今回は『アベンジャーズ映画』最新作の予習・復習方法を解説しましょう。
初心者の人も久しぶりに見る人もアベンジャーズ映画の世界に入り込んで楽しめるようになると思います!
まずはアベンジャーズシリーズの視聴手順です。次の2つの方法があります。
- MCUの時系列(時間軸)通りに見ていく
- 気になった単独映画のシリーズ1作目から見てみる
当然ながら、正式な時系列である「1の見方」が最もおすすめなわけですが、作品数が多く「膨大な時間」が必要です。
なので残念なことに、アベンジャーズシリーズ最新映画が公開される時期は、すべての過去作品を復習してから映画館に行く時間的な余裕はおそらくありません。
しかし予習や復習もなく映画館に行くのも、知識不足により映画を十分に楽しめません。困りますね……。
でも大丈夫!!! 上記の2つの見方のうち「あなたの状況に合う」手順を選び、予習・復習すればいいのです。
要するに、現実的に考えると、時間がある場合は『MCUの順番に見る』、時間がない場合は『アベンジャーズ単独映画のシリーズ1作目から見ていく』という視聴方法がベストということになるわけです。
では、1つずつ解説していきましょう。
この記事の目次
MARVELアベンジャーズ最新作の予習・復習方法まとめ!
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の順番に見る場合
まずは「おさらい」です。
アベンジャーズの映画は「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」という時系列(時間軸)でシリーズ展開されています。
マーベル映画はこの順番で見よ!アベンジャーズの最新時系列24作品(公開予定含む)
詳しくは上記の記事にまとめてありますが、簡単に並べると下記の流れです。
- 『アイアンマン』→『インクレディブル・ハルク』→『アイアンマン2』→『マイティ・ソー』→『キャプテン・アメリカ』→『アベンジャーズ』
- 『アイアンマン3』→『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』→『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』→『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』→『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』→『アントマン』
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』→『ドクター・ストレンジ』→『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』→『スパイダーマン:ホームカミング』→『マイティ・ソー バトルロイヤル』→『ブラックパンサー』→『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』→『アントマン&ワスプ』→『キャプテン・マーベル』→『アベンジャーズ4』
(「フェイズ1」から「フェイズ3」の順番まとめです。2019年以降もストーリーは続く予定。)
1つの映画が「約2時間」として、2017年時点で必要となるトータル視聴時間はだいたい「30時間」ほどになりますね。
アベンジャーズシリーズの映画は、この時系列通りに見るのが最も楽しいでしょう。こんなにまとまった時間はなかなか作れませんが、アベンジャーズを100%楽しむならば、いずれは「アベンジャーズ正規の時系列」で視聴するのがおすすめです。本当に!
アベンジャーズ単独映画のシリーズ1作目から見る場合
ではここから「本題」です。
まず次の最新作が公開されるまで、時期的に少し余裕がある場合。
最新作の公開が「数ヶ月後」という場合ですね。
このパターンでは時間的にかなり余裕があるので、どの作品から見ても大丈夫。
下記の単独シリーズ11作品の中から「気になった作品」を視聴してみてください。単純に「見てみたい作品」を選んでください。
(下記のリンクをクリックすると、各単独映画シリーズの解説に飛びます。)
- アイアンマン(三部作)
- インクレディブル・ハルク(1作品)
- マイティ・ソー(三部作)
- キャプテン・アメリカ(三部作)
- アベンジャーズ(現在2作品)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(現在2作品)
- アントマン(現在1作品)
- ドクター・ストレンジ(現在1作品)
- スパイダーマン(ホームカミング)(2017年公開)
- ブラックパンサー(2018年公開予定)
- キャプテン・マーベル(2019年公開予定)
どの映画も、MCUとの繋がりは一旦は忘れることで、「個別作品」として十分に楽しめる作品になっています。初めは先入観なしで見てみましょう。
ただしストーリーの理解度が格段にアップするので、必ず各映画シリーズ「1作目」からご視聴ください。
たとえば『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は「キャプテン・アメリカ」シリーズの3作目の映画です。
ということは、まず先に1作目の『ザ・ファースト・アベンジャー』と2作目の『ウィンター・ソルジャー』を見ておかないといけませんね。
このように単独シリーズ1作目から見ていけば、結果的に「MCUの時間軸」もなんとなく頭に入るので「MCUの時系列順での視聴」に移行しやすくなるのです。
ぜひ試してみてくださいね!
