アベンジャーズ映画が大好きで、「MCUシリーズ」の時系列やアベンジャーズシリーズの登場人物たちをまとめていると、次のような気になる「謎」が出てきました。
インフィニティ・ストーンって何? それぞれどんなパワーを持ってるの?
正式に「インフィニティ・ストーンの存在」が明らかになったのは、MCUシリーズ10作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』です。
しかしインフィニティ・ストーンのような無敵のアイテム「四次元キューブ」は、すでに4作目の『マイティ・ソー』に登場していました。
「ロキの杖」や「エーテル」もインフィニティ・ストーンってこと……?
うーん……わからん!インフィニティ・ストーンは、MCUシリーズの映画を“なんとなく”見ているだけでは理解できない「アベンジャーズ最大の謎」にちがいない!
ということで、“無限石”と呼ばれる「6つのインフィニティ・ストーン」についての情報を整理し、解説してみました。
それぞれのインフィニティ・ストーンが、どの映画で初登場となり、誰の手にわたり、現在はどこに保管されているか。
これを調べるために1から映画を見直したので、とんでもない時間がかかりましたが。笑
MCUシリーズや、2018年公開『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を視聴するときの参考にどうぞ。ぜひ最後までご覧ください!
この記事の目次
インフィニティ・ストーンとは?全部で6つ?【一覧解説】
インフィニティ・ストーンとは、宇宙誕生の大爆発によって誕生したエネルギーの結晶のこと。現状では、宇宙誕生前から存在した「6つの特異点」の“残骸”として宇宙に散らばってしまっています。
ざっくり言うと「とんでもなく強力なパワーを持った石」ですが、
この経緯を深く知る特定のキャラクターは「インフィニティ・ストーンが全部で6つある」と当然知っており、全てのインフィニティ・ストーンを集めようとしているのです。
6つのインフィニティ・ストーンを手に入れるとどうなってしまうのか。
マーベル・シネマティック・ユニバースの世界において、現在判明している情報をまとめると以下の通りです。
- スペース・ストーン・・・・・四次元キューブ(テッセラクト)
- マインド・ストーン・・・ロキの杖(セプター)→ヴィジョン
- リアリティ・ストーン・・・エーテル
- パワー・ストーン・・・オーブ
- タイム・ストーン・・・アガモットの目(ネックレス)
- ソウル・ストーン・・・まだ不明
6つのインフィニティ・ストーンは、それぞれ「スペース」「マインド」「リアリティ」「パワー」「タイム」「ソウル」という石が持つ力を表す名前がつけられていますね。
ですが、MCUの映画シリーズのなかでは、上記のような石の名前ではなく、それぞれのインフィニティ・ストーンが収められているオーブやエーテルのような「アイテム名」で呼ばれることが多いです。
そして「インフィニティ・ストーン」を手に入れ、宇宙を征服しようと悪だくみをしているキャラクターがいます。
宇宙の支配者とされる最強の超人であるスーパーヴィラン・サノスですね。
いずれアベンジャーズはサノスと戦うことになりますが、その展開は2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて描かれる予定なので、お楽しみに!
また、上記6つのインフィニティストーンをはめることができる「インフィニティ・ガントレット」というアイテムも存在します。
詳しくは後述しますが、右手のガントレットはロキが、左手のガントレットはサノスが所有していることも明らかになっています。
ちなみに、6つのインフィニティ・ストーンの頭文字を組み合わせると「THANOS(サノス)」になるという話がありますね。
さっそく各インフィニティ・ストーンのアイテム名を並び替えてみたのでご覧ください。
- Tesseract(テッセラクト)
- H__?
- Aether(エーテル)
- Necklace(ネックレス)
- Orb(オーブ)
- Scepter(セプター)
和訳する前の「英語表記名」なので、注意が必要。とくに、テッセラクトとネックレスが分かりにくいですね。
それでは、MCUの映画シリーズ「フェイズ1」より登場してきた「6つのインフィニティ・ストーンの情報」を“初登場順”に解説していきます。
マーベル・シネマティック・ユニバースの映画の時系列を思い出しながら読めば、さらに理解は深まるでしょう!
