アン・ハサウェイ主演映画に「ハズレ」なし。美人で演技も良いし最高!・・・えっ、嫌われてる?
昨日は『ワン・デイ 23年のラブストーリー』を見ました。ちょっと切なすぎた気がしますが、良い映画でした。そんな感じで、いつものようにU-NEXTで映画を見てたんですよ。「アン・ハサウェイ主演の映画って、みんな面白いな〜」なんて思いながら。
そしたら、こんな情報が偶然目に飛び込んできました。
アン・ハサウェイは、アメリカではかなり嫌われている。
・・・・・・えっ!!?
いやいや。こんなに美人で、演技も素敵なアン・ハサウェイが嫌われてる!? んなバカな。
知らない人もいるかもしれませんが、アン・ハサウェイってめちゃくちゃ代表作が多い女優なんですよ。少なく見積もったとしても、
- プラダを着た悪魔
- ダークナイト ライジング
- レ・ミゼラブル
- プリティ・プリンセス
- ラブ & ドラッグ
- マイ・インターン
- レイチェルの結婚
- アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
こんなにある。当然「美人だし、相当人気あるんだろうな〜」って思ってたので、アン・ハサウェイが嫌われているっていう話は、衝撃的すぎる。
で、問題は「嫌われている」その理由ですよね。もしかしたら、性格が実は悪いのかもしれないし、ただの人気者に対する「僻み」かもしれない。
ってことで、ちょっと調べてみました。
アンハサウェイが嫌われている(らしい)理由5つ
アン・ハサウェイの顔が嫌い
待って。
アン・ハサウェイは、顔が可愛いんでしょう!
「口が大きいから嫌」とか「たれ目が嫌」とか、美的感覚はどうなってるんでしょうね。むしろそこがアン・ハサウェイのチャームポイントだと思うんですけどね。
ハリウッド女優はもちろん綺麗な人が多いですが、その中でもアン・ハサウェイは頭一つ抜けて、美人で顔が整っていると思ってる人は多いと思うし、ぼくもそう思います。だからこそ、人気映画にバンバン出られるのです。
そのアン・ハサウェイの顔を、一般人が「嫌い」と言うのは、どうしたものか。これは、味が最高に美味しい料理を「マズい」って言ってるようなもので、どう考えても「僻み」や「妬み」なんじゃないですかね。
演技や役作りがわざとらしいのが嫌
どうやら、アン・ハサウェイの「わざとらしさ」が嫌だ。癇に障(さわ)のだ。という声があるようです。
たとえば、演技。「アン・ハサウェイの演技はわざとらしくて嫌だ」という意見は、まぁ分かります。ぼくはアン・ハサウェイの演技が大好きですが、好みもそれぞれだし、いろんな意見があっていい。
ただ、「役作りがわざとらしい」っていう意見は、どうもおかしい。
たとえばアン・ハサウェイは、『レ・ミゼラブル』という映画で、不幸な目にあうファンティーヌという役を演じるため、10キロも減量し、自慢の長い髪をバッサリ切り落としたのです。
アンチに言わせると、それも「わざとらしい役作りだ!」「どうせ受賞狙いの行為だろう」ってことらしい。「無理やり役のキャラクターに似せやがって!」みたいな。
いやいや、「役作り」ってそういう仕事ですから。
このバッシングも、無理やり叩いている気がしてしまいますね。それともぼくが知らないだけで、もしかしたら「わざとらしい役作り」と「わざとらしくない役作り」っていう概念が存在しているのかもしれません。それで「アン・ハサウェイはわざとらしい役作りをしている!腹黒い!」と思っている。
まぁこういう人は、帰りにスーパーマーケットで「辛くないトウガラシ」を買って帰宅すればいいと思いますけどね。「わざとらしくないモノ」が好きみたいですから。
アンハサウェイは、この映画で演技が評価され、アカデミー助演女優賞を受賞しました。
アン・ハサウェイはプロの女優として、できる限りの役作りをし、役のイメージを作り上げた。それは褒められることのように思いますね。受賞狙いだとしても良いじゃないですか。それも仕事のうちです。
司会やスピーチもわざとらしくて台本丸出しなの嫌
この動画は、アン・ハサウェイが批判の的となった司会時の映像。あいかわらず、可愛いです。
なんとこのアン・ハサウェイに、「台本どおり」とか「演技っぽい」みたいな批判の声が凄かったらしいんですが、そんなに酷いですか?