では「最新作」が公開中の時期はどの手順で見ればいいか?
こちらは簡単。
現在公開中の映画シリーズの過去作を「1作目」から見て予習をしてから、映画館で「最新作」を見てください。
たとえば2017年『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が公開中の期間ならば、1作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だけを視聴する。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』が公開されている期間ならば、『マイティ・ソー』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』だけを視聴する……という感じですね。
前述したように、アベンジャーズシリーズの「最新作」が公開されたタイミングでは、「それまでの過去作」をすべて予習・復習する時間はありません。でも「最低限の知識」は頭に入れておかないといけません。
しかしこの方法なら「2〜4時間」ほどの予習・復習で映画館にいくことが可能。登場人物や世界観も「7,8割くらい」理解した状態に最短時間で持っていくことができるのです。
時間を節約できるという意味では、初めてアベンジャーズシリーズを見る人だけじゃなくみなさんにおすすめしたい視聴方法ですね。
というわけで「アベンジャーズ単独映画シリーズ1作目」から視聴してみてください!
最後に「単独作品の各シリーズ」を一挙に解説しておきましょう。どの映画から見るかは自由です!
アイアンマンから視聴する場合
1作目『アイアンマン』(2008年)
『アイアンマン』はフェイズ1の1作目にあたる作品です。アベンジャーズのMCUシリーズとしても1作目の映画なので、個人的にはとにかく一番最初に見てほしいですね。
アイアンマンは『アベンジャーズ』でもリーダー的存在で、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『スパイダーマン:ホームカミング』にも重要な役割で登場します。
「アイアンマン」を知っておくことで「アベンジャーズ」だけじゃなく、その他の「MCUシリーズ映画」も楽しめるようになるのです。
『アイアンマン』を見た後は、MCUでの続編である『インクレディブル・ハルク』を見てもいいですし、『アイアンマン2』と『アイアンマン3』を見て「アイアンマンシリーズ」を制覇するものいいですね。
余談ですが、トニー・スターク(アイアンマン)の父親であるハワード・スタークは『キャプテン・アメリカ』『アントマン』にも登場してます。そちらも要チェックです!
アイアンマンの時系列
「アイアンマン」シリーズは全部で3作品。時系列は下記の通りです。
- アイアンマン(2008年)
- アイアンマン2(2010年)
- アイアンマン3(2013年)
3作目である『アイアンマン3』は、『アベンジャーズ』の戦いの中で「深い傷」を負ってしまったトニーの苦悩がたっぷり描かれるストーリーになっています。
つまり、時系列的には『アベンジャーズ』の後のストーリーなので、『アイアンマン2』のあとにすぐ『アイアンマン3』を見るとちょっと意味不明になるはず。
なので、「時間がないからアイアンマンだけ見たい!」と言う人でも
- 『アイアンマン』(2008年)
- 『アイアンマン2』(2010年)
- 『アベンジャーズ』(2012年)
- 『アイアンマン3(20013年)
という風に『アベンジャーズ』を間に挟むような順番で視聴するのがオススメとなります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
ハルクから視聴する場合
2作目『インクレディブル・ハルク』(2008年)
『インクレディブル・ハルク』はフェイズ1の2作目にあたる作品です。
ハルクは能力的にもアベンジャーズ最強のパワーを持っていたり、暴走して味方を攻撃したり、とにかく魅力的なキャラクター。
『アベンジャーズ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』でも再登場するので、ハルクの誕生秘話を知りたい人は今作も要チェックですね。
ハルクを見ておくことで他のマーベル映画もより楽しめるのは間違いなし。視聴時間は「2時間くらい」なので、時間がある人はぜひ!