青色のインフィニティ・ストーン【四次元キューブ】
MCUシリーズ初登場は『マイティ・ソー』
青色のインフィニティ・ストーンは「スペース・ストーン」と呼ばれ、立方体型のアイテム「四次元キューブ」に収められてます。
四次元キューブは、異次元への扉であるワームホールを作り出し、あらゆる場所に瞬時に移動できるインフィニティ・ストーンです。
四次元キューブが初登場したのは、MCUシリーズ4作目の『マイティ・ソー』でした。
まず『マイティ・ソー』のエンドロール後に、エリック・セルヴィグ博士に化けたロキが、S.H.I.E.L.D.(シールド)の施設から「四次元キューブ」を奪います。
つぎにMCUシリーズ5作目『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』にて「過去」が語られました。
その過去とは「四次元キューブ」を使って世界征服をもくろんだレッド・スカルが、ロジャースとの戦闘中にストーンを制御できず「次元の彼方」にふっ飛ばされるというもの。
そこで四次元キューブは、スティーブと共に北極へと不時着しますが、現代にてハワード・スタークやフィル・コールソンらに回収されます。その後は S.H.I.E.L.D.によって保管されるのですが、前述の通りロキに奪われてしまうのです。
やがて四次元キューブを手にしたロキは、MCUシリーズ6作目『アベンジャーズ』にて、スペース・ストーンのパワーを使って地球と異次元をつなぐワームホールを開き、チタウリの艦隊を呼び寄せます。
しかし、ロキは敗北。
アベンジャーズの勝利後はソーが「四次元キューブ」をアスカルドに持ち帰ります。
というわけで、現在、インフィニティ・ストーンの1つであるスペース・ストーンは、アスガルドにあるオーディンの金庫に保管されているわけですね。
また邪心を持ったロキが奪おうとしないか心配ですが……。
11/13日追記 映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」でアスガルドが崩壊してしまいました。
脱出の直前、ロキが四次元キューブを凝視していたシーンがあり、おそらくロキが奪って隠し持っている可能性が高いです。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でロキが参戦し、四次元キューブを使用する可能性も出てきましたね。どういう展開になるか要注目です!
スペース・ストーンはどんなパワーを持っている?
青色のインフィニティ・ストーンである「スペース・ストーン」は、別次元への通路(ワームホール)を開くことができ、どんな場所にも移動ができるようになります。
スーパーヴィランのレッド・スカルは、スペース・ストーンのパワーを使って強力な兵器を開発していましたが、ロキのように「空間をテレポートする」というのが本来の使い方になるのでしょう。
スペース・ストーンは、目の前の物体や敵すらも異次元に飛ばすことができます。インフィニティ・ストーンの中でもとくに使い勝手のいい便利なアイテムと言えますね。
ところで日本では「四次元キューブ」や「コズミック・キューブ」と訳されていますが、海外では「tesseract(テッセラクト)」が正式名称です。tesseract は「四次元立方体」という意味ですね。
黄色のインフィニティ・ストーン【ロキの杖→ヴィジョン】
MCUシリーズ初登場は『マイティ・ソー』
黄色のインフィニティ・ストーンは「マインド・ストーン」と呼ばれ、当初は「ロキの杖」に、現在は「ヴィジョンの額(ひたい)」に埋め込まれてます。
ロキの杖は他人を洗脳し、操ることができるため、敵の手に落ちれば非常に恐ろしい目にあってしまうインフィニティ・ストーンと言えますね。
マインド・ストーンが初登場したのは、MCUシリーズ6作目『アベンジャーズ』でした。
まずはロキがサノスからマインド・ストーンが先端に埋め込まれた“セプター”と呼ばれる杖を受け取ります(これが「ロキの杖」と呼ばれる)。
ロキはマインド・ストーンのパワーを使ってホークアイやエリック・セルヴィグ博士の精神を操り、味方にしてしまいます。
やがてロキがアベンジャーズに敗れると、ロキの杖はS.H.I.E.L.D.(シールド)の施設で管理・保管されることに。
しかし「ロキの杖」は、MCUシリーズ9作目の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』にて、シールドの内部に潜んでいた悪の組織「ヒドラ」の手に渡ってしまう。
ロキの杖を手にしたヒドラの幹部バロン・フォン・ストラッカーは、人体実験により改造人間であるマキシモフ姉弟(スカーレット・ウィッチとクイックシルバー)を生み出す。