「身振り手振りが大げさだ」と言われれば確かにそうですが、アメリカ人って基本大げさじゃないですか。『アメリカン・アイドル』とか。
しかも司会業を本職とする人が「台本どおり」だったら、(百歩譲って)叩く理由も分からないでもないですが、アンハサウェイは女優ですからね。演技をする人です。
女優が慣れない司会業をやったときに台本っぽくなかったら、(すごい才能だとは思いますが)あんまり可愛げはないですよね。それより、台本を頑張って覚えた感のあるアン・ハサウェイの司会は、親しみ深いというか、親近感があります。
「あぁ、大女優も頑張ってるんだなぁ」と。
それともアメリカでは、アドリブが出来ない人は司会をしちゃいけないっていうルールがあるんでしょうか。アメリカこわいなー。
失言の内容が嫌
失言をしてしまった経験が、アン・ハサウェイにはあるようです。
たとえば、『バットマン・ビギンズ』などに出演した人気女優ケイティ・ホームズのことを悪く言ったとか言わないとか。
それもあって、アメリカの有名なゴシップ誌「The National Enquirer」では、「アン・ハサウェイとケイティ・ホームズは犬猿の仲」と記事にしてるらしいです。
ただ、日本にもありますよね。
ちょっとした発言を切りとり、誤解を招く見出しや記事にすり替えてアクセスや部数を稼いでいるネットニュースや週刊誌。
確かに人を傷つける発言はダメです。でも、何でもかんでもバッシングに繋げようとする人たち、人のあら探しや捏造でお金儲けをしようとしている人たちの行為はどうでしょうか。
人を叩く前に、じぶんが誇張された情報に踊らされていないか、じぶんが人を傷つけていないか、よく考えるべきですね。
アン・ハサウェイはバッシングに傷つき、かなり落ち込んだそうです。「有名人は傷つけてもいい」なんていう理屈は通りません。
KY(空気が読めない)のが嫌
『ダークナイト・ライジング』の会見で、「撮影が終わってどんな気分ですか?」と聞かれたアン・ハサウェイは、「お別れは寂しい」と言って泣いてしまった。
嫌われている理由の1つらしいです。
・・・こんなことでも叩かれるの?という印象ですね。
もはや何をしても、何を言ってもバッシングを受ける状態。要するに、なんとなくアン・ハサウェイは気に食わないから、雰囲気で叩いておけ!っていう感じなんでしょう。
アン・ハサウェイへのバッシングは、「ぶりっ子っぽく見えるから嫌いだなぁ」っていうレベルの人が、集団でいじめてるような感じですかね。
有名人、みんなで叩けば怖くない。
みたいな感覚は今の日本人も持っているみたいですが、かっこ悪いので辞めるべきですね。
アンハサウェイが嫌われている理由は「妬み・僻み」である
つまり、アンハサウェイが嫌われている理由は、こんな感じ。
- 顔が嫌い
- 演技や役作りがわざとらしい
- 視界やスピーチもわざとらしくて台本丸出し
- 失言の内容が嫌
- KY(空気が読めない)のが嫌
あえてはっきりと断言しておきますが、このバッシングの正体は、「僻み」や「妬み」です。日本でもよく見る光景ですが、この手の批判は、人間の根本にあるネガティブな感情が元にあります。
人に不快感を与えたアン・ハサウェイにも、どこか非があるかもしれません。しかし、自分が成功できないことから生まれる「僻み」や「妬み」をバッシングに転換する行為に、1ミリの正義もありません。
ハリウッドでは、若くして成功した女優が叩かれる。という風習があるみたいですが、
「周りが叩いているから叩く」っていう行為が、いじめや差別に繋がっているのです。「社会的証明の原理」は恐ろしい。
中には、作品も見ずに批判やバッシングをする人もいるのでしょうが、そうではなく、まず自分の目で作品を見て、自分の頭で判断すべきです。
『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』、『ダークナイト・ライジング』など、代表作はたくさんありますから。アン・ハサウェイの映画を一つずつ見ていってほしいですね。
アン・ハサウェイの代表作や主演映画を見たい人へ
アン・ハサウェイ主演の映画は、ほんとうに良い作品が多い。まだ見たことのない映画があれば、たぶん見た方がいいですよ。
24歳のアン・ハサウェイ!『プラダを着た悪魔』
アン・ハサウェイといえば、『プラダを着た悪魔』。比較的初期の大ヒット映画ですね。
あらすじは、
ジャーナリスト志望のアンドレアが就職したのは、一流ファッション誌の編集部。業界の誰もが恐れる編集長ミランダの無理難題をこなしながら、自身もファッショナブルに変身していく。しかし仕事を頑張れば頑張るほど、彼氏や仲間との関係が崩れていき…。
おしゃれに興味がなかった新入社員役のアン・ハサウェイが、どんどん綺麗になって仕事もできるようになって大活躍していく、っていう内容です。
現実のファッション雑誌『VOGUE』がモデルになっているそうですが、注目は、鬼編集長役のメリル・ストリープの演技。一見めちゃくちゃ理不尽で、最悪の上司なのに、この鬼編集長のことがだんだんと好きになってきます。
