海外シネマ研究所
2016年に読んでおきたいおすすめ漫画の保存版
「少年漫画で育った！」という感じで学生のころは漫画ばかり見てました。最近も「漫画の時間」を意識してつくるようにしてます。
昔の漫画だけじゃなく、新しい漫画もめちゃくちゃおもしろいものが出てきているのでどんどん読んでいかないといけませんね。
というわけで、「これだけは読んでおくべき少年漫画＆青年漫画」を今日はご紹介します。
アニメ化で話題の「東京喰種トーキョーグール」
怖すぎる！！ 世界観、ストーリー展開、登場キャラ、ぜんぶが怖い！
なかなかこんなに怖くておもしろい漫画はないと思います。
それが『東京喰種トーキョーグール』です。
「一通りのおもしろい漫画を見たよ」っていうぼくでも楽しめる漫画でした！これはぜひ見てほしいなと思います。バトルものが好きな方も楽しめるはず！
亜人
「亜人」という謎の存在、ワクワクするストーリー、先の見えない展開。
かなりワクワクできます！！すばらしい！！
思ったより怖くないのでホラーが苦手な人もけっこうイケるはず。
ダークな世界観と子供の必死さがうまくマッチしてます。ぜひ読んでみてください！きっとハマります。
BTOOOM！（ブトゥーム）
最近のサバイバル系でいちばんアツイ漫画！！
謎の島で、謎の殺し合い、謎のデスゲーム『BTOOOM!』
主人公はふつうのゲーマーの男なので序盤からすぐに感情移入もできますね。これもおもしろい漫画です！
群青戦記（グンジョーセンキ）
「高校」が急に『戦国時代』へとタイムスリップ！
スポーツ強豪校らしく、各部活の部員が、その技能を活かし戦国時代の武士たちと戦います。
設定からしておもしろいですよね…
戦国時代だけあってガンガン生徒が死んでいきますが、一部の生徒らはほんとに強い。ちなみに弓道部の女子がヒロインです。この子も結構つよいです。
キングダム
こちらは中国。秦の時代に、孤児の少年たちが大将軍を目指す。
のちに「始皇帝」となる秦国の王・政も出てくるんですが、そこまでの展開が泣ける･･･。
「政」は1巻の中で出てくるので一度読んでみてください。1巻を読んでハマる人も多いので、よかったらぜひ！
死役所
死役所･･････市役所ではなく。死の役所です。
閻魔様じゃなく、役所が死人の管理をしているって設定の漫画です。
絵はかわいいんですが、内容は意外とハード。
いじめや虐待などの社会問題的な内容も出てきますね。そういう話が好きな方にはとくにおすすめの漫画です！
進撃の巨人
進撃の巨人は「Kindle版」がオススメ
『進撃の巨人
』は累計4000万部を突破！！いま最も続きの気になる漫画です。
「これを見ないと近年の漫画を語れない」って感じ。
「絵が下手だ」みたいに言われることもありますが、むしろ臨場感や迫力が出てます。独特の絵にも惹かれますし、バトルシーンも最高です。
進撃の巨人はかなり残酷な世界。人間が食べられたり引き裂かれたりってシーンもあって。
主人公エレンのメンタルの強さはどこから来るんだろう･･･
「生きる希望」がどれだけ大切なのか、ということを理解させてくれる漫画です！
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進撃の巨人は「アニメ版」が至高
『進撃の巨人のアニメ』は、ある意味、原作よりおもしろいです！！
ぼくは初めて見たときワクワクと涙が止まりませんでした･･･。
もちろん原作が第一ですが、進撃の巨人の世界観をより知るためにはアニメも絶対に見ておくべきですね。
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リヴァイファン必見のスピンオフ漫画
『進撃の巨人 悔いなき選択
』というスピンオフ漫画がご存知ですか？
これは進撃の巨人の人気キャラの「リヴァイ」の過去について描かれた漫画。
絵は違う方が書いていますが、れっきとした公式作品みたいです。
進撃ファンの方は必読だと思いますが、そこまでじゃない人は読まなくて問題なし。
でも「リヴァイの過去」が知りたい方。喉から手が出るほどの「貴重な情報」が詰まってるのでぜひ読んでください！
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HUNTER×HUNTER