そして場面は、MCUシリーズ11作目『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に映ります
まず序盤で、アベンジャーズが「ロキの杖」をヒドラから奪還。
しかしトニー・スタークが、「ロキの杖」に埋め込まれたマインド・ストーンで人工知能「ウルトロン」を作り、地球滅亡の危機を招いてしまう。
大失態を犯したトニーとバナー博士は諦めずに、人工皮膚細胞テクノロジーとロキの杖によって生み出された人工肉体クレードルに、ジャーヴィス(J.A.R.V.I.S.)をアップロード。
その結果、マインド・ストーンのパワーを手にした最強の人造超人「ヴィジョン」が誕生させることに成功し、ヴィジョンがアベンジャーズの仲間となります。
というわけで、現在、インフィニティ・ストーンの1つであるマインド・ストーンは「ヴィジョンの額」に埋め込まれているわけですね。
ややこしいので、マインドストーンの所有者を順番に並べるとこんな感じ。
- サノス
- ロキ
- S.H.I.E.L.D.(シールド)
- ヒドラ
- アベンジャーズ
- ヴィジョン
ヴィジョンはヴィブラニウムを核とした人工皮膚の身体を持っているだけでなく、空中を浮遊する「飛行能力」を持ってます。
それだけはなく、ヴィジョンは額のマインド・ストーンから行うビーム攻撃、物体の透過といった強力すぎる能力なども持っているのです。
インフィニティ・ストーンを保有するヴィジョンは間違いなくチートキャラでしょう…!
マインド・ストーンはどんなパワーを持っている?
黄色のインフィニティ・ストーンである「マインド・ストーン」は、あらゆる存在の精神に侵入し、支配・制御・操作することができるパワーをもってます。
相手の思考や夢の中に入ることも可能で、X-MENシリーズに登場するプロフェッサーXのサイキックとほぼ同等か、上位互換となる能力を手に入れることができます。
MCUシリーズ13作目の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、間接的にインフィニティ・ストーンのパワーを得てしまったワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)が、その強力すぎる能力で一般市民を巻き込んでしまう場面も出てきます。
このようにインフィニティ・ストーンの力は強力すぎるため、アベンジャーズといえども注意して使用しなければいけないのです……。
赤色のインフィニティ・ストーン【エーテル】
MCUシリーズ初登場は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
赤色のインフィニティ・ストーンは「リアリティ・ストーン」と呼ばれ、不定形で液体状の兵器「エーテル」として登場。
エーテルは、宇宙をビッグバン以前の状態に戻すことができるインフィニティ・ストーンだと言われています。
エーテルの初登場は、MCUシリーズ8作目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でした。
エーテルの力を使い宇宙を「永遠の闇」に戻そうとしたダークエルフのマレキスと、アスガルドの王でオーディンの父・ボーが戦った結果、エーテルは地中深くに封印されます。
ときは流れて現代。偶然にも異次元に飛ばされたジェーンがエーテルを見つけてしまう。
ジェーンの体内に入り込んだエーテルを奪おうとするマレキス。そのジェーンを助けるため、ソーと彼の仲間やロキまでもが協力し、マレキスに挑みます。
結果マレキスは敗北し、エーテルはアスガルドへ。
ですが、本作のエンドクレジット後の追加シーンにて、銀河のはるか彼方ノーウェアに住むコレクターの元にヴォルスダッグとシフが出向き、エーテルを渡します。
ソーが自らエーテルを保管しなかった理由は、アスガルドがすでにスペース・ストーン(四次元キューブ)を保有しており、「同じ場所に2つのインフィニティ・ストーンが存在するのは危険だ」と考えたから。
しかしMCUシリーズ10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、奴隷労働から逃れようとした使用人カリーナがパワー・ストーンに触れ、コレクターの部屋が大爆発。そのときエーテルがどうなってしまったかは何も描かれてませんでした。
というわけで、現在、インフィニティ・ストーンの1つであるリアリティ・ストーンの所在は不明ですが、引き続きコレクターが所持している可能性は高いでしょうね。
余談ですが、他のインフィニティ・ストーンはどれも「固形タイプ」なので、「液状タイプ」であるリアリティ・ストーンは特殊ですね。
厳密には「ストーン」ではなく、“インフィニティ・ウォーター”とか“インフィニティ・ジェル”という方が正しいのかも……?
