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ハリーポッターを見てない人でも『ファンタスティック・ビースト』は楽しめる?
『ファンタスティック・ビースト』はハリーポッターの原作者が作った新しいハリポタの物語で、J・K・ローリング自身が脚本を手掛ける初めての映画です。ファンタスティック・ビーストは「ハリーポッターの第1作目」の70年前の米国が舞台。ハリーポッターがまだ生まれていない頃の物語ということですね。
要するに『ファンタスティック・ビースト』はハリーポッターシリーズの過去編です。
実はファンタビの原作である『幻の動物とその生息地』は「ハリポタの副読本」として2001年に発売。つまりファンタビの原作は小説のハリポタ第4巻(2000年)と第5巻(2003年)の間から売っていたのです。
『幻の動物とその生息地』とは?
『幻の動物とその生息地』はハリポタ界に住む魔法生物の知識、約80種の魔法生物の生態と危険度を示した書物。ホグワーツ魔法魔術学校で「ハリーが実際に使っていた教科書」という設定で、なんとハリーポッターが実際に書いたとされる「落書き」も再現されています。
そんな『幻の動物とその生息地』を元にして作られた新しい映画シリーズが『ファンタスティック・ビースト』です。
『ファンタスティック・ビースト』はスピンオフ映画で『ハリー・ポッター』とは別物語。なのでハリーポッターの映画を見ていなかった人でも『ファンタスティック・ビースト』は楽しめます。
基本的には、次の3点だけ覚えておけばOKでしょう。
- ファンタビの世界には「魔法使い&魔女」と「ノー・マジ(人間)」という2種類の人が存在している。
- 「ノー・マジ」は基本的に「魔法使い&魔女」の存在を知らない(気づいていない)。
- でもどこかに『魔法』の存在に気づいている「ノー・マジ」がいるらしい。
でも、ハリーポッターの知識があれば、映画『ファンタスティック・ビースト』はもっと楽しめます!
なのでハリーポッターもこの機会にできれば観ておきたいですね!
関連記事:ハリーポッター映画シリーズ全13作品の各あらすじと最新の時系列を解説する(公開予定作品も含む)
ついに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』もデジタル配信開始が始まりました。視聴可能です!
下記のリンクから視聴できます。
>『ハリー・ポッターと賢者の石』(視聴期限は【2018年6月15日】)
>『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(視聴期限は【2018年6月15日】)
>『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(視聴期限は【2018年6月15日】)
>『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(視聴期限は【2018年6月15日】)
>『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(視聴期限は【2018年6月15日】)
>『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(視聴期限は【2018年6月15日】)
>『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(視聴期限は【2017年12月31日】)
>『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(視聴期限は【2017年12月31日】)
>『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(視聴期限は【2018年4月18日】)
※「初回登録」の人は無料です。
※配信期限は変更になる場合があります。
映画館に行った人も行かなかった人も、ぜひお手持ちのパソコンやスマホ、タブレットで観てみてくださいね!
ハリーポッターの登場人物は『ファンタスティック・ビースト』に出るの?
さっそくですが、第1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に、ハリポッターの登場人物は出ません。
そもそもファンタビは「ハリポタの70年前の時代」を描いているので、ハリーポッター映画に出てきた多くの登場人物はまだ生まれてもいません。ハリーポッターは1990年代のイギリスが舞台で、ファンタビは1920年代のアメリカが舞台という関係です。なのでファンタビの映画にハリーポッターの登場人物は出ることは基本ないと考えてOK。
しかし『続編の映画』では分かりません。ハリポタファンも望んでいると思いますし、すでに年配だったダンブルドア校長やハリーの両親や祖父母、あるいは親戚などが出るかもしれません。映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズも続編で話の時系列が進んでいき、ハリーポッターの登場人物もどんどん出てくる可能性は十分にある!
ちなみにハリーポッター映画も「U-NEXT」という動画サイトですべて視聴できます。
1作目から6作目は「2018年6月15日」までの限定配信。7作目と8作目の『ハリー・ポッターと死の秘宝』は2017年12月31日までの限定配信です!
ハリポタ・シリーズはまとめて視聴した方が100倍面白いですから、ぜひ一気に鑑賞してみてください。31日間の「無料体験」もあって、PC・スマホ・タブレットでも見れるのでおすすめです!
『ファンタスティック・ビースト』はどんなあらすじ(ストーリー)の映画なの?
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のあらすじ
魔法動物学者として世界中を旅するニュート・スキャマンダーは、優秀だけどちょっと不器用な青年。ニュートはたくさんの魔法動物たちが入ったトランクをいつも持ち歩いている。とある日、魔法動物たちが彼のトランクの中から逃げ出して人間の街は大混乱になってしまった。ノー・マジ(普通の人間)たちも魔法使いの存在に気づき始めて人間界と魔法界は危機一髪の物騒なムードに。果たしてニュートと彼の仲間は2つの世界を救えるのか?