冨樫義博先生が誇る最新の少年漫画
『ハンターハンター
』はめちゃくちゃメジャーですね。人気漫画家「冨樫義博先生」の最も新しい漫画です。
何度休載しても衰えない人気！ わかります。
いま読み返してもめちゃくちゃおもしろい。
ハンターハンターでは、「ハンター試験編」「天空闘技場」「幻影旅団編」「グリードアイランド編」「キメラ＝アント編」「暗黒大陸編」とたくさんのストーリーがあります。
とくに「幻影旅団編」が最高！
容赦のない展開も多いのも良いですね「主人公を殺すつもりで描いている」と冨樫先生は言ってました。他の少年漫画では味わえない没頭感があります！
先の展開の読めなさはピカイチ。何度も読み返してみてほしい漫画です！
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テラフォーマーズ
ワンパンマン
すべては無料ウェブ漫画から始まった
『ワンパンマン』はもともと無料WEB漫画として人気だった作品。それを『アイシールド21』の作者、村田雄介先生がリメイクしたんですね。
とにかく面白いので騙されたと思って読んでみてください。
これが主人公w
こんな適当でふざけているような奴が主人公の漫画がおもしろいと思います？
おもしろいんです。
となりのヤングジャンプの顔
このワンパンマンという漫画は『アイシールド21』の作者村田先生からご指名でコミック化されました！！集英社公式ウェブ漫画の看板にもなってます。
2015年10月にはTVアニメ化もしました。
こちらkindle版がないみたいですね。コミック、売れてるみたいです！
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漂流教室・14歳
ホラー漫画の原点
『漂流教室』はホラー漫画家楳図かずお先生の代表作で、（脚本がガラッと変わってましたが）窪塚洋介主演でドラマ化もしていました。
荒廃した未来世界に校舎ごと送られてしまった主人公の少年・高松翔ら小学校児童たちの生存競争を描いた作品。
と Wikipediaにも書かれてますが、何より注目すべきは「絵」です。
絵が凄まじいのです。
人によっては苦手な人もいると思いますが、後のホラー漫画にとてつもない影響を与えたはずです。comicoのアンダーワールドも、（実際のところは分かりませんが）間違いなく影響を受けていると思います。
『漂流教室』では、小学生の子供が、時空の亀裂により、まったく何も資源のない場所に小学校ごとタイムスリップしてしまい、その中での熾烈な生存争いが描かれているのですが、小学生の子供の行動で、人間の醜さや恐ろしさを描くという手法がなんとも凄いんです。
作品の裏に流れる「時間を越えた母子の愛」「公害」というテーマも心にストレートに響いてきて泣けてきます。
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漂流教室の続編が最高におもしろい
『漂流教室』が好きな方は、これを読まずに死んではいけません。
『14歳
』は漂流教室の続編です。
『漂流教室』では、荒廃してしまった地球が舞台ですが、『14歳』の舞台は、人類が滅亡するまでのプロセスがしっかり描かれています。
『14歳』は楳図かずおの集大成ともいえる大作で、過去の作品でも見られたテーマが、より深く、より大きな説得力を持って描かれている。
『14歳』は楳図かずおの集大成ともいえる大作で、過去の作品でも見られたテーマが、より深く、より大きな説得力を持って描かれている。
- チキン・ジョージにおける知性の進化と退化のプロセスは、『わたしは真悟』『ROJIN』等。
- ローズ氏の老衰への恐怖、脳移植、のばらの異常心理は、『洗礼』『おろち』。
- 複眼的な論理軸を持ったストーリー展開は、『神の左手悪魔の右手』。
- 空が落ちてくるシーンは、『闇のアルバム』。
- ケースに入ったサボテンは、『わたしは真悟』。
- 進化とは緩やかに進むものではなく、ある臨界点を超えると一気に進むものであるという考え方は、『漂流教室』に共通している。
漂流教室以上に独創的な壮大なストーリーに、一度読むとなかなか寝られなくなるかもしれません（笑）
ホラー漫画ファン必見です。
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レベルE