リアリティ・ストーンはどんなパワーを持っている?
赤色のインフィニティ・ストーンである「リアリティ・ストーン」は、宇宙をビッグバン以前の状態に戻すことができるパワーをもっています。
これを悪用したマレキスは、5千年に一度やってくる「惑星直列」のタイミングでエーテルを使用し、リアリティ・ストーンの破壊力を最大化しようとしました。
ソーが仮にマレキスを阻止できず、普段は離れた9つの世界が隣接した状態でエーテルが使われていたら、一気に全世界が消滅していたことでしょう。
インフィニティ・ストーンの中でも、リアリティ・ストーンはとくに恐ろしい……。
紫色のインフィニティ・ストーン【オーブ】
MCUシリーズ初登場は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
紫色のインフィニティ・ストーンは「パワー・ストーン」と呼ばれ、球体状の容器「オーブ」に封印されてます。
オーブは惑星や文明全体を破壊するほどのパワーを持っており、中のストーンに触れた者の肉体を一瞬にして焼き尽くされてしまいます。
オーブの初登場は MCUシリーズ10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でした。
まずピーター・クイルが惑星モラグからオーブを盗み出し、ノバ帝国の首都・惑星ザンダーで“廃品”として売りさばこうとしますが逮捕されてしまう。
しかしクイルは、収監されたキルン刑務所の脱出に成功。次はノーウェアを訪れ、コレクターにオーブを売ろうとします。
しかし、使用人カリーナがオーブの中のパワー・ストーンに触れてしまい大爆発。
「オーブがインフィニティ・ストーンであること」「銀河を滅ぼすアイテムであること」を知ったクイルは、今度はより安全なノバ軍にオーブを届けようとしますが、クリー人のロナンに奪われてしまいます。
一方、サノスとの約束でオーブを入手したロナンも、オーブがインフィニティ・ストーンであることに気づいたため、サノスを裏切りオーブの力を自らに使用。
オーブの力を得たロナンは惑星ザンダーを破壊しようとする。しかしクイルらガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが邪魔をする。
やがてクイルがパワー・ストーンに焼き尽くされそうになりながらも、なんとかロナンに勝利し、オーブを取り返します。
クイルは約束していたヨンドゥではなく、ノバ軍警察にオーブを預けます(ヨンドゥはオーブの偽物をつかまされてしまう)。
というわけで、現在、インフィニティ・ストーンの1つであるパワー・ストーンはノバ軍が保管しているわけですね。
「オーブの偽物」をつかまされてしまったヨンドゥは相当ご立腹かな……?
パワー・ストーンはどんなパワーを持っている?
紫色のインフィニティ・ストーンである「パワー・ストーン」は、いとも簡単にあらゆるものを破壊できるパワーをもっています。
しかし貧弱なものがパワー・ストーンに触れると、すぐさま焼き尽くされてしまう。
ロナンは武器であるハンマーを媒介とすることで、ストーンの破壊に耐え、生き延びることができました。
そしてクイルがパワー・ストーンに焼き尽くされなかったのは、古代人の血を半分引いていたから……。
その謎は、MCU15作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にて明らかになるので、そちらも必見です!
緑色のインフィニティ・ストーン【アガモットの目】
MCUシリーズ初登場は『ドクター・ストレンジ』
緑色のインフィニティ・ストーンは「タイム・ストーン」と呼ばれ、ネックレス型のアイテム「アガモットの目」の中に収められてます。
タイム・ストーンは、時間を巻き戻したり時を止めたりできるなど、非常にチートなパワーを持ったインフィニティー・ストーンだと言えますね。
アガモットの目が初登場したのは、MCUシリーズ14作目『ドクター・ストレンジ』でした。
魔術師の修行場であるカマー・タージで保管されていたところを、ドクター・ストレンジが発見。
ストレンジがエンシェント・ワンの蔵書に記されていた「アガモットの目」の使用方法をこっそりと読み解き、カエシリウスとの戦いに使用します。
さらにストレンジは、ドルマムゥに「無限ループ地獄」をストーンの力で食らわせます。
無事ダーク・ディメンションからの侵略を防いだストレンジは、その後、アガモットの目をカマー・タージの保管場所に戻します。
というわけで、現在、インフィニティ・ストーンの1つであるタイム・ストーンはネパールの首都カトマンズにあるカマー・タージにて保管されているわけですね。
インフィニティ・ストーンをいきなり実戦で使うストレンジ…….才能がありすぎ……。
タイム・ストーンはどんなパワーを持っている?
