こんにちは、海外シネマ研究所(@cinemal_labo)です!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
今日は普通の女の子が王族のプリンセスになってしまうロマンティック・コメディの恋愛映画『プリティ・プリンセス』シリーズの研究をしてみました。
プリティ・プリンセスの原作は小説『プリンセス・ダイアリー』シリーズ。
現在は『プリティ・プリンセス』と『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』の2作品が公開中となっています。
特に1作目は、アン・ハサウェイの映画デビュー作品でありながら、全米で1億ドルを超えるヒットを記録し、彼女がブレイクするきっかけにもなった映画ですね。
今回はプリティ・プリンセスをまだ観たことのない方のために、シリーズ全作品を徹底解説していきたいと思います。
まずは公開された作品を時系列順にどうぞ!!
この記事の目次
『プリティ・プリンセス』シリーズの時系列(公開日順)
プリティ・プリンセスシリーズの全作品をまとめました!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
- 『プリティ・プリンセス』(2001年)
- 『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2004年)
- 『プリティ・プリンセス3(仮)』(未定)
映画1作目『プリティ・プリンセス』は2001年に公開されました。
ごく普通の(というよりすごく地味な)女子高生のミアが急に王女になってしまうというストーリーの映画になっています。
恋愛よりも若干コメディ色の強いロマンティック・コメディ作品です。
「今の自分もきらいではないけど『新しい自分』に生まれ変わってみたい」という願望がある方はより楽しめるのではないでしょうか。
ちなみにミアの祖国であるジェノヴィアは「スペインとフランスの間にある小国」という設定の架空の国なので実際には存在してません。
2004年には映画2作目『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』が公開されました。
『プリティ・プリンセス2』は王女となったミアが、女王になるために花婿を探すという恋愛映画です。
1作目よりも恋愛要素がつよい作品になってます。
今観るとベタな展開という感じもしますが、これぞロマンティック・コメディの王道。笑って楽しめる映画です。
プリティ・プリンセスはミアの成長物語。
1作目と2作目を続けて観た方がより楽しめるでしょう。
2作目だけ観るのはもちろん1作目だけしか観ないのもすごくもったいない!
ぜひ両作品を順番に観てみてくださいね。
下記のリンクから視聴できます。
『プリティ・プリンセス』(2018年10月20日まで)
『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2018年10月20日まで)
配信期限は変更になる場合があるのでリンク先をご確認ください!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
個人的には2作目のほうが面白いと思います!
シリーズ3作目『プリティ・プリンセス3』は公開予定?
『プリティ・プリンセス3』に関する情報をまとめました!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
2012年にシリーズのプロデューサーであるホイットニー・ヒューストンが亡くなってしまいました。しかし2016年3月に、監督のゲイリー・マーシャルが続編となる3作目映画の製作を発表しました。
ところが2016年7月にゲイリー・マーシャル監督が他界してしまい、計画は白紙に。
そして2016年8月、ジョー役のヘクター・エリゾンドがVariety Latino誌のインタビューで続編の製作に前向きな姿勢を発表しました。
さらに、原作者であるメグ・キャボットも新しい映画の脚本があることをEntertainment Weekly誌で語っています。
原作小説『プリンセス・ダイアリー』のスピンオフ作品では、ミアの腹違いの妹オリビアの存在が明らかになってますが、映画のほうでは登場していません。
映画2作目は原作にはないオリジナルストーリーでした。
映画3作目では、オリビアが登場しないオリジナルストーリーになるのか、あるいはオリビアがついに登場するのか。
監督やプロデューサーは変わってしまいますが、3作目『プリティ・プリンセス3』が作られる日がくるのも近いかもしれませんね!
『プリティ・プリンセス』シリーズは字幕で見るべき?吹き替えで見るべき?
『プリティ・プリンセス』を視聴してみたところ、字幕も吹替もどちらもおすすめだなと感じました(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
プリティ・プリンセスの吹替版は、(有名有名人が演じた場合にありがちな)素人くさい演技ではありません。
プロの声優さんたちの素晴らしい演技で『プリティ・プリンセス』の雰囲気が崩れていないのです。
アン・ハサウェイとジュリー・アンドリュースがそれぞれ演じている主人公のミア、女王クラリスの声も違和感がありません。
唯一気になったのはミアの親友リリーの吹替ですが、むしろ字幕版よりも味があり存在感バツグンです。
リリーのコミカルなキャラに、リリーの吹替を担当した声優の永澤菜教さんの独特な声が合っていました。
リリー役の声優・永澤菜教さんはアニメ映画『アイス・エイジ』シリーズでクラッシュの声も担当してます。
クラッシュは『アイス・エイジ3』以降に登場するので、吹替版リリーの声が気になった方はそちらもチェックしてみてください。
ただ永澤さんの声は独特で人によっては好みが分かれる声でもあります。
U-NEXTだと両方のバージョンを視聴できるので、字幕と吹替の切り替えながら一度観てみてくださいね。
下記のリンクから視聴できます。
『プリティ・プリンセス』(2018年10月20日まで)
『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2018年10月20日まで)
配信期限は変更になる場合があるのでリンク先をご確認ください!
