「昔のような作品を見たいなら、昔のやつを見てればいい。同じものを作って何の意味がある?」と話す宮崎駿監督と、常に新しい作品を世に送り出そうとしている新海誠監督は似ている部分があります。「ポスト宮崎駿」と言われるのも、分からなくはないなと。

ただ、子ども向けの作品が多かった宮崎駿と比べると、新海誠監督の映画はオトナ向けの作品が多いですね。これはその他のアニメにも言える事なので、もはや少子高齢化という時代の影響と言えるかもしれませんが。

で、その細田守監督ですが、

細田守作品の内容や対象年齢を考えると、どちらかといえば細田守監督の方が「ポスト宮崎駿」かなという気がします。ただ細田守監督も、「あくまで自分の面白い映画を作りたい」「宮崎駿的なものだったら、宮崎さんが作ればいい」という発言をされているわけで。

そう、重要なのはオリジナリティですね

宮崎駿監督の作品はもちろん素晴らしいですが、新海誠作品にも「新海誠監督にしか出せない魅力」があります。ぜひとも、作品の中でその魅力を感じ取ってみてください。

今すぐ新海誠作品を見たい方は、「U-NEXT」というサイトが一番おすすめですね。『ほしのこえ』がは2017年4月30日までの期間限定配信。2作目の『雲のむこう、約束の場所』は2017年4月30日まで。

さらに3作目『秒速5センチメートル』と5作目『言の葉の庭』も2017年4月30日までは「U-NEXT」にて視聴できます。4作目の『星を追う子ども』だけは2017年12月31日まで。できれば、ぼくのように一気に視聴してみてください。そのほうが新海誠作品の特徴や良さがよく分かるはずです。31日間の無料トライアルをうまく使ってくださいね!

24分間の短編SF作品。宇宙に出る少女と離れ離れになる少年の切ない恋愛がテーマのアニメ映画!

SF作品『ほしのこえ』の解説・感想

新海誠の作品、ほしのこえの画像

2039年、人類は火星のタルシス台地で異文明の遺跡「タルシス遺跡」を発見したが、NASAの調査隊は突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。この事実に人類は国連宇宙軍を組織し、遺跡の名前から「タルシアン」と呼称された異生命体の謎と脅威に対抗しようとしていた。

これぞ「新海誠作品の原点」という感じ。個人制作で、監督・脚本・演出・美術・作画・編集を、ほぼ新海誠さん一人で担当して作り上げた作品で、オリジナル版の『ほしのこえ』では、新海誠さんが声優として主人公ノボルの声も演じています。

ここまでの作品を一人で作れる才能がすごいです

で、この作品を見たぼくの感想と解説ですが、少しネタバレ要素を含むので、できれば先に『ほしのこえ』を視聴してみてください。今はU-NEXTで無料視聴ができるみたいです。

時代設定は、2046年の7月。火星を襲った宇宙生命体を追うため、ごく普通の少女(15歳)が宇宙へと旅立つっていうSF的なストーリーです。地球には少女を待っている少年(15歳)がいて、少年は彼女からの「携帯メール」を待ちます。

少女が宇宙の果てへと進むにつれ、少女の送ったメールが少年の元に届くまでの時間が「1年・・・2年・・・」と徐々に延びていく。しまいには「メールの送信完了までに8年かかる」という状況になってしまいます。

つまり少年は、8年間もメールを待ち続けないといけないわけです。考えられない・・・。

これはどういうことかというと、(実際には同い年なのに)、「15歳の少女と23歳の少年がメールでやりとりしている」という状況になるわけです。好きな人からのメールが8年に一回しか来ないって、どれだけ切ないのでしょう。面白い設定ですよね。新海誠ワールド全開で最高です。

『ほしのこえ』はSF要素が満載。太陽系の外の惑星や、ガンダムのような戦闘機も出てきて、SF好きの人に特におすすめの映画作品となってます。

24分という短い作品なので、時間を見つけてサクッと観れますね。新海誠が気になっている人は、まず『ほしのこえ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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新海誠初の長編映画作品!南北に分断された戦後の日本を描く青春ストーリー

『雲のむこう、約束の場所』の解説・感想

新海誠の映画作品「雲のむこう、約束の場所」の画像

日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別の戦後の世界が舞台。

1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。

新海誠監督、初の長編映画作品です。

前作『ほしのこえ』から一気にクオリティが上がっていますね。今作では、監督、原作、脚本を担当し、これまた、新海誠さん特有の「独特な世界観」を堪能できる作品になっています。

舞台は、戦後の日本。ユニオンという国に北海道が占領されて、南北に分割された日本で生きる少年少女の物語です。この設定がすでにワクワク。

経緯などはまったく違いますが、朝鮮が「北朝鮮」と「韓国」に分かれてしまった感じに似てるかもしれません。

ここからの話は少しネタバレ要素を含むので、できれば先に映画をご覧ください。今はU-NEXTで無料視聴ができるのでよかったらどうぞ!

