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【ローガン】ウルヴァリン映画の順番(時系列)とX-MENとの関係、あらすじを大解説!

ウルヴァリン映画ローガンの登場人物と画像(X-MENのスピンオフ映画)

映画ウルヴァリンの最新作『ローガン』が、2017年6月に公開されました!

なので今回はウルヴァリン映画のややこしい「時系列」やくわしい「あらすじ」を順番に解説していきますね!

映画『ウルヴァリン』の時系列はこちら!

ウルヴァリン映画の一覧(X-MENのスピンオフ映画)

ウルヴァリンの映画は全部で3作品です。時系列はこちら。

  1. 『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』 (2009年)
  2. 『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)
  3. 『ローガン』(2017年公開予定)

ストーリーの時系列はこの公開年度順に進みます。

この順番どおり見れば大丈夫ですね。

でもウルヴァリン映画は「X-MENのスピンオフ映画」です。

よりウルヴァリンの歴史を理解しながら見るために、X-MENを絡めたウルヴァリンの時系列もまとめてみましょう!

X-MENを絡めた『ウルヴァリン映画』の時系列

  1. 『X-メン』(2000年)
  2. 『X-MEN2』(2003年)
  3. 『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)
  4. 『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)
  5. 『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)
  6. 『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)
  7. 『X-MEN: フューチャー&パスト』 (2014年)
  8. 『X-MEN: アポカリプス』 (2016年)
  9. 『ローガン』(2017年公開予定)

ウルヴァリン映画は、映画「X-MEN」シリーズの間にウルヴァリン映画が公開されてきことが、この時系列を見ると分かりますね。

「X-MEN」のストーリーを補完する映画がウルヴァリン映画なので、出来れば先にX-MENの映画を観てほしいです。

関連記事X-MEN映画を観る順番。全10作品を時系列と公開順でまとめ!【公開予定作品も随時更新】

「X-MENを観る時間がない」という人は、まずは一度ウルヴァリンの映画を観てみてください!

今はウルヴァリン映画が、U-NEXTという動画サイトで限定配信されてます。

1作目『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』も2作目『ウルヴァリン: SAMURAI』も期間限定で配信されています。

「無料体験キャンペーン(31日間)」もあるのでぜひ一気に視聴してみてください!

3作目『ローガン』もいずれ配信されるはずです!

下記のリンクから視聴できます。

>『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(視聴期限は【2017年12月15日】)

>『ウルヴァリン: SAMURAI』(視聴期限は【2018年8月7日】)

※「初回登録」の人は無料です。
※配信期限は変更になる場合があります。

第1作目『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』は、ウルヴァリンが主人公をつとめたX-MENの初代三部作映画『X-MEN 1〜3』で謎だったウルヴァリンの過去の謎を紐解くストーリーになっています。一部『X-MEN』のネタバレを含む内容にもなっているので、X-MEN映画を見る予定がある人は、先にそちらの本編を見た方がいいでしょう。

第2作目『ウルヴァリン: SAMURAI』は、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』で愛する人を失って以降、永遠の命を持て余して生きることに疲弊してしまったウルヴァリンの苦悩が描かれています。見どころは、はじめて再生能力を失って弱体化したウルヴァリンの戦いのシーン。時系列的にはX-MENの初代三部作の最終章『X-MEN: ファイナル ディシジョン』の後のストーリーになります。

第3作目『ローガン』は、これまでのどのX-MEN映画ともウルヴァリン映画とも違い、年老いたウルヴァリンを描いた映画になっています。ウルヴァリンの遺伝子から作られたクローンの女の子が出てきたり、シリーズで一番面白い映画になっている気がしますね。

くり返しになりますが、『X-MEN映画』と『ウルヴァリン映画』を合わせて見たい人は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

ウルヴァリンを含むスピンオフ作品もまとめて、X-MENシリーズ全作品の「時系列」をまとめています。

関連記事X-MEN映画を観る順番。全10作品を時系列と公開順でまとめ!【公開予定作品も随時更新】

ウルヴァリン映画『三部作』シリーズの時系列とあらすじ一覧

『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』 (2009年)

