じつは『スパイダーマン:ホームカミング』の公開以降、
「スパイダーマン:ホームカミング」の世界観とはまた別の「スピンオフ作品」の公開がつぎつぎと決定しています。
スパイダーマンが、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に参戦することは大きな衝撃でしたが、
2018年以降は、ベノムやシルバー・セーブル、ブラック・キャット、ナイトウォッチ等が登場する映画も非常に期待ができそうですね。
正式名称なのかは分かりませんが、日本では現在、これらの映画作品をまとめて『スパイダーマン・ユニバース』と呼ばれることがあります。
今回はスパイダーマン・ユニバースとして公開済みの作品から、今後公開される予定の映画までをまとめて一覧にしてみました。
この記事の目次
スパイダーマン・ユニバースの「全」公開予定映画作品一覧
こちらは「スパイダーマン・ユニバース」の映画作品一覧です。
ようするに、スパイダーマンが出ている映画を「公開順」に並べたものですね。
- 『スパイダーマン』(2002年)
- 『スパイダーマン2』(2004年)
- 『スパイダーマン3』(2007年)
- 『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)
- 『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開予定)
- 『ベノム(ヴェノム)』(2018年公開予定)
- 『シルバー&ブラック(原題)』(2019年公開予定)
- 『アベンジャーズ4 (原題)』(2019年公開予定)
- 『スパイダーマン:ホームカミング2 (原題)』(2019年公開予定)
- 『ナイトウォッチ(仮)』(企画中)
- 『モービウス(仮)』(企画中)
すべて公開されると全部で「13作品」ということになります。
これらスパイダーマン映画の「時系列」を解説していきましょう。
スパイダーマン映画の見る順番。【シリーズ別】
まず、スパイダーマン映画は以下の4つのシリーズに大別できます。
- 「スパイダーマン」三部作シリーズ
- 「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ
- 「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ
- 「スピンオフ」シリーズ
スパイダーマン三部作は、『スパイダーマン』(2002年)・『スパイダーマン2』(2004年)・『スパイダーマン3』(2007年)ですね。
- 『スパイダーマン』(2002年)
- 『スパイダーマン2』(2004年)
- 『スパイダーマン3』(2007年)
ファンの間でも人気の高いシリーズですから、初めに視聴するのもおすすめです。
次は「アメイジング・スパイダーマン」シリーズですね。
- 『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)
- 『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)
このアメスパシリーズは、過去作と切り離されたリブート作品です。
なので、ピーター・パーカーが普通の高校生だった頃から描きなおされています。
なお打ち切りになった原因は下記の記事を参考にどうぞ。
関連記事:アメイジングスパイダーマン3を中止したマーベル映画の事情
そして一番注目をしたいのが「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズですね。
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開予定)
- 『アベンジャーズ4 (原題)』(2019年公開予定)
- 『スパイダーマン:ホームカミング2 (原題)』(2019年公開予定)
まずは1作目の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に注目してください。
この作品は、MCUにおいては「第13作目」にあたります。
そのため、『シビルウォー』を最初に見るよりも、MCUの第1作目『アイアンマン』を最初に見るのが理想的です。
ただ『シビルウォー』ではスパイダーマンの初登場が描かれ、さらにMCUとしてもキリの良い「フェーズ3の頭」の作品なので、
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から観ていくのも悪くない視聴方法だと言えます。
ゆくゆくは『アイアンマン』や『アベンジャーズ』など他の作品も観たくなってくると思いますが、その場合はこれから少しずつ手をつけていけば大丈夫です。
(マーベル・シネマティック・ユニバースの時系列についてはこの記事をご参照ください→アベンジャーズの最新時系列24作品)
というわけで、これからスパイダーマンユニバースを見る人は、一旦『シビルウォー』を視聴したうえで、「続編作品」へと進んでいってください。
これは最初に『スパイダーマン:ホームカミング』を見てしまった方も同様です。
そのままでは、つづく『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のストーリーをほとんど理解できないと思いますので、
そうならないように前もって『シビルウォー』も観ておくことを強くオススメします!