で、映画『雲のむこう、約束の場所』では、蝦夷にそびえ立つ「1本のバカでかい塔」が描かれていて、実はこの塔は、その周辺を「平行宇宙(パラレルワールド)」へと変えてしまう装置なのです。

また沢渡佐由理というヒロインの少女が突然ふかい眠りに落ち、目覚めなくなってしまいます。この時、佐由理は長い夢を見ることになるんですが、その夢は例の塔と繋がっている、っていうなんとも複雑な設定です。

結局どういうことかというと、ヒロインが目を覚ましたら塔のパワーが制御できなくなり、世界が終わってしまうってこと。じゃあこの少女は一生寝てないといけないの?世界の犠牲になってしまうの?と、まさに、悲劇のヒロインです。

当然ながら主人公の少年は、「世界を救うか、ヒロインを助けるか」という2択を迫られるわけですが、ここが最大の見せ場。この結末はぜひとも映画内で見て欲しいですね。少年に感情移入して見ていくと、より楽しめるはずです!

あと美術に丹治匠さんという方が加わったせいか、一気に絵が綺麗になっています。

『雲のむこう、約束の場所』は、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』を抑え、「第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞」を受賞。新海誠が宮崎駿に勝った、と言える出来事です。

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「連続短編アニメーション」という手法が光る新海誠の大ヒット映画

 切なすぎる『秒速5センチメートル』の解説・感想

新海誠の作品、秒速5センチメートルの画像

小学校卒業と同時に離れ離れになった貴樹と明里。だが大雪の降る日、貴樹は明里に会いに行こうとし…(「桜花抄」)。そして、後の貴樹を別の人物の視点から描く「コスモナウト」、成長した彼らの魂の彷徨を切り取った表題作からなる3本の連作作品。

評価の分かれるアニメ作品だな、という印象です。

前作よりも風景の描写がさらに美しくなり、切なさレベルもアップ!ぐいぐいとストーリーに引き込まれていく感覚は、確かにあります。

それに個人的には、声優さんの演技が最高だと言わざるを得ません!とくに第1話「桜花抄」のヒロイン篠原 明里(しのはら あかり)を演じている声優近藤好美さんの声が、可愛すぎますね。

この辺は好みだと思いますが、第2話「コスモナウト」のヒロイン(主人公)の澄田 花苗(すみだ かなえ)は、その次に可愛かったです。声優は花村怜美さんですね。

で、問題の第3話「秒速5センチメートル」ですが、ここからは少し物語の核心に触れます。お時間のある方は、まず先にU-NEXTで映画をご覧ください。無料視聴ができるっぽいので、よかったら。

さて、肝心の『秒速5センチメートル』です。第1話の「純愛」、第2話の片思い、これらの伏線を見事に回収してくれるものだと期待していましたが、これがビックリ、完全に鬱展開が待ってました!

「このエンディング」を期待していた視聴者はどのくらい居るのか? ぼくは鑑賞後にいい気分になる予定だったのですが、予想外の展開で完全に目が覚めてしまいました。

ただ「人生の難しさ」を的確に表現しているとも言えるので、オトナが見るアニメ映画としてはこれが正解なのかもしれません。カッコよかった少年もいずれは普通のサラリーマンになり、過去の恋を忘れられず人生にも迷い、会社を辞める。こういう話には、かなり需要があるようです。

ぼくとしては、「迷ったその先の展開」を見てみたかった。主人公の遠野 貴樹(とおの たかき)が、じぶんの人生を見つめ直し、じぶんの幸せを見つける。長い年月が経ち、篠原 明里(しのはら あかり)と再会し、少し喋ったあと、またそれぞれの人生に戻っていく。

ありきたりといえばそうですが、ハッピーエンドが好きな人はこっちの展開が嬉しいはずです。

逆に言えば、『秒速5センチメートル』は、バットエンドが好きな人にはたまらない映画でしょう

秒速5センチメートルの意味(桜花抄とコスモナウトの意味も)

  1. 桜花抄
  2. コスモナウト
  3. 秒速5センチメートル

それぞれのストーリーの意味ですが、

桜花抄は、「桜の花についてのエピソード」
コスモナウトは、「ソ連の宇宙飛行士」
そして秒速5センチメートルは、「桜の花びらの舞い落ちるスピード」だそうです。

手で掴めそうで掴めない、そんな距離感をあわらしているロマンチックな表現ですねえ。さすが、新海誠さん。秒速5センチメートルで舞い散る桜の花びらすら掴めないのに、互いの心は時速5キロメールの速さで離れていく

桜の花びらは掴めずに、落ちてしまう運命なのですね。

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ファンタジーやアクションを織り交ぜた新海誠映画の新境地!

 ジブリっぽい?『星を追う子ども』の解説・感想

新海誠の作品、星を追う子どもの画像

ある日、少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。二人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、アガルタを探す教師モリサキが現れる。

ものすごいジブリ感。というのが最初の感想でした。この作品が「少女の冒険ファンタジー」というジャンルだからかな?