X-MENスピンオフ映画ウルヴァリンの登場人物と画像

映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』のあらすじ

1845年、のちに“ウルヴァリン”となる少年ジェームズ・ハウレットは父親が殺されるのを目撃してしまう。その瞬間、ジェームズはミュータントとしての能力を覚醒させ、父親殺しのその男を刺し殺した。しかしその殺した男こそ、実の父トーマス・ローガンだったという事実を知らされる。それ以降、ジェームズは兄のビクター・クリードと共に150年間以上の戦争に身を投じながら生き延びていく。やがて、軍人のウィリアム・ストライカーに勧誘され、2人はミュータント特殊部隊「チームX」の加入する。しかしウィリアム・ストライカーは、密かに超人兵器「ウェポンX」を作り出す計画をしていて…。

映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』の上映時間は107分。見どころは、X-MEN映画でずっと謎とされていたウルヴァリンの謎が判明するシーン。「ウルヴァリンが記憶喪失の理由」「ウルヴァリンの体にアダマンチウムが入っている理由」などはこの映画を見ないと分かりません。

さらに、ミュータントと敵対する人間側の勢力のボスであるウィリアム・ストライカーの過去も判明。X-MEN映画に何度も登場するウィリアム・ストライカーとの確執が丁寧に描かれてます。のちに“デッドプール”となるウェイド・ウィルソンという男も登場。2016年の映画『デッドプール』ではなかったことにされていますが、デッドプールではなく、より強い『ウェポンXI(イレブン)』に進化したウェイド・ウィルソンの戦いを見ることができます。あと単独スピンオフ映画『ガンビット』(2017年公開予定)の主人公レミー・ルボーもがっつり登場してます。

ストーリーの時系列では、この映画のあと『X-メン』(2000年)に繋がますね。そのため、最後にプロフェッサーXやストーム、サイクロップスも出てくるのでお見逃しなく。

『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)

X-MENスピンオフ映画ウルヴァリン2の登場人物と画像

映画『ウルヴァリン: SAMURAI』のあらすじ

ローガンは『X-MEN: ファイナル ディシジョン』の最終決戦にて、愛していたジーン・グレイを殺してしまった虚無感に悩まされ、カナダの山奥で独り暮らしていた。そんなとき、ユキオ(雪緒)という謎の日本人があわられ、日本に招待されるローガン。連れて行かれたのは、第二次世界大戦中にかつてローガンが助けたヤシダという老人の家だった。ヤシダはローガンの不老不死の能力を求めていたが、間もなく死亡。彼の葬儀に出席したローガンはなぜかヤクザから命を狙われるヤシダの孫娘マリコを守り、東京から長崎へ逃避行。マリコを愛してしまったローガンは彼女を守るために戦おうとするが、ヤシダの手下Dr.グリーンによってヒーリングファクター(再生能力)を奪われてしまい…。

映画『ウルヴァリン: SAMURAI』の上映時間は126分。時系列的には、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)と『X-MEN: フューチャー&パスト』(2023年)の間に位置するストーリーとなっています。

「絶望して無気力になってしまったウルヴァリンがどうやって立ち直ったのか」が丁寧に描かれていますが、まさにスピンオフ映画という感じで、特にX-MENの本編ストーリーにはあまり関係がない物語です。最後の最後でプロフェッサーXとマグニートーが出るくらいかな?

日本的なアイテムが詰めこまれた映画なので、日本刀や手裏剣、弓などを使う忍者、ヤクザ、東京、長崎、新幹線など、日本人になじみ深いモノや場所が「これでもか!」というくらい出てきます。電車の上でのウルヴァリンのバトルシーンは一番の見どころかなと思いますね!

『ローガン』(2017年)

映画『ローガン』のあらすじ

ミュータント同士の戦いから何年もの年月が経過した時代。再生能力「ヒーリングファクター」が失いつつあるローガンは老化しはじめていた。そんなとき、プロフェッサーXは謎の勢力に命を狙われていた1人の少女ローラを助ける。そのローラという女の子はウルヴァリン(ローガン)になぜかよく似ていて…。

映画『ローガン』の公開予定日は2017年3月2日(日本では6月ごろの予定)。不死身で老化しないはずのウルヴァリンが「年老いている」という衝撃の展開となってます。

この『ローガン』という映画で、X-MENシリーズ全てのウルヴァリン役を演じてきたヒュー・ジャックマンは役を降板することが決定しています。ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリンを見れるのは「この映画が最後」ということになりそうです。

ウルヴァリンの他には、プロフェッサーXが登場。ウルヴァリンによく似た少女ローラは、ウルヴァリンの「クローン人間」だという噂もあります。西部劇的な映画になるとか。ウルヴァリン映画三部作の最終章『ローガン』、今から楽しみですね!