ちなみにクラリス女王を演じているジュリー・アンドリュースは、アニメ映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』でグルーの母の声を担当し、こちらも大絶賛されてます。
プリティ・プリンセスの字幕版を観たあとは、『怪盗グルー(ミニオンズ)』シリーズもぜひチェックしてみてくださいね!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
プリティ・プリンセスの原作小説シリーズ『プリンセス・ダイアリー』の作品一覧
プリティ・プリンセスの原作シリーズ小説『プリンセス・ダイアリー』についてまとめてみました!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
まずタイトルのとおり「日記形式」の小説なので、映画とはまた違う面白さがあります。
映画を観た人が『プリンセス・ダイアリー』に興味を持ち、小説を買ってさらにハマるというパターンが多いみたいですね。
本編ストーリーとなるのは、次の11作品です。
- 『プリンセス・ダイアリー』(2000年)
- 『ラブレター騒動篇』(2001年)
- 『恋するプリンセス篇』(2002年)
- 『ときめき初デート篇』(2003年)
- 『ピンクのドレス篇』(2004年)
- 『悩める見習いプリンセス篇』(2005年)
- 『パーティ・プリンセス篇』(2006年)
- 『がけっぷちのプリンセス篇』(2007年)
- 『崖の下のプリンセス篇』(2007年)
- 『永遠のプリンセス篇』(2009年)
- 『ロイヤル・ウェディング篇』(2015年)
原作11冊目の『ロイヤル・ウェディング篇』と映画2作目の『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』が似たタイトルですが、内容は異なります。
このほか番外編シリーズ(『どきどきキャンプ篇』(2003年)、『クリスマスプレゼント篇』(2005年)、『スイート・シックスティーン篇』(2006年))も出版されています。
なお『The Princess Diaries, Volume VII and 3/4: Valentine Princess』(2006年)は、まだ日本語訳版が発売されてません(こちらも番外編です)。
また最近では『プリンセス・ダイアリー』のスピンオフ(姉妹本)として、次の2作品が販売されています。
- 『From the Notebooks of a Middle School Princess』(2015年)
- 『Royal Wedding Disaster』(2016年)
こちらのシリーズの主人公は、ミアの腹違いの妹・オリヴィアです。
オリヴィアはミアよりずっと年下の女の子。
映画シリーズには登場していないので、興味がある方は一度チェックしてみてください(原著なので英語です)。
『From the Notebooks of a Middle School Princess』(Amazonページ)
『Royal Wedding Disaster』(Amazonページ)
映画プリティ・プリンセスシリーズの各あらすじを時系列順に解説(公開年度順)
プリティ・プリンセスの映画シリーズのあらすじをまとめました!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
公開順になっているので予習や復習に使ってください!ネタバレ部分は伏せてあります。クライマックス部分はぜひ映画の中でお楽しみください!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
『プリティ・プリンセス』(2001年)
プリティ・プリンセスシリーズ1作目『プリティ・プリンセス』のあらすじです。
ドジで地味な女子高生のミア・サーモポリスは、サンフランシスコで母親と2人で暮らしている。
ミアは運動や人前でのスピーチも苦手。仲の良い友人は親友のリリーとその兄のマイケルだけだった。
ある日、ミアは、突然母方の祖母に呼び出される。
ミアは、自分が欧州にある国ジェノヴィアの王族の跡継ぎであることを知る。祖母のクラリス・レナルディが女王で、亡き父のフィリップが王子だったのだ。
ジェノヴィアの唯一の王位継承者であることを知ったミアは、隠し事をしていた母に反発し、今までどおりの一般の暮らしが失われてしまうことに納得ができない。
それでもクラリスの説得もあり、ミアは「プリンセスになるための教育」を受けることを決める。
ミアは自身のお披露目を兼ねた「舞踏会」までに王位を継承するかどうか自分で決めることにしたのだ。
だが、ミアのことをよく思わない同級生たちの嫌がらせがきっかけで、ミアの恥ずかしい姿をマスコミが世間に流してしまい…。
下記のリンクから視聴できます。
『プリティ・プリンセス』(2018年10月20日まで)
配信期限は変更になる場合があるのでリンク先をご確認ください!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾
『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2004年)
プリティ・プリンセスシリーズ2作目『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』のあらすじです。
ミアがプリンセスになってから5年後のこと、ミアは大学を卒業し、再びジェノヴィアを訪れていた。
ある日、ミアの21歳を祝う誕生日パーティが開かれる。
このパーティではプリンセスであるミアが出席中の独身男性全員とダンスをすることになり、そこでミアは青年ニコラスと運命的でステキな出会いをする。
時を同じくして、議会ではメイブリー子爵が自分の甥の王位継承権を主張しはじめていた。
ジェノヴィアでは、法律上、未婚の女性では女王に即位できない。そのためミアは30日以内に誰かと結婚しなければ、女王になる権利を失ってしまうことに。
すぐに祖母クラリスや親友リリーとともに花婿候補を探しはじめるミア。
やがて多くのセレブの男性の中から、イングランドのケニルワース公爵アンドリュー・ジャコビーをお見合い相手に選んだミアは、わずか1週間で彼と結婚することを決める。
ところが、先日パーティで出会ったあのニコラスが、例のメイブリー子爵の甥であると判明してしまい…。
下記のリンクから視聴できます。
『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2018年10月20日まで)
配信期限は変更になる場合があるのでリンク先をご確認ください!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭⁾⁾