ちなみに『インクレディブル・ハルク』では、MCUの単独映画のなかで唯一「続編映画」がありません。ハルク以外のキャラクターも基本的には、他のMCU作品に登場せず、サンダーボルト・ロス将軍が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて国務長官として再登場するくらいです。
MCUのことは一旦忘れて、「とりあえず何でもいいから1作品マーベル映画が見てみたい」という人におすすめの作品かもしれませんね。
※ハルクは「続編」がないので「時系列解説」はありません。
マイティ・ソーから視聴する場合
4作目『マイティ・ソー』(2011年)
『マイティ・ソー』はフェイズ1の4作目にあたる作品。アベンジャーズの世界では「地球以外にも世界は存在する!」ということを初めて知らしめた映画ですね。
主人公である「ソー」は、神の国アスガルドの王子。悪役(ヴィラン)となるのは、ソーの弟である「ロキ」です。ヒロインは「人間」の天文学者ジェーン。ソーとジェーンの恋愛も重要なメインストーリーになってます。
(アイアンマンやスパイダーマンに比べると)日本での知名度はやや低めなのですが、アメコミ映画のファン以外にも十分オススメできる素晴らしいファンタジー映画です。
ソーとロキは、ともに『アベンジャーズ』でも強烈な存在感を放つキャラクター。いずれ『アベンジャーズ』を見るときに、『マイティ・ソー』を見ていないと「この人誰?」という状態になってしまうで要注意。
「ジェーンの元彼の名前」など、原作ファンがさらに楽しめる要素も多くて、知れば知るほど楽しめる良い作品です!
マイティ・ソーの時系列
「マイティ・ソー」シリーズは全部で3作品。時系列は下記の通りです。
- マイティ・ソー(2011年)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)
- マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)
MCUシリーズにおいて、2作目『ダーク・ワールド』の前に『アベンジャーズ』が、3作目『バトルロイヤル』の前には『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が入ります。
個人的には、3作目はまだ未公開なのでわかりませんが、2作目に関しては、アベンジャーズを見ていなくても十分に楽しめると思いますね。
ソーシリーズは、基本的に「ソーとロキの確執」「ソーとジェーンの恋愛」を軸にストーリーが進みます。なのでアベンジャーズのことは忘れていても結構大丈夫。ただし「エリック・セルヴィグ博士が急に頭おかしくなってる」のは衝撃を受けてしまうかも。笑
キャプテン・アメリカから視聴する場合
5作目『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
『キャプテン・アメリカ』はフェイズ1の5作目にあたる作品。第二次世界大戦中に誕生した超人兵士キャプテン・アメリカを描いた正義のアクション映画となってます。
最初は貧弱で体も小さい主人公のスティーブ・ロジャースが、最強の肉体とパワーを手に入れる展開がめちゃくちゃ良いです。ロジャースとペギー・カーターの恋も楽しめます。
さらに2作目となる『ウィンター・ソルジャー』では、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に繋がる伏線がふんだんに盛り込まれていて、アベンジャーズを見るなら必見と言えそうですね。
「シールド」と「ヒドラ」の戦いがメインで進行し、MCUシリーズのなかで最も「銃撃戦」が楽しめる作品です!