なぜ「ジブリっぽい」のか。

新海誠さんはこの作品で、『東映アニメーション』から『世界名作劇場』そして『ジブリ作品』へと受け継がれてきた「日本アニメの伝統的な表現」を取り入れたのです。

「デフォルメされたアニメキャラ」「少年少女の冒険譚(ぼうけんたん)」などが、ジブリっぽさの正体です。

また新海誠さんはこの作品に、独自のメッセージを込めました。そのメッセージは「死者との向き合い方」。

そう。『星を追う子ども』は、死んでしまった人に会いに行く作品なので、そこを踏まえて観てみてください。もし自分の家族が、恋人が、友達が死んでしまったら?そのとき自分は何を求めて動くのか。何にすがりたくなるのか。

大切な人の死は、そう簡単には割り切れない。割り切らないといけないわけではない。それを新海誠さんは言いたかったのでしょう。

というわけで『星を追う子ども』を見るにあたっては、「身近な死を意識して見る」というのが重要なポイントです。「感情移入できなかった」という声も多いようですが、何も考えずに観ているとそうなってしまいますから、要注意ですね。

一応、(無料登録のときに貰えるポイントで)この作品もU-NEXTで無料視聴ができます。ぜひ大人の方は、「死者との向き合い方」を意識しながら観てみてください。子どもは「わー怖いー」「かっこいいー」と純粋に観ていて楽しめると思いますけどね!

「新海誠っぽい風景描写」も楽しめますし、今回に限り「戦闘アクション」もあるので、過去の新海誠作品の中で最もクオリティが高いなと感じました。子猫のミミも、超可愛いですし。

「『星を追う子ども』はつまらない。駄作だ」と思った人にも、上記を踏まえ、ぜひもう一度観てほしい。ぼくはそう思いました。

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男子高校生と年上女性との恋。新海誠曰く「初の恋愛作品」

歳の差恋 『言の葉の庭』の解説・感想

新海誠の作品、言の葉の庭の画像

靴職人を目指す高校生タカオは、雨の日になると学校をサボり、日本庭園で靴のデザインを考えていた。そんなある日、いつものように訪れた庭園で謎めいた年上の女性ユキノと出会う。以後、何度も顔を合わせるうちに、ふたりは次第に心を通わせていくが…。

『言の葉の庭』は、46分間の中編作品なので、さくっと視聴できます。

今までの新海誠作品とは違い、直接心情に訴えてくる台詞やストーリー展開で、深く考えずに見て楽しめる作品ですね。

で、肝心の内容というのが「15歳少年と27歳女性の歳の差恋愛」です。年上カノジョ的な話が好きな人はたまらないでしょうね。とはいえ、プラトニックな純愛系なので、変な期待は禁物です。

なんといっても見所は、ヒロインの雪野 百香里(ゆきの ゆかり)を演じる声優の花澤香菜さんの演技!花澤さんの声がめちゃくちゃ可愛いので、これは見た方がいいです。ちなみに主人公の少年秋月 孝雄(あきづき たかお)は声優入野自由さんが演じています。入野さんは、『星を追う子ども』でシュンとシン役を演じていた方です。

『言の葉の庭』は、雨や水辺の風景描写がめちゃくちゃ良いですね。「ここまで綺麗にするなら実写でいいじゃん!」という声があるかもですが、これは「アニメ作品だからこそ追求できる美しさ、リアルさ」でしょう。癒されます。

というわけで、恋人や気になる異性と一緒に見るもよし、家で一人で見るもよし。新海誠監督作品のなかでも、感情移入のしやすい部類の作品だと思うので、どうぞお楽しみください。

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2016年公開の新海誠新作映画!

『君の名は。』の解説

新海誠最新映画、君の名はの画像

千年ぶりとなる彗星の来訪を一カ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉(みつは)は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーーい!!!」
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。

『言の葉の庭』の映像クオリティで、『秒速5センチメートル』のような青春モノを作ったーーそんな印象を受けました。

過去の新海誠作品と比べても、最も一般受けしそうなアニメ映画かなと思います。『秒速5センチメートル』ほど切なすぎない、というのもポイントです。

『君の名は。』は、声優陣も超豪華。

主人公の立花 瀧(たちばな たき)は俳優の神木隆之介さんで、ヒロインの姉は女優の長澤まさみさんです。神木隆之介さんといえば、『サマーウォーズ』の主人公の声ですね。神木さんの演技はかなり期待できそう。

追記:ネットで視聴できるようになりました→『君の名は。』

新海誠の真骨頂はCMにあり?その他のおすすめ映像作品

Z会CM『クロスロード』の解説・感想

新海誠監督とZ会(ゼット会)のコラボCM作品がこの『クロスロード』。

受験生への応援作品ですね。『君の名は。』に似た雰囲気もあって、新海誠さんの真骨頂という感じ。クロスロードの動画はYouTubeにありました。

クロスロードのあらすじは、「Z会で勉強する見知らぬ男女が、Z会の同じ教材を使って同じ大学を受けて、合格発表で出会う」というもの。新海誠さんっぽいw

主題歌の『クロスロード』もすばらしいですね〜。シンガーソングライターやなぎなぎさんが歌っています。この歌は、やなぎなぎさんがクロスロードの内容に合わせて、自ら作詞したものらしいです。超いい曲。

ちなみにこのクロスロードという曲は、アイルランド民謡『Londonderry Air』のカバー曲ですね。

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