マーベルのオープニング映像集：曲名も合わせて解説【2018年版MCU】

MCUの最初のオープニングは音楽がありませんでした。まるで原作のマーベルコミックをペラペラとめくっているかのような映像とともにMARVELのロゴがゆっくりと登場します。ここからしばらくはこの映像が使われました。

MCU2作目の『インクレディブル･ハルク』では、メインテーマの音楽とともにオープニングがスタートします。映像は前作『アイアンマン』と同じですが、こちらは重々しい雰囲気に仕上がっています。

MCU3作目の『アイアンマン2』は、1作目『アイアンマン』のラストに行われた会見の会話とともにスタートします。バックで流れている音楽はIvan’s Metamorphosisという曲のイントロ。同映画のサントラの1曲目に収録されています。

MCU4作目の『マイティ･ソー』のオープニング映像も前作までと同じですね。流れているのはChasing the Stormという曲で、同映画のサントラの1曲目に習得されています。

MCU5作目の『キャプテン･アメリカ/ザ･ファースト･アベンジャー』は、吹雪の音とともにオープニングがスタートします。そのままロジャースが発見される北極のシーンへ。

MCU6作目『アベンジャーズ』のオープニングは、静かな洞窟音とArrivalという曲のイントロとともにスタートします。Arrivalは同映画サントラの1曲目に収録されています。ただ洞窟の音は音源にはなく映画の映像でのみ使われていました。この映像のあとすぐにサノスのシーンが始まります。

MCU7作目の『アイアンマン3』は、Eiffel 65のBlueという曲とともにオープニングがスタート。この曲は同映画のサントラには収録されていません。ちなみに映画ではこの映像の前にトニーの語りシーンが挿入されています。

MCU8作目『マイティ･ソー/ダーク･ワールド』から映像が変化しましたね。原作コミックスのページがマーベルの立体的なロゴに表示されています。また音楽も「マーベル･スタジオ･ファンファーレ」という楽曲が新たに使われました。

MCU9作目の『キャプテン･アメリカ/ウィンター･ソルジャー』のオープニングは、前作の『マイティ･ソー/ダーク･ワールド』と同じ映像と音楽でスタートします。

MCU10作目の『ガーディアンズ･オブ･ギャラクシー』のオープニングも、前作から引き続いてマーベル･スタジオ･ファンファーレとともに始まりますね。

MCU11作目の『アベンジャーズ/エイジ･オブ･ウルトロン』のオープニング映像では、同映画のメインテーマ曲が使われています。この曲をアレンジしたものがエンドクレジットでも使われているので、合わせてチェックしてみるのがいいかもしれません。

MCUの音楽についてはこちらの記事をどうぞ。

マーベルの音楽40選：知っておきたい曲まとめ【2018年版MCU】

MCU12作目『アントマン』はborombonという曲とともにスタートします。歴代で一番陽気なオープニング曲ですね。ちなみにCamilo Azuquitaさんはパナマ出身で当時で70歳ぐらいという割と高齢の歌手です。

MCU13作目『シビル･ウォー/キャプテン･アメリカ』は、Siberian Overtureという曲とともにスタート。マーベルのロゴが出るこのオープニング映像で使われているのは曲の後半部分（2分25秒〜）です。この曲は同映画のサントラの1曲目に収録されています。

MCU14作目『ドクター･ストレンジ』からはオープニング映像がまた大きく変わりました。実写のヒーローたちが次々と映ったり、マーベルスタジオのロゴも変わったりしています。曲も同映画の音楽を担当したマイケル･ジアッチーノ作曲の新バージョンです。

少し詳しくまとめておきます。

MCU15作目『ガーディアンズ･オブ･ギャラクシー:リミックス』のオープニングは、前作の『ドクター･ストレンジ』と同じ映像と音楽でスタートします。

MCU16作目の『スパイダーマン:ホームカミング』のオープニングは、スパイダーマンのテーマソングとともに始まります。これは1967年から使用されている往年のスパイダーマンのテーマを音楽担当のマイケル･ジアッチーノが新たにオーケストラ版に編曲したもの。同映画のサントラの1曲目にも収録されています。

MCU17作目の『マイティ･ソー バトルロイヤル』のオープニングは、前々作の『ガーディアンズ･オブ･ギャラクシー:リミックス』と同じ映像と音楽で始まります。