キャプテン・アメリカの時系列
「キャプテン・アメリカ」シリーズは全部で3作品。時系列は下記の通りです。
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
1作目『ザ・ファースト・アベンジャー』のあと『アベンジャーズ』が入りますが、見ていなくても『ウィンター・ソルジャー』は楽しめるでしょう。
ただし2作目では、「ブラック・ウィドウ」がメインキャラとして登場します。彼女のことが知りたくなった人は、『アイアンマン2』と『アベンジャーズ』をチェックしてみましょう。
3作目の『シビル・ウォー』では、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』におけるソコヴィアでの戦いの影響がストーリーに大きく関わってきます。アベンジャーズのメンバー(ソーとハルク以外の12人)も登場してくるので、MCUシリーズを理解している方がより楽しめる作品になってますね。
アベンジャーズから視聴する場合
6作目『アベンジャーズ』(2012年)
『アベンジャーズ』はフェイズ1のラストである6作目にあたる作品。マーベルの世界に登場する悪と戦うために生まれた「アベンジャーズ」というチームの結成と活躍を描くアクション映画です。
1作目では「アイアンマン」「ソー」「キャプテン・アメリカ」「ハルク」「ブラック・ウィドウ」「ホーク・アイ」「ロキ」「フィル・コールソン」「ニック・ヒューリー」などが登場。
2作目『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、「ファルコン」「ウォーマシン」「スカーレット・ウィッチ」「クイックシルバー」などが登場します。
さすがにストーリーの軸となっている『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ』『マイティ・ソー』という3つの単独映画シリーズを見ておかないと、細かい部分まで理解できない映画になっています。
逆に言えば、上記「3つの映画」だけ見ておけば、アベンジャーズはほぼ間違いなく楽しめるでしょう。
じっくり楽しむ余裕のある人は、アベンジャーズの時系列(完全版)をチェックしながら視聴していきましょう。
アベンジャーズの時系列
「アベンジャーズ」シリーズは全部で4作品。時系列は下記の通りです。
- アベンジャーズ(2012年)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年公開予定)
- アベンジャーズ4(タイトル未定)(2019年公開予定)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のストーリーの根幹は、アイアンマンが極秘に進めていた「ウルトロン計画(平和維持計画)」です。なので、
アイアンマンのことを理解できている人は、前作の『アベンジャーズ』のあとすぐに『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を見ても、話はだいたい理解できるはず。
悪役(ヴィラン)として出てくる「スカーレット・ウィッチ」や「クイックシルバー」、「バロン・フォン・ストラッカー」は、すでに『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で初登場していますが、顔見せ程度だったので、見ていなくても大丈夫。
「インフィニティ・ストーン」についても、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の中で初めて触れられていますが、「世界には6つのインフィニティ・ストーンがあり、それぞれ世界を滅ぼすほどの強力なパワーを秘めている。サノスが狙っているのはその力だ」ということが分かっていれば大丈夫でしょう。
ところで、6つのインフィニティ・ストーンというのは、
- スペース・ストーン(青)・・・・・・四次元キューブ(テッセラクト)【初登場は『マイティ・ソー』】
- マインド・ストーン(黄)・・・・・・ロキの杖(セプター)【初登場は『マイティ・ソー』】
- リアリティ・ストーン(赤)・・・・・・エーテル【初登場は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』】
- パワー・ストーン(紫)・・・・・・オーブ【初登場は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』】
- タイム・ストーン(緑)・・・・・・『ドクター・ストレンジ』にて登場
- ソウル・ストーン(?)・・・・・・これから登場予定
という感じ、すでに各マーベル映画に登場しています。
こうしてみると、6つのうちの半分は『マイティ・ソー』シリーズで登場しているのが分かりますね(四次元キューブ、ロキの杖、エーテル)。オーブは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で初めて出てきます。
とくに「ロキの杖」の杖に関しては、「アスガルド→シールド→ヒドラ→ウルトロン→ヴィジョン」という風に持ち主が“味方と敵のあいだ“でどんどん入れ替わっていきます。この辺がアベンジャーズの面白いところですね。
そして、6つのインフィニティ・ストーンをめぐる宇宙の支配者・サノスとの戦いが、3作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で繰り広げられることになるわけです。
ただし、初見ではここまで理解しなくても大丈夫です。
ざっくり見るだけでもめちゃくちゃ面白いので、まずは気楽に「アベンジャーズ」シリーズを楽しんでくださいね!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーから視聴する場合
10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はフェイズ2の4作目にあたる作品。今まで舞台となっていなかった銀河宇宙を舞台にしたSF映画となってます。
アベンジャーズが活躍する地球のことを「テラ」と呼び、ノバ帝国やクリー帝国といった宇宙の支配国を描くなど、アベンジャーズの世界観を大きく広げてくれる映画ですね。
宇宙誕生の際の残骸である「無限の石(インフィニティ・ストーン)」の概念も初登場。
