神木隆之介くんの映画と得意ジャンルを分析してみた
神木隆之介くんは、めちゃくちゃ代表作が多い。それもそのはず、神木隆之介くんは2歳から芸能活動を開始してるので、なんと芸歴20年以上!超ベテランなわけですね。
おいお前、「くん」付けじゃなく「さん」付けしろよ!!
なんて言われかねませんよ・・・(誰に?)
さて神木隆之介くんが、映画で初主演したのが2005年の『妖怪大戦争』です。このとき「日本アカデミー新人俳優賞」も受賞しちゃってます。この時まだ12歳です。とんでもない早熟タイプですよ。
俳優としての得意ジャンル別は、
- 頼りない
- 地味
- 何か長所がある
って感じの、いわゆる「ヘタレキャラ」が多い(もちろんそうじゃないキャラもあります)
欠点はあるけど、長所もある。基本ダメダメだけど頭が良かったり行動力があったりするので、最後は活躍できる。っていう、「いかにも主人公向き」なキャラクターが得意なのです。
だから神木隆之介くんは主演作が多い。
そんなわけで、は映画やドラマ、アニメに引っ張りだこな神木隆之介くん。おすすめしたい作品もほんと多いです。多すぎて全部はさすがに無理ですが、神木隆之介くんの代表作を厳選してご紹介しましょう。
神木隆之介くん代表作・人気作品のジャンル別分析
映画では最近も『桐島、部活やめるってよ』が大ヒット
神木隆之介くんは映画で大活躍。
- 桐島、部活やめるってよ
- るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編
- 劇場版 SPEC〜天〜
- 妖怪大戦争
この4つの映画がとくに人気のようです。
12歳の頃に『妖怪大戦争』の主演に大抜擢され、アカデミー賞も受賞。19歳で『劇場版 SPEC〜天〜』と、『桐島、部活やめるってよ』が大ヒットし、21歳には『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』で人気キャラクター瀬田宗次郎役を熱演しました。
2017年に公開される「ヤングアニマル」人気コミック『3月のライオン』でも、神木隆之介くんは主人公で登場しますよ!プロ棋士役ですが主人公は17歳の設定なので、若返った神木隆之介くんが見れそうです。
アニメ声優では『サマーウォーズ』が大人気で、毎年夏にTV放送もされる
声優として、アニメ映画の声優にも定評がある神木隆之介くん。
いやー、サマーウォーズは最高です。まだ一度も見たこともない方は、はやく見た方がいい。絶対に楽しめますから。
名作ジブリ映画『千と千尋の神隠し』では、「坊(ぼう)」というへんな赤ん坊の役。『借りぐらしのアリエッティ』では、神木隆之介くん自身がモデルといわれている「翔(しょう)」という少年役でした。
で、2016年の新海誠監督アニメ映画『君の名は。』では、主人公の高校生役。こうやってみると、若い少年の声を演じることが多いみたいですね。(千と千尋の赤ん坊役はちょっと例外w)
ドラマでは櫻井翔と共演した『家族ゲーム』の神木隆之介くんが凄かった
初主演ドラマは『探偵学園Q』です。有名などころはこんな感じ?
