突然ですが、『VR』って知ってますか?
来年の2016年は「VR元年」になると言われています。
その理由は、日本のソニーがプレイステーションVRという商品を発売しようとしているからです。
フェイスブック傘下のオキュラスVRが「オキュラスRift」を発売することも決定していて、他にもサムスンやHTCなどもVRに参戦する予定です。
スマホがそうだったように、VR は私たちの生活をガラッと変えてしまう可能性を秘めています。
時代に乗り遅れないために、このタイミングで勉強しておきたいなと思います。
VRについて、まずは簡単な紹介から参ります。
PlayStationVRで今後のゲームが変わる
VRとは『Virtual Reality(バーチャルリアリティ)』の略語です。
言葉では分かりにくいかと思うので、次の動画を見て下さい。プレイステーションVRがどういった商品か分かると思います。
プレイステーションVRとは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)である
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)と言われてもよく分かりませんね。
こういうものです。
要は、このディスプレイを頭に装着することで、バーチャルリアル(仮想現実)を体験出来るようになるシステムです。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着すると、まるでその世界に入り込んだようなリアルな映像が目の前に現れます。それも、360度方向に、です。
このHMDで見る映像は、上や下、後ろなど何処を見ても途切れることがありません。このため、現実とは切り離されたバーチャル空間に没頭することができるのです。
360度動画を体験してみよう!
この動画では、ヘッドマウントディスプレイがなくても、360度動画の体験ができます。
PCの場合は、動画の上でクリックして左右に動かしてみて下さい。スマホの場合は、スマホの角度を変えてみて下さい。360度の映像がどういうものなのかが分かると思います。
→https://www.youtube.com/watch?v=sEFtNFyN59U
※下記のブラウザやアプリでご視聴ください。
PC:Google Chrome最新版
iOS/Android:YouTube アプリ最新版
VRコンテンツの普及はゲームから?
こちらは昨日のVRに関する記事ですが、有料記事なので私なりにまとめてご紹介します。
https://newspicks.com/news/1254644/
VRは将来的には、「多種多様な業界・業種が扱うコンテンツ」になる
VRコンテンツの製作には、3Dのコンピュータグラフィックスを使った開発技術が必要です。
今最もこの技術を得意としているのがゲーム業界。なので、2016年はまずVRゲームがどんどん発売していくことになりそうです。
そして、その後は多種多様な業界に普及し、VRを使った色々なコンテンツが生み出されていくことになります。
ゲーム以外で、VRが普及する業界とは
音楽コンテンツ/ミュージックビデオ・LIVE映像
すでに、2014年に倖田來未さんがVR対応のミュージックビデオを公開しています。
これはファンクラブ限定の「Dance In The Rain」という曲ですが、今後は色んなアーティストがVR対応のミュージックビデオを製作することになるでしょう。
VRによって、ミュージックビデオの世界の中に入り込むことが出来るようになると、音楽作品のあり方も少し変わると思います。
今までよりも、曲の世界観を肌で感じ、より深くその音楽を味わうことができるようになります。
そして、ゆくゆくはLIVE映像もVRで体験出来るようになるはずです。
LIVE映像のVRコンテンツでは、観客席に立って会場全体を見渡してみたり、アーティストやアイドルがまるで目の前にいるかのような臨場感でLIVEを楽しめたりします。
どうしても行けなかったLIVEや海外公演なども、擬似的にライブに参戦した気分になれると思います。楽しみですよね!
映画コンテンツ/映画予告・本編
すでに、ハリウッド映画のPRでVRコンテンツが使われているようです。
こうした予告だけじゃなくて、本編がVRコンテンツになる日を私は一番楽しみにしています。
『映画の世界に入れたらいいな。』
という夢物語が、もはや夢物語ではなくなる日が近いのです。VR映画が気軽にレンタル(ダウンロード)できる時代に早くなって欲しいです。
旅行コンテンツ
今、観光地を見にいこうと思えば、それなりに大変です。
時間も確保しないといけないし、飛行機や新幹線に乗ったり(自動運転になるようですが)車の運転をしたりと、負担が大きいです。
でも(現地の人と触れ合ったり買い物をしたりはできませんが)観光地の景色を見るくらいなら、VRでなんとかなりそうです。
↑トルコのカッパドキアや、
↑ギリシャのナヴァイオビーチなど、こういう世界の絶景や遺跡なども、家に居ながらにして体験できようになります。
病気中の人や忙しくて時間が取れない人にとってはもちろん、
(そもそも世界中の全ての名所を見て回ることは難しいので)大多数の人が今まで得られなかった体験が簡単に手に入るようになるのです。
他にも色んな分野でVRコンテンツが作られるはず
すぐに思いつく代表的なコンテンツを挙げてきましたが、この他にも色んな分野でVRコンテンツが生まれてくると思います。
SFの父であるジュール・ヴェルヌが残したと言われている『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』という名言は本当だな、と科学の発展を見ていて思います。
ますます2016年のVRゲームが楽しみになってきました!
VRまとめ
VRがもたらす新しい世界はもうそこまで迫っているのに、世間的にはそんなに話題になっていないようなので取り上げてみました。
ゲームユーザー以外の人が、当たり前のようにVRコンテンツを手にする時代もいずれやってきます。
気になる方は、この機会にVRにちょっと興味を持ってみてください。
こういう話が好きな方は落合陽一著『魔法の世紀』という本がおすすめです。ベストセラーですよ!
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