もちろんアン・ハサウェイも素敵で、演技も良いし、言うことなし。サラリーマンとして頑張る女性も、おしゃれがしたい女性も、『プラダを着た悪魔』は絶対に見た方がいいです。アン・ハサウェイ入門に最適の映画ですね。ぼくはU-NEXTで見ました。
アン・ハサウェイ最新作『マイ・インターン』
『プラダを着た悪魔』を見た流れのまま、『マイ・インターン』を見た方がいいですね。
なぜなら、『プラダを着た悪魔』のちょっとした続編か?っていうような設定だからです。舞台も、同じようなファッション系の会社。『プラダを着た悪魔』にて上司にこき使われる側だったアン・ハサウェイが、今度はでは部下に指示する側になっています。
あらすじですが、
舞台はニューヨーク。華やかなファッション業界に身を置き、プライベートも充実しているジュールス。そんな彼女の部下としてシニアインターンのベンが雇われる。最初はベンに何かとイラつくジュールスだが、やがて彼の的確な助言を頼りにするようになる。
こんな感じ。
『プラダを着た悪魔』同様に、『マイ・インターン』もアン・ハサウェイの「成長物語」ですからきっと気に入るはずです。主役のロバート・デ・ニーロがダンディ過ぎて、こちらも好きになってしまうと思います。
切なすぎる恋愛映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』
あらすじですが、
真面目でしっかり者のエマと、自由奔放な恋多き男のデクスター。7月15日、大学の卒業式で初めて会話を交わした2人は、魅かれ合うものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選んだ。以来、2人は親友として毎年“7月15日”を過ごすようになるが…。
要するに、23年間友達として過ごした男女の物語です。ストーリーの見せ方も斬新で、各年の「7月15日」だけを切り取って、23年分繋げていく、という構成。
23年間のうち「重要なシーン」だけ見せてくれてる感じで、テンポが非常に良いです。
比較的人生経験の浅い人は、「この結末は許せない!」というレビューをつける傾向がある映画のようです。とにかく切なすぎるので、そういう映画が好きな人は必見でしょう。
いろんな髪型のアン・ハサウェイが見れるという意味では、この映画がNO.1だと思います。ぼくは、U-NEXTで見ました。無料見放題の作品だったので、無料トライアルに登録したら誰でもすぐに視聴できます。
名作『レ・ミゼラブル』
あらすじは、こう。ちょっと長いですが。
格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀フランス。ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間投獄された。
仮釈放されたものの生活に行き詰まった彼は、再び盗みを働くが、その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、市長の地位に上り詰める。
そんなバルジャンを執拗に追いかける警官のジャベール。そして、不思議な運命の糸で結ばれた薄幸な女性ファンテーヌ。彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
そんな中、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発し、誰もが激動の波に呑まれていく・・・。
フランスの文学大河作品が原作の、ミュージカル映画ですね。
このあらすじに出てくる「薄幸な女性ファンテーヌ」を演じるために、アン・ハサウェイは10キロの減量に加えて、地毛を切ってピクシーカットにしちゃいました。
「わざとらしい」「やりすぎだ」と一部でバッシングされたこの役作りですが、『レ・ミゼラブル』はそんな批判などどうでもよくなるくらい、良い映画です。アンハサウェイも「ファンティーヌ役を演じられた事がとても信じられない」と語っていますし。
この映画で、アン・ハサウェイは「アカデミー助演女優賞」も受賞しています。良い映画ですよ。ぼくはHuluで見ましたが、スマホでPCでサクッと見たい方はどうぞ。
バットマン映画『ダークナイト・ライジング』
DCコミック原作『バッドマン』シリーズで、新三部作のなかの第3作目にあたる作品です。
一応あらすじですが、
ゴッサム・シティが平和を取り戻して8年。身も心も傷ついたブルース・ウェインは、自宅で隠遁生活を送っていた。だがそこへ、謎のテロリスト、ベインが出現。街を恐怖と混乱に陥れるベインを前に、ブルースは再びバットマンとして戦うことを決意するが…。
この映画では、スタイル抜群でセクシーな「キャットウーマン」というヒーローをアン・ハサウェイが好演しています。
アン・ハサウェイもかなり肉体改造をしてこの映画に挑んだらしく、めちゃかっこいい。興行収入的にも、アン・ハサウェイ主演のスピンオフ映画が作られてもおかしくない感じの大ヒットを記録してます。
紹介している作品は、2016年8月時点の情報なので、現在は配信終了している場合もありま
す。詳細はHulu、U-NEXTの公式HPにてご確認ください。