- 家族ゲーム
- 学校のカイダン
- 探偵学園Q
ドラマはもう、50作品くらい出演してるので、厳選するのが大変でした。
『家族ゲーム』ですが、SNSやネットでも話題になるくらい流行ってましたね。嵐の櫻井翔くんに翻弄される神木隆之介くんが、すごく印象に残ってます。
『学校のカイダン』『探偵学園Q』もかなり面白かった。
神木隆之介くんの声が聴ける吹替版映画
忘れてはいけないのが、神木隆之介くんの「吹き替え」映画。
とくにアニメ映画の声優としての神木隆之介くんが好きな人、チェックしておきたいですね。
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ぼくが好きなのは『皇帝ペンギン』。神木隆之介くんは子供ペンギンドの声を担当しています。可愛いのでぜひ見てみてください。映画自体も、ドキドキハラハラ楽しめる作品です。
『キリクと魔女』もめちゃくちゃ面白い映画。アニメ作品なので、お子さんと一緒にみるのもおすすめです。
神木隆之介くん主演の人気実写映画3選
桐島、部活やめるってよ
あらすじ、です。
バレー部のキャプテンとして活躍し、成績も優秀な高校のスター的存在である桐島が、突然部活を退部して姿を消す。それまで何の疑問もなく学校生活を送ってきた彼の友人や恋人、バレー部員たちに衝撃が走るなか、彼とは無関係な映画部の面々にも余波が訪れ…。
神木隆之介くんは、映画部の生徒役。地味な頼りない雰囲気なんですが、こういうキャラはほんと似合ってますねー。
『桐島、部活やめるってよ』は、とにかく良くできた映画です。
「弱肉強食」という残酷な世界のなかで、一番強かったはずの「桐島」という男子が急にいなくなってしまう。周りの生徒たちは一気に動揺し、人間関係にも亀裂が入っていく。でも、神木隆之介くんは違う。「桐島が部活をやめた」というのは、どうでもよくて、そんなことより映画部の活動の方が大切なんです。
で、この映画のポイントは、「桐島、部活やめるってよ」と言われたときに、「動揺する側」と「そんなの関係ないじゃん側」に分かれるところ。要するに、「同調圧力とか他人への依存で生きてる人間」と、「熱中できる夢・やりたいことを持ってる人間」に分かれる。
ここでの神木隆之介くんは、前者の人間に対して、「もっと違う世界があるんだよ」と教えてあげられる存在なんですよね。
学校という狭い世界は、そのまま「今の現代世界」をあらわしてます。
あなたも、今まで知らなかった価値観や新しい世界を見つけられるかもしれません。あ、あと神木隆之介くんの可愛い演技が見れます。ぜひ見てほしい作品ですね。
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るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編
あらすじです。
今から約140年前――動乱の幕末。最強の暗殺者と恐れられ、<人斬り抜刀斎>と呼ばれた男がいた。あれから10年、いまだ乱れた世に現れた、ひとりの男。斬れない刀=逆刃刀で人を助ける、流浪人・緋村剣心。もう決して人は殺さない<不殺(ころさず)の誓い>を立てた抜刀斎だ
神木隆之介くんが演じるのは、「瀬田宗次郎」という大人気キャラクターです。主人公から見ると、敵側の人間ですね。
この瀬田宗次郎というのは、「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き弱ければ死ぬ」という思想のもとに生きているキャラクターで、心に傷を折ってしまい、ふつうの人と同じような感情がありません。
神木隆之介くんは、瀬田宗次郎のことを「ニコニコしているが、大きな哀しみを抱えている。一見すると無機質なキャラクターですけど、ちゃんとした”人間”なんです」と話しています。
複雑なキャラクターを、神木隆之介くんがとてもカッコよく演じているので、注目してみてください。
あと、緋村剣心(佐藤健)との戦闘シーンも見どころです。(ちなみに神木隆之介くんと佐藤健くんは、2015年の実写化映画『バクマン』でも「主人公コンビ」で出演してました)
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妖怪大戦争
あらすじは、こちら。
主人公、稲生タダシはひ弱な都会っ子。両親の離婚に伴って母方に引き取られ、母の故郷・鳥取で、ボケの始まった祖父と3人で暮らしている。しかし、田舎暮らしになじめず、学校では都会育ちゆえに悪ガキたちにいじめられる、うんざりな毎日を送っていた。そんなタダシが夏祭りの夜、この世が危機に陥った時に人々を救うという「麒麟送子」に選ばれる。
主人公の、稲生タダシを演じるのが神木隆之介くんです。この時、まだ12歳。いきなり、日本アカデミー賞の「新人俳優賞」をとっちゃってます。
『妖怪大戦争』は、1968年の映画『妖怪大戦争』のリメイク作品なわけですが、日本に伝わる数多くの妖怪が出てきて、ぼんやり見ていてもそれなりに楽しめる作品になっています。
ただし、上の画像のような、可愛らしい神木隆之介くんが一番の見どころかもしれません。