冨樫義博先生の傑作
『レベルE』も冨樫義博先生の作品で、おそらく、冨樫先生の書いた漫画の中で、いちばんの人気を誇っているはずです。
もちろん、認知的には「ハンターハンター」や「幽遊白書」には勝てませんが、全3巻という短い巻数の中で、その2作品に勝るとも劣らない冨樫先生の熱量と発想が、いかんなく発揮されています。
てか、全巻セットで「348円」ってお得すぎる（2015年12月時点）。確実に3,000円くらいの価値はあります。
『レベルE』はSF漫画で、地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけをするという内容になっています。
アシスタントなし、（週刊少年ジャンプなのに）月1連載という、規格外の作品です。
これは読んでください。
レベルE、Amazonでの評価。
アマゾンレビューでも高評価です。
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スラムダンク
すべてのスポーツマンのバイブル
『スラムダンク』は、読んだことがない人が居ないんじゃないかというほどの人気を誇っていた名作漫画です。
「友情・努力・勝利」という週刊少年ジャンプの三大原則を、とんでもないハイクオリティで書き上げています。
当時「バスケット」という漫画界のタブー（売れないから）とされていたジャンルで漫画を書いて、しかも時代を代表する人気漫画にした井上雄彦先生の凄さったらありませんね。
サッカーファンや野球ファンも読んだ方が良いです。
何かに一生懸命になったり、本気で努力したい人の「バイブル」と呼べる作品です。
スラムダンク、Amazonでの評価。
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火の鳥
未完の大作!?
『火の鳥』は、昭和の天才漫画家・手塚治虫が、その活動の初期から晩年にいたるまで通して書き続けた名作中の名作です。
火の鳥は、オムニバス形式のような形で、「黎明編」「ヤマト編」「鳳凰編」「羽衣編」「乱世編」「異形編」「太陽編」「復活編」「未来編」など、基本的に1巻1話完結という描かれ方をされています。
そして、その全ての作品に共通して出てくる「火の鳥」というキャラクターがこの作品の主役です。
たしか、「過去編」→「未来編」→「過去編」→「未来編」・・・という感じで、過去と未来の話が交互に描かれ、最終的に『現代』へと話が向かっていく、という構成だったように思います。
残念ながら、手塚治虫先生は、途中で亡くなられてしまい、現在はこの『火の鳥』は、「未完の大作」という位置付けになっていますが、それで「火の鳥を読むべき価値」が下がるなんてことは一切ありませんでした。
[追記]
実際は、単行本を入れ替え、過去から未来の順番に並び替えると物語が完結するように作られていて、この中のどれか1巻は、「最終巻」でも「第1巻」でも成り立つように作られています。そして、描かれなかった幻の「現代編」は、たった1コマの作品で、火の鳥の世界の始まりと終わり、誕生と死亡、最初と最後が同時に描かれる構想であったとされています。
ぼくはこの文庫版を買って読みましたが、ぼくにとって火の鳥は、何年先も何十年先も家に置いておきたい漫画No.1です。
手塚先生には、まるで未来が見えていたのかと思ってしまうほど、壮大かつリアルな世界観に圧倒されてしまうこと間違い無しですよ！
火の鳥、Amazonでの評価。
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ワンピース
グランドラインまでは本当に神
『ワンピース』は、尾田栄一郎先生の大人気コミックス。
- 「東の海編」
- 「アラバスタ編」
- 「空島編」
- 「ウォーターセブン編」
- 「スリラーバーク編」
- 「頂上戦争編」
- 「最後の海 新世界編」
- 「魚人島編」
- 「パンクハザード編」
- 「ドレスローザ編」
・・・という風に、どんどん話が進んでいく。
ぼくのおすすめは、一番はじめの「東の海編」だ。
ここでは、主人公ルフィの（まだ誰も仲間がいない頃からの）壮大な冒険が描かれています。