緑色のインフィニティ・ストーンである「タイム・ストーン」は、時間を自由自在に操る力をもっています。
このタイム・ストーンが収められた「アガモットの目」は、かつて何千年も昔に活躍した魔術師のアガモットによって作られました。
アガモットは初代の「至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)」であり、今では「魔術の父」とも呼ばれています。
アガモットは香港、ニューヨーク、ロンドンの計3箇所に「聖域(サンクタム)」を設置。これら3つのサンクタムは互いに結界を張ることで、ドルマムゥなどの「異次元の脅威」から地球を守ってきました。
“物理的な脅威”と戦うアベンジャーズと違い、サンクタムを守る魔術師たちは“神秘的な脅威”と戦っているわけです。
サンクタムが破壊され、ドルマムゥが襲来したとき、ストレンジはタイム・ストーンの力を使ってドルマムゥを退けましたが、その時に見せた「無限ループ地獄」は完全なるチート技。
時間を止めることも巻き戻すこともできるタイム・ストーンの力が、敵のサノスに渡ってしまったらこの世の終わりでしょうね……。
橙色のインフィニティ・ストーン【ソウル・ストーン】
初登場は『マイティ・ソー バトルロイヤル』?
橙色のインフィニティ・ストーンは「ソウル・ストーン」と呼ばれてます。
MCUシリーズ10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、インフィニティ・ストーンそのものを解説するシーンがあり、そこでオレンジ色をしたソウル・ストーンの映像が登場しました。
しかしこれはあくまでも映像。アイテムとして現実世界に登場するのは、まだこれから。
海外マーベルファンのあいだでは、
「アスガルドの番人であるヘイムダルの胸にある『オレンジ色の石』が6つ目のインフィニティ・ストーンじゃないか?」
という噂が流れていますが、真相はまだ分かりません。
しかし、最後のインフィニティ・ストーンが『マイティ・ソー バトルロイヤル』に登場する可能性は高いと言われています。
なので、早ければ 2017年中に「ソウル・ストーン」が見れるかもしれませんね!
インフィニティ・ガントレットとは?左右、2種類ある?
インフィニティ・ガントレットは、拳にインフィニティ・ストーンをはめることで恐ろしいパワーを発揮するアイテム。
原作コミックスにおいて、インフィニティ・ガントレットは宇宙を作り変えることや、思考するだけで宇宙全体の半数を消滅させることもできてしまうのです。
マーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)では、すでに左手と右手、2つのインフィニティ・ガントレットが登場しています。1つずつ解説していきましょう。
左手のインフィニティ・ガントレットの行方
左手のインフィニティ・ガントレットは、MCUシリーズ4作目『マイティ・ソー』の中で初登場しました。
しかし、氷の巨人たちがアスガルドを奇襲するシーンに一瞬映るだけので、見逃してしまう人がほどんどでしょう。
オーディンのコレクションの1つということで、ただの「レプリカ」ではないかという説もありますね。
確かに、すでにインフィニティ・ストーンがはめ込まれている状態なので、レプリカである可能性は高そうですが……。
右手のインフィニティ・ガントレットの行方
右手のインフィニティ・ガントレットは、MCUシリーズ11作目『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(のエンドクレジット中の追加シーン)にて初登場しました。
「よかろう、私の出番だ」と語りながら、右手のインフィニティ・ガントレットを装着するサノスがここで描かれています。
このシーンを見ると、インフィニティ・ストーンはまだ装着していない状態なので、それほどの脅威ではないと思われますが……。
MCUシリーズ6作目『アベンジャーズ』の時点で、元々サノスがマインド・ストーンを所持していたのに、ロキに渡してしまったことで唯一のインフィニティ・ストーンすら失ってしまいました。
MCUシリーズ10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、ロナンに「オーブ」を横取りされるなど、サノスは長らく「噛ませキャラ」を演じてきました。
しかしサノスの真の恐ろしさは、2018年に公開される MCUシリーズ19作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で描かれることになりそうですね。
「インフィニティ・ストーン」そして「インフィニティ・ガントレット」の行方に、目が離せません!