ファンタスティック・ビーストにはたくさんの魔法生物が登場します。主人公のミュートはそんな魔法生物を扱う学者さん。彼がのちに、ホグワーツでハリポッターが使うことになる教科書『幻の動物とその生息地』を書き上げることになるのです。
しかしミュートの魔法生物は、人間界に混乱を招く存在。魔法使いの存在に気づき始めてしまった人間や魔法省とのトラブルも発生します。詳しくは映画『ファンタスティック・ビースト』でミュートとその仲間の活躍を楽しんでください。
あと他のファンタジー映画も最高なので、以下の記事もおすすめですね。
関連記事:ファンタジー映画の名作一覧!おすすめ作品を最新作まで徹底解説(初心者OK / 随時更新)
『ファンタスティック・ビースト』の登場人物(キャスト)は美男美女ばかり?
『ファンタスティック・ビースト』に出てくる登場人物、そのメインはこの5人。
- ニュート・スキャマンダー
- ティナ・ゴールドスタイン
- クイニー・ゴールドスタイン
- ジェイコブ・コワルスキー
- パーシバル・グレイブズ
ファンタビの「おしゃれな映画ポスター」を見た人は、イケメンと美女が活躍する映画かな?と思ったかもしれません。それでは1人ずつ詳しく解説していきます。
ニュート・スキャマンダー
ニュート・スキャマンダーは優秀な魔法生物学者。ただ一度はホグワーツ魔法魔術学校を退学になっています。追放の理由はミュートの魔法生物が人間に危害を加えたからだそうですが、その時にかばってくれたのがハリポタ映画でお馴染みの「ダンブルドア校長」らしいのです。ここからニュートがいかにして『幻の動物とその生息地』の著者になっていくのか非常に楽しみですね。
ニュート・スキャマンダーを演じるのはイギリス人俳優のエディ・レッドメイソンです。名作映画『レ・ミゼラブル』でも重要な役で出演している俳優です。イケメンですね〜。
ティナ・ゴールドスタイン
ポーペンチナ・ゴールドスタイン(通称ティナ)はMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)で働いている魔女です。今は謹慎中のためデスクワークをしてますが、捜査官に戻りたくて必死。クイニー・ゴールドスタインという妹がいます。
キャサリン・ウォータースキンを演じるのはイングランド出身のアメリカ人女優キャサリン・ウォーターストンです。たくさんの映画でヒロイン役や恋人役を演じている女優さんですね。
クイニー・ゴールドスタイン
クイニー・ゴールドスタインは美しいだけでなく人の心を読む能力(レジリメンス)を持っています。今は姉のティナと共にMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)でデスクワークをしていますが、魔法使いとしての才能はピカイチ。姉想いの素敵な女性です。
キャサリン・ウォータースキンを演じるアリソン・スドルはアメリカでアルバムを3枚も出しているシンガーソングライター。歌手としての活動と並行して女優業もされているかなりの美人さんです。
ジェイコブ・コワルスキー
ジェイコブ・コワルスキーは缶詰工場で働く普通のノーマジ(アメリカでは人間をノーマジと呼ぶ)。パン屋になることが夢ですが資金不足で諦めそうになっています。コワルスキーはニュートと彼の魔法生物が巻き起こすトラブルに知らず知らずに巻き込まれていきます。
ジェイコブ・コワルスキーを演じるのはアメリカ人俳優のダン・フォグラー。『噂のアゲメンに恋をした!』や『カンフー・パンダ』などの有名映画にも出演していますね。
パーシバル・グレイブズ
パーシバル・グレイブズはMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)で闇祓いをおこなう最高ランクの長官。魔法生物を連れて未許可でNYに入国したニュートを、アメリカ魔法界の最も重要な法律「機密保持法」違反の疑いで調査している。なぜかクリーデンス・ベアボーンに優しい。
パーシバル・グレイブズを演じるのはアイルランド人俳優のコリン・ファレル。2012年版『トータル・リコール』の主演や伝記映画『ウォルト・ディズニーの約束』にも出演している俳優さんです。
クリーデンス・べアボーン
クリーデンス・ベアボーンはメアリー・ルー・ベアボーンの養子。やや気が弱い性格の青年で、何かと気遣ってくれるパーシバル・グレイブスの言うことに従ってしまいがちです。
クリーデンス・べアボーンを演じるのはアメリカ人俳優のエズラ・ミラー。なんとDCコミックス映画シリーズの『DCエクステンディド・ユニバース』にもフラッシュ役で登場しています。アメコミ映画が好きな人は↓の記事も必見です。
関連記事:DCコミックス映画はこの順番で見ろ!DCエクステンデッド・ユニバースの公開予定作品12
メアリー・ルー・べアボーン
メアリー・ルー・べアボーンはSPS(新セーレム救世軍)という結社の過激なリーダー。魔法使いや魔女を含む魔法の全てを根絶するという野望を持っている人間(ノーマジ)です。彼女は養子であるクリーデンスらを無理やり「魔法反対運動」に参加させています。
メアリー・ルー・べアボーンを演じるのはイギリス人女優のサマンサ・モートン。SF映画の『マイノリティ・リポート』や『ジョン・カーター』に出演している女優さんです。
セラフィーナ・ピッカリー
セラフィーナ・ピッカリーはMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の代表者。詳しくは映画の中のストーリーにて。
セラフィーナ・ピッカリーを演じるのはイギリス出身の女優カルメン・イジョゴです。伝記映画『ブルーに生まれついて』などに出演しています。
ナーラック
ナーラックは、とあるナイトクラブを所有するゴブリンのギャングスター。ニュートがナーラックの情報を探し求めているらしいですが・・・。
ナーラックを演じるのはロン・パールマンという190cmの長身を持つアメリカ人俳優。SF映画『パシフィック・リム』に闇商人のボスとして出演しています。
どんな魔法動物が『ファンタスティック・ビースト』に出るの?