ウルヴァリンの能力など、知っておきたい基礎知識3つ

ウルヴァリンの能力

X-MENスピンオフ映画ウルヴァリンの主人公の画像

ウルヴァリンの能力はこんな感じ!

  • ヒーリングファクター:不死身の回復能力
  • ボーンクロー:出し入れできる鋭利な爪
  • アダマンチウムの骨格:最強の金属の骨格

ウルヴァリンが強いのは、どんな傷もすぐに治ってしまうこの「ヒーリングファクター」という能力のおかげ。ふつうの人間と同じく“痛み”は感じるので、攻撃を受けると辛そうですが基本的に『不死身』です。

ボーンクローという能力もあり、ウルヴァリンは拳(こぶし)から自由に“鋭い爪”を出すことができます。ただ、拳(こぶし)の皮膚を突き破って爪が出てくるとき“痛み”が伴うようで、かなり辛そう……。

そして3つ目の「アダマンチウムの骨格」だけは、ウルヴァリンが生まれた時から持っていた能力でもなく、自然と発現した能力でもありません。ここは『X-MEN』の初代三部作で「謎」とされていた部分です。なぜウルヴァリンがアダマンチウムの骨格を手に入れたのかは、第1作目『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)で明らかになってます。

関連記事X-MENシリーズ最強能力は誰?登場人物の強さを格付け検証【ヒーロー&ヴィラン】

X-MENの世界観と設定

X-MENシリーズ1作目X-MENのキャストと画像

X-MENの世界では、ふつうの人間とは違う「ミュータント」という存在がいます。ミュータントは個々に特殊な能力を持っていて、分かりやすくいうと『超能力者』という感じ。

関連記事X-MENシリーズ最強能力は誰?登場人物の強さを格付け検証【ヒーロー&ヴィラン】

X-MENというのは、その突然変異が起きたミュータント達の集団です。プロフェッサーXが設立し、多くのミュータントが人間にバレないそうに存在を隠しながら生活しています。

しかし自分たちを「人間の進化系」だと考える悪いミュータント達もいます。それがマグニートーを始めとするヴィラン側のミュータント。人間を滅ぼそうとするミュータントと、人間との共存を目指そうとするミュータントとの戦いが、X-MENのメインストーリーなのです。

そしてそのミュータントの1人がウルヴァリン。ただしウルヴァリン自身は、なぜ記憶喪失になっていてなぜ自分がミュータントなのか、なぜ特殊能力があるのか、自分でもよく分かっていませんでした。詳しいストーリーはこちら(↓)の記事で時系列をチェックしてみてください。

関連記事X-MEN映画を観る順番。全10作品を時系列と公開順でまとめ!【公開予定作品も随時更新】

ウルヴァリンと他ミュータントとの関係

X-MENシリーズの登場人物ミュータントの画像

ウルヴァリンは実は1800年代生まれのミュータント。不死身で年をあまり取らないので若く見えますが、本当はかなりの高齢者といえますね。

プロフェッサーXに見出されて以降、ウルヴァリンは多くの年下ミュータントと交流をします。サイクロップスとはライバル関係。ローグという少女とは仲良くなり、ジーン・グレイには恋愛感情も抱きました。原作のマーベルコミックにおいても、長く生きているということもあって、恋愛が多いミュータントの1人です。

その証拠に第一作目『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)では、シルバーフォックス(ケイラ)と恋愛をし、第二作目『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)ではマリコ・ヤシダに恋をしていました。

ウルヴァリンの兄もミュータントで、セイバートゥースと言うんですが、ほぼほぼウルヴァリンと同じ能力をもっている奴です。アダマンチウムの骨格はないですけどね。詳しくは第一作目『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』にて。

ウルヴァリンの映画には、X-MEN映画と同じように「ミュータント」がたくさん出ます。第三作目『ローガン』はどんなミュータントが出てくるのか、今から楽しみですね!

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