「掟上今日子の備忘録」
ついに、最終話としての第10話を迎えました。
この記事では、これまでの回の振り返りもしつつ、最終回の感想を書いていきます。
最終回をまだ見れていない人は、ネタバレを含むのでご注意くださいね。
[追記]
この記事の目次
第10話の雑感
直感的に、
- ① 探偵「掟上今日子」じゃなくなった時の演技
- ② まさかのラブラブシーン
- ③ ドラマとしての終わり方
の3つが、いい意味で気になりました。
最終回では、これまでの「どうせ最後にさらっと解決しちゃうんでしょ」感がなく、
「この後どうなんの?」
という、先の見えない展開が楽しめました。
隠館厄介との恋も一気に進んでくれましたね。
今までは、
「事件が起きてそれを解決する」
のがメインストーリーで、それ以外の話は全部サブストーリーでした。
サブストーリーは、
- 今日子と厄介の恋のゆくえ
- サンドグラスやそのスタッフの謎
- 掟上今日子という存在の謎
などなど、重要な部分というか、話の根幹をなす部分だったんですが、
これらが、今まで全然進まなかった!!
しかし、最終回のメインストーリーの焦点はこの3つの謎に当てられ、
しかも解決しそうなので、
それまでモヤモヤしつつも期待して見てきた視聴者は、けっこう食いついて見たんじゃないかな、と思います。
もしかしたら、
ドラマってそういうものなのかもしれませんが、
1〜9話までは、全部最終話のための前振りかよ!!
と感じました笑
最終話をより楽しむためには、それまでの話を見ておく必要があります。
今までの話を振り返ってみます。
各話のストーリー
8話と9話は、忙しくて記事にできませんでしたが、ドラマは見ています。
第1話
「はじめまして。探偵の掟上今日子です。」
掟上今日子と隠館厄介の出会いのシーン。
重要なシーン。
普通のドラマなら…
掟上今日子の備忘録では、基本的に、毎回このセリフがあります。
「重要なシーン」ではなく
「お馴染みのシーン」と言えますね。
http://d-kamiichi.com/archives/1669
第2話
殺人事件が起きます。
小さな事件も良いですが、こういうガチの事件を解決していくのは楽しいです。
ガッキーの水着シーンが見せ場ですね。
http://d-kamiichi.com/archives/2033
第3話
美術館で起きた事件です。
厄介が働いている職場で事件が起きて、その解決に探偵掟上今日子に依頼する
という流れが、もうこの時点で出来あがってますね。
トリックや小ネタがおもしろい回ですね。
http://d-kamiichi.com/archives/2417
第4話
ストーリーは、第3話からの続き。
美術館の館長にまつわる事件が起きます。
すごく面白い回でした。
http://d-kamiichi.com/archives/2667
第5話
事件ではなく、謎解きイベントに参加して推理する。
という話です。
ドラマ全体のストーリーとしては意味がある重要な回かもしれません。
悪くはないですが、個人的にはやや印象の薄い回です。
http://d-kamiichi.com/archives/2949
第6話
ガッキーが制服を着ます。
詳しい視聴率は全然見てないのでわかりませんが、
コスプレ効果は、確実に狙ってきているな。と感じますね。
ネット上の反応では、「第7話の予告」に一番注目が集まってましたね。
http://d-kamiichi.com/archives/3115
第7話
これは神回です。
今日子と厄介が、ずっと2人きりで家にいるだけですが、面白いです。
あと、セクシーシーンも多めです。
メガネを掛けながらシャワーを浴びるんでしょうか・・・?
http://d-kamiichi.com/archives/3458
第8話
今日子さんが、厄介に推理をさせる回です。
今日子さんの中での、厄介のポジショニングが大きく変化します。
第7話の影響ですね。
「明日になっても忘れないようにしたい人」に、厄介は昇格しました。
第9話
最終話につながる回。
というか、第9話と第10話を合わせて一個のストーリーになっています。
ストーリーが不安定な方向に進んでいくので、見ていて落ち着かない気分になりました。
第10話を楽しむ上でも、この回は外せません。
第10話
…という流れで最終回を迎えるわけですね。
今日子さんサイドから見ると、
- 1~6話: 厄介と出会う
- 7話: 厄介の名前(存在)を覚える
- 8話: 厄介のことを忘れるか、そのまま覚えておくかを決める
- 9話: 厄介と仲良くなろうと考えるも、第三者によって記憶を消される
- 10話: 本当の自分を思い出す
という感じ。
このストーリーの進んでなさ!!!
もちろん、厄介サイドから見ると、もっとドラマ性があります。
頑張りつづける厄介の姿に泣けてくるほど。
そしてドラマは終わりを迎えました。
最終回の結末について
ドラマとして、すごく良い終わり方でした。
結局、
- 掟上今日子の謎
は解決しませんでしたが、
「このあとも物語は続くよ!」という爽やかな終わり方だったと思います。
あそこまで今日子さんといい感じになっておいて、
厄介の「全部忘れても良いよ、また一から声をかけます。」というのは、よく考えるとすごく変な行動です。
「忘れたくないんです。」と言ってもらえてるわけだから、自分の名前くらいは身体に書いてもらっておけば良いのに!
と思いますが、ドラマですから、よ〜く考えて綺麗に話をまとめてくれたんでしょうね。
あと、尺の関係かもしれませんが、最後に犯人がどうなったのか、
捕まったのかどうなのか、その描写がなかったのが気になりました。
実は良い人なのか?と思わせつつも、実際は極悪人だったので、しっかり逮捕されていることを願います。
ドラマ「掟上今日子の備忘録」から学べること
人生は一度しかない? 今日も一度しかない
記憶が明日まで続かないからこそ、今日を大切にできる掟上今日子は、
「今日を精一杯生きる」という考え方をしていました。
時間が限られているから、自分が大切だと思うもの以外を、抱え込む余裕なんてないのでしょう。
死に直面したスティーブジョブズも、こう言っていました。
もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?
- Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ) -
悔いのない今日を生きていきたいですね。
より良い毎日を送るために、行動から変えていかないと!
自分を変える具体的な方法は、DaiGoの本に書かれているので、良かったらどうぞ。
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まとめ
最終話を見ていて一番びっくりしたのが、
「もう一度見たい方は huluで全話配信中!」という広告がドラマの最後に出たこと。
一気に現実に引き戻された感じです笑
ぼくも昔、huluは利用していましたが、ドラマをよく見る人にはかなりオススメです。
このブログでも、また面白いドラマが見つかったらご紹介しますね。
ありがとうございました!
関連リンク
http://d-kamiichi.com/archives/1669