『ファンタスティック・ビースト』にはたくさんの魔法生物たちが登場します。可愛い動物だけではありません。例えばこんな動物たちです。
- ニフラー
- ボウトラックル
- デミガイズ
- サンダーバード
- スウーピング・イーブル
- オカミー
ファンタビ映画の面白さはこれら魔法生物たちにあるといっても良いでしょう。1匹ずつ解説していきます。
ニフラー
ニフラーはキラキラしたものが大好きな魔法生物。イギリスに生息し、黒くフワフワしています。長い鼻で穴を掘るのがニフラーの特徴で、お宝探しをよく手伝ってくれます。
ボウトラックル
ボウトラックルはニュートの相棒ですが、すこし内気な性格の魔法生物です。自分の住んでいる木を守る習性があります。
デミガイズ
デミガイズはおとなしい草食の魔法生物です。猿に似ていますが、怖い目にあると透明になって逃げ出す習性を持っています。
サンダーバード
サンダーバードは鳥のような魔法生物。サンダーバードが翼を羽ばたかせるだけで嵐が起こると言われています。
スウーピング・イーブル
スウーピング・イーブルは青と緑の羽を持った魔法生物。見た目は美しいですが、人間の脳みそを吸って食べるという噂がある鳥類です。
オカミー
オカミーは蛇のような胴体で翼を持っている魔法生物。体の大きさを自由自在に変えることができ、最大で5メートルにもなるらしい。攻撃的で怖い性格。
ビリーウィグ
ビリーウィグは昆虫のような魔法生物。魔法使いすら気づかないくらいの超スピードで飛ぶことができます。鮮やかな青色をしていて綺麗です。
『ファンタスティック・ビースト』は続編モノの映画なの?
実は『ファンタスティック・ビースト』は、全部で5部作にもなる映画シリーズです。2016年から2年ごとに続編映画が公開される予定です。
- 第1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)
- 第2作目『ファンタスティック・ビースト2(仮)』(2018年)
- 第3作目『ファンタスティック・ビースト3(仮)』(2020年)
- 第4作目『ファンタスティック・ビースト4(仮)』(公開日未定)
- 第5作目『ファンタスティック・ビースト5(仮)』(公開日未定)
予定どおり順調にいけば、『ファンタスティック・ビースト4』と『ファンタスティック・ビースト5』は2022年と2024年に公開されるような気がしますね。
「人気俳優のジョニー・デップが出る」「ハリーポッター映画の登場人物も出る」など色々な噂があって、今から『ファンタビの続編』が楽しみですね!
『ファンタスティック・ビースト』を見たあとにハリー・ポッターの映画が見たくなったらどうしたらいいの?
スピンオフ映画である『ファンタスティック・ビースト』を観るとハリーポッターの映画も観たくなりますよね。でもハリーポッターの映画はたくさんあってよく分からないという人も多いです。ということでハリーポッターの時系列を↓の記事で解説しました。
関連記事:ハリーポッター映画シリーズ全13作品の各あらすじと最新の時系列を解説する(公開予定作品も含む)
ハリーポッターの映画「本編」は全部で8作品。たとえば「毎週2つずつ」視聴すれば「1ヶ月間くらい」で見終えることができます。ファンタスティックビーストを観て「ハリポタ熱」が再燃した人もぜひハリーポッターの映画を見返してみてくださいね。