キャストもそれなりに豪華で、阿部サダヲさん、雨上がり決死隊の宮迫博之・蛍原徹さん、ナインティナインの岡村隆史さんなどが出ています。あと、伝説のミュージシャン忌野清志郎さんも「ぬらりひょん」役で出てきますね。
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神木隆之介くん声優!人気アニメ映画3選
サマーウォーズ
あらすじ。
2010年7月30日、世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。ユーザーはパソコン、携帯電話、テレビなどから自分のアバターを使い、ショッピングやゲームだけでなく、現実の納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる。OZの管理権限や個人情報などは、世界一安全と言われるセキュリティによって守られていた。
ぼくは元々アニメ映画を見ない人間でした。あまり面白さが分からなくて。
でも『サマーウォーズ』を見た瞬間、あまりの面白さに衝撃を受け、それから少しずつアニメ映画も見るようになったのです。これはめちゃくちゃ面白い。「こんな面白い作品を見てなかったなんて、人生損していたな」と思ったくらいです。
で、『サマーウォーズ』といえば、神木隆之介くんですよね。主人公役をの声優を担当してるんですが、とんでもなくハマり役です。
なんというか、声が「いつもは頼りなくてナヨナヨしてるけど、いざという時だけビシッとできる」みたいな感じが『サマーウォーズ』のストーリーと見事にマッチしているんですね。
世界観もたまりません。Twitter、FacebookのようなSNSが発達し、現実の生活に「完全にリンク」しているという感じです。神木隆之介くんの代表作No.1といえば、『サマーウォーズ』じゃないでしょうかね。そう思えるくらい、最高の映画です。
頑張って探してみたんですがネット上でサマーウォーズは観れないないっぽいので、DVDを入手するしかありません。なので観たい方はこれがおすすめ→サマーウォーズをAmazonで購入する
千と千尋の神隠し
あらすじ。
10歳の少女 千尋は、両親と共に引越し先へと向う途中、森の中の奇妙なトンネルの先に広がる無人の街に迷い込む。しかし、そこは怪物のような姿の八百万の神々が住む、人間が来てはいけない世界だった。食べ物屋で無断で食事をした千尋の両親は豚にされてしまい、帰り道を失った彼女自身も消えそうになるが、千尋はこの世界に住む少年ハクに助けられる。
画像の真ん中にいる、赤い服に「坊」と書かれた服をきている太っちょの赤ん坊。その声を演じているのが、神木隆之介くん。キャラの名前も、おなじく「坊(ぼう)」です。
注目すべきは、神木隆之介くんの声!
8歳くらいの声変わりしていないめちゃくちゃ可愛い声を聴くことができます。なんという透き通った綺麗な声。今とぜんぜん違います!(今はいわゆる「イケボ(イケメンボイス)」ですからね)
たぶん、坊が神木隆之介くんと知らずに『千と千尋の神隠し』を見ていた人がほとんどなんじゃないですかね。いまだに気づいてない人も多そう。
ってことで、一度見たことがある方も、神木隆之介くんの声に注目してもう一度見てみてくださいね。
ちなみに『千と千尋の神隠し』は、日本映画の歴代興行収入ランキングでも(2016年時点で)ダントツの1位です。2位の『ハウルの動く城』よりも100億円近く差をつけて首位に君臨していますね。
ジブリの昔の名作と違って、「ストーリーの一貫性を放棄」して作られた作品なので、分かりやすい起承転結ストーリーを期待していると楽しめないと思うので、要注意。
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借りぐらしのアリエッティ
あらすじ。
14歳の小人の少女・アリエッティは両親と3人、人間に見られてはいけないという掟の下、郊外にある古い屋敷の床下で人間の生活品を「借り」ながら密かに慎ましく暮らしていた。
彼女が初めての「借り」を夜に控えたある日、人間の少年・翔が療養のため静かなこの屋敷へやってきた。その夜の借りで翔に見つかり、戦利品の角砂糖も逃げる時にうっかり取り落としてしまう。一度翔の出方をみることにした父と彼女だったが、翔は小人との接触を試みるようになる。
要するに、小人が居る世界のお話で、神木隆之介くんはその小人を見つけてしまう人間「翔(しょう)」の役です。
当時17歳なので、声変わりも終わって、超イケメンボイスの神木隆之介の声が聴けます。イケボ好きの女性は、ぜったい聴いたほうがいいでしょう。
この翔という人間は、最初から神木隆之介くんをモデルとして作り上げられたキャラクターらしく、制作側も「作画ルームにも神木隆之介さんのポスターを貼ったり動画をみたりして、動きや表情を研究をした」とまで言っています。
『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督も、「神木隆之介くんの声が、イメージ通りに翔に当てはまった」とおっしゃてますね。
『借りぐらしのアリエッティ』は、アリエッティ(志田未来)という小人と翔(神木隆之介)の成長ストーリー。おすすめです→借りぐらしのアリエッティをAmazonで見てみる