これまでMCUシリーズで出た「四次元キューブ(コズミック・キューブ)」「ロキの杖(セプター)」「エーテル」もインフィニティ・ストーンであることが判明します。
ただ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の登場人物は、フェイズ2の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』には登場しません(サノスを除く)。
フェイズ3の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を経たあと、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて、ついにアベンジャーズと繋がる予定です。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの時系列
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは全部で3作品。時系列は下記の通りです。
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(2020年以降に公開予定)
2作目のあとに公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのキャラクターも登場するので、そちらは必見となりそう。
それ以外では、あまりアベンジャーズが関わってこないので、上記の順番に見ていけば十分楽しめるでしょう。ですが、マーベルの世界に興味が出た人はぜひ「他のMCUシリーズ作品」も視聴していってほしいですね。
ちなみに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』となる予定の続編映画は「2020年以降」に公開予定。
同シリーズ2作品の監督・脚本をつとめたジェームズ・ガンが起用され、現在は執筆中とのことです。
アントマンから視聴する場合
12作目『アントマン』(2015年)
『アントマン』はフェイズ2の最後にあたる作品。アベンジャーズシリーズにおける「フェイズ2」と「フェイズ3」を繋ぐ映画でもあります。
元囚人の主人公であるスコット・ラングが「愛する娘」のために、体のサイズを変幻自在に変えられる特殊スーツを武器に「悪」と戦うアクション映画という感じ。
1作目『アントマン』は、『アベンジャーズ』や「その他のMCU映画」を見ていなくても楽しめるストーリーになってますね。
一応は解説しておくと、ハワード・スタークやペギー・カーター、ファルコンは「キャプテン・アメリカ」に出てくる登場人物です。気になった人はキャプテン・アメリカシリーズにも手を広げるのも良いでしょう。オススメです。
アントマンの時系列
「アントマン」シリーズは全部で2作品。時系列は下記の通りです。
- アントマン(2015年)
- アントマン&ワスプ(2018年公開予定)
アントマンは、フェイズ3の1作目である『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』という映画にも登場します。
戦闘シーンがあり、新技もがっつり登場するので、できれば「2作目」を見る前にチェックしておくのがおすすめですね。
2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にもアントマンが登場し、その後、2作目である『アントマン&ワスプ』に繋がる予定ですね。
ドクター・ストレンジから視聴する場合
14作目『ドクター・ストレンジ』(2016年)
『ドクター・ストレンジ』はフェイズ3の2作目にあたる作品です。
これまでアベンジャーズ映画になかった「異次元世界」の概念が登場し、はじめて魔術を使うヒーローが主人公となるファンタジー映画です。
個人的には同じくファンタジー要素が全開の『マイティ・ソー』が好きな人におすすめ。5つ目のインフィニティ・ストーンである「タイム・ストーン」も出てきます。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にどう繋がるかも楽しみの一つですね。
ドクター・ストレンジの時系列
「ドクター・ストレンジ」シリーズは全部で2作品。時系列は下記の通りです。
- ドクター・ストレンジ(2016年)
- ドクター・ストレンジ2(公開予定)
2作目が公開される前に『マイティ・ソー バトルロイヤル』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にドクター・ストレンジが登場することになります。
『ドクター・ストレンジ2』の内容はまだ未定ですが、ストレンジの宿敵である「ナイトメア」がヴィランとして登場するという話が有力です。
スパイダーマンから視聴する場合
16作目『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
『スパイダーマン:ホームカミング』はフェイズ3の4作目にあたる作品です。
スパイダーマンの実写映画化はこれが3度目ですが、アベンジャーズシリーズに参入するのは今シリーズが初めて。
今までの初代3部作やアメイジング・スパイダーマンシリーズとは違い、メイおばさんが若く、すでにベンおじさんが亡くなった状態でスタートします。
さっそくアイアンマンとがっつり絡んだ展開になるので、今までと違ったスパイダーマン映画が楽しめるはずです。
スパイダーマンの時系列
「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズは全部で2作品。時系列は下記の通りです。
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
- スパイダーマン:ホームカミング2(2019年公開予定)
1作目の前に、じつは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の中で今シリーズのピーターが登場しています。
トニー・スタークとの絡みだけでなく、戦闘シーンもガッツリ描かれているので、先に見ておいた方がいいかもしれません。
2作目となる続編映画に関しては、2019年ごろに公開予定。
しかし、その前に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ4』があるので、スパイダーマンの出番はかなり多いでしょうね!