冒険が進むにつれて、ルフィの性格が（成長して）変わっていっていることん気付いている人も多いかもしれませんが、ぼくとしては「東の海編」のルフィには「底の見えない恐ろしさ」があって、いちばん魅力的だと思っています。
（ちなみに「東の海編」は1巻〜12巻まで）
ワンピースは見たことがない、巻数が多すぎて今更もう見れない、という人には、せめて「東の海編」だけでも見て欲しいなと思います。
もちろん、「アラバスタ編」以降も面白いですが、読まず嫌いをするには惜しすぎる平成の超大作漫画です。
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尾田栄一郎先生の短編集
『WANTED！（ウォンデット）尾田栄一郎短編集』は、尾田栄一郎先生の短編集で、
- 「WANTED!」
- 「神から未来のプレゼント」
- 「一鬼夜行」
- 「MONSTERS」
- 「ROMANCE DAWN」
という5つの短編漫画が、この中に収録されています。
もうすでに絵が完成されます。
「WANTED!」は尾田先生が高校生の時に書いた漫画で、賞も取った作品。
最後の『ROMANCE DAWN』は、ワンピースの原型となった読み切り作品（comicoでいうところの「チャレンジ作品」）。
5作ともめちゃくちゃ面白い話で、ワンピースは好きじゃないけど、この短編集は大好き、という人がいるくらいです。（ぼくはどっちも好きです）
ワンピースファン、尾田栄一郎先生ファンは必読ですが、それ以外の方にも是非ともオススメしたい作品です。
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寄生獣
映画化もされた話題作品
『寄生獣』はここ最近映画化されて一気に知名度が上がりましたが、漫画ファンの中ではずっと昔から有名で人気のあった作品です。
岩明均先生の漫画はどれも独特でおもしろいんですが、ぼくがこの寄生獣を（たしか中学生の時ブックオフで）発見したとき、あまりの面白さで、そっこう友達に広めまくった記憶があります。
中学生のときにこの漫画を見れたことはかなり幸せでした。ぼくの「SF漫画・SF映画好き」は、明らかにこの寄生獣に影響されたんだと思います。
『寄生獣』の内容ですが、ナゾの地球外生命体（パラサイト）がとつじょ地球にやってきて、人々に寄生し出します。
平凡な高校生の新一（シンイチ）も 1匹のパラサイトに襲撃されます。シンイチはなんとか脳の乗っ取りを防ぐんですが、結局右腕に完全に同化し、寄生されてしまいます。
そして、そのパラサイトが右手にちなんで「ミギー」を名乗るようになり、2人の共生生活がスタートする、というストーリーです。
物語の構図は、
- 人間の頭に寄生して人間を食べる「寄生生物」側
- 最初は捕食されるがままであったが後に反撃に転ずる「人間」側
- そしてその中間者として存在する「新一とミギー」側
という三者によって成立しています。
各方面の著名人や、同業者の漫画家からも、多大なる評価を受けている作品です。
通常版の単行本以外に、「完全版」と「新装版」があるんですが、その違いは、完全版にだけ「カラーページ」や、連載時に掲載誌上で読者と交わされた「一問一答」、「あとがきの再録」、「鶴見俊輔による解説文」があることです。
完全版は全8巻と、そこまで長くないので、時間があるときに一度読んでみることを強くオススメしたいです。
寄生獣、Amazonでの評価
アマゾンのレビューでも圧倒的評価です。
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幽遊白書
中二厨の原点
『幽遊白書』も冨樫義博先生の作品で、隔たっているような気もしますが、おもしろいので仕方かな？と思います。
物語は、浦飯幽助という不良少年が、交通事故で死亡するところからスタートします。
霊界から生き返るための試練を与えられた浦飯幽助が、霊界探偵として妖怪と戦いながら成長していく様を、「霊界探偵編」「暗黒武術会編」「魔界の扉編」「魔界統一トーナメント編」「その後」というシリーズで描かれています。
セリフがいちいちカッコイイ。
幽遊白書には、名言が山ほどあります。
人気キャラの「蔵馬」です。
見たことがない人はぜひ読んで下さい。
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