下記のリンクから視聴できます(配信期限は変更になる場合があります)。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(視聴期限は【2020年6月12日】)
『スパイダーマン:ホームカミング』(視聴期限は【2018年12月19日】)
「スパイダーマン」のスピンオフ映画作品一覧
次は、スパイダーマンユニバースの「スピンオフ映画」だけを抜き出してみます。
公開スケジュールの一覧がこちら。
- 『ベノム(ヴェノム)』(2018年10月5日に全米公開)
- 『シルバー&ブラック(原題)』(2019年公開予定)
- 『ナイトウォッチ(仮)』(公開日未定)
- 『モービウス(原題)』(公開日未定)
この2作品に関しては、完全にスピンオフ作品ということで、
スパイダーマンである「ピーター・パーカー」は出演しない予定です。
つまり、「別の主人公」が主役になります。
たとえば『ベノム』では、宇宙からの寄生生物で、スパイダーマンの能力をコピーして人間に取りつく悪役キャラクター・ベノムが主人公。
ヴェノムは過去作品『スパイダーマン3』(2007年)にも登場した超人気キャラクターです。
また、『シルバー&ブラック(原題)』では、原作コミックスの人気キャラであるシルバー・セーブルとブラック・キャットが主役となる予定。
このように、米ソニー・ピクチャーズは「スパイダーマン」と関わりのあるキャラクターを様々な角度から『スパイダーマン・ユニバース』として広げようとしています。
今後もスピンオフ映画は増えていくでしょう。
スパイダーマン・ユニバースの新情報が公開されたら、随時更新していこうと思います。
ただ、これらスピンオフ映画は、『スパイダーマン・ユニバース』として同じ世界観を共有していますが、MCUとはクロスオーバーしないので要注意です。
スパイダーマンと同じ世界の出来事だけど、アベンジャーズは出ない……。
かなりややこしいですが、そういう感じですね。
では、スパイダーマン・ユニバースのなかでもMCUとクロスオーバーする「本編5作品」をくわしく解説していきましょう。
MCUシリーズに絡む「スパイダーマン・ユニバース」映画一覧
『スパイダーマン・ユニバース』の本編作品となる「5つの映画」は、以下の通り。
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
- 『アベンジャーズ4 (原題)』(2019年公開予定)
- 『スパイダーマン:ホームカミング2 (原題)』(2019年公開予定)
この一覧にある作品は、「主軸」である『スパイダーマン:ホームカミング』を中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品となっています。
かんたんに言うと「スパイダーマンが登場するMCU作品」の一覧です。
では、なぜ前述のスピンオフ映画にはスパイダーマンが登場しないのか。
これは、おそらく、
MCUがソニー・ピクチャーズとマーベルスタジオの提携して共同制作されている一方、
スピンオフ映画は、ソニー・ピクチャーズがMCUから離れて独自で展開していく映画ということなのでしょう。
ただし、スパイダーマン・ユニバースとしては、全ての作品が「同じ世界観」を共有しているのでご安心ください!
MCUフェーズ4以降の展開によっては、
スパイダーマン出演の新しい「MCU映画」が今後どんどん追加公開される可能性も高いでしょう。
楽しみですね!
最後に、スパイダーマンユニバーズの時系列を整理して、1作品ずつ順番に解説していきます。
映画スパイダーマン・ユニバース「本編」ストーリーの時系列
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
この『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、新スパイダーマンの顔見せが行われた記念すべき映画です。
主人公キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーの友情や、アベンジャーズ内でのアイアンマンとロジャースの対立などが描かれています。
スパイダーマン・ユニバースとしては、
アイアンマンことトニー・スタークが、新たな頼れる仲間として、高校生のピーターを勧誘するシーンがとくに重要ですね。
また、スパイダーマンがアベンジャーズのメンバーと戦うシーンも描かれています。
前述したように、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ3の1作目ということで、
2018年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へと繋がる重要なストーリーを描く作品となっています。
なので、かならず観ておきたいですね。
スパイダーマンの活躍シーンもしっかり用意されているので、とにかく必見ですよ!
こちらで視聴できます。>>『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
※「2020年6月12日」まで視聴可能。(初回登録なら無料)。
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
前作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』において、スパイダーマンは、ベルリンでのアベンジャーズの内部バトルに参加しました。
今作はその戦いの後のスパイダーマンが描かれます。
まだ弱冠15歳の高校生ピーター・パーカーは、ニューヨークに戻ったあと、街を救うヒーロー活動をスタートすることに。
憧れのトニー・スタークから授かった特製スパイダースーツを使用しているが、放課後の部活のノリでの活動で精一杯。
そんなニューヨークの街に、トニー・スタークを恨む天敵・バルチャーが出現してしまいます。
アイアンマンに認められ、何としてもヒーローとして「アベンジャーズ」に入りたいピーターは、トニーの忠告を無視し、ひとりで戦いに挑むことになるのですが……。
『スパイダーマン:ホームカミング』は、
シビルウォーの戦いでキャップからシールドを奪っただけで大喜び&大興奮していたピーターの「真の成長」が見られる映画となっています。
新生スパイダーマンを語るなら、この映画を見ないと始まりませんね……!
下記のリンクから視聴できます(配信期限は変更になる場合があります)。
『スパイダーマン:ホームカミング』(視聴期限は【2018年12月19日】)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、マーベル・シネマティック・ユニバースとして「第19作目」に当たる集大成となる映画です。
なんと総勢60人以上ものマーベル映画のヒーローやヴィランが登場……!
その中でスパイダーマンがどれくらいの存在感、活躍を示してくれるか分かりませんが、100%、いや120%面白い作品になっているはずです!
スパイダーマンファンとしても、アベンジャーズファンとしても大盛り上がりの作品になること間違いなし!
期待しておきましょう……!
『アベンジャーズ4 (原題)』(2019年公開予定)
『アベンジャーズ4』は、もともと前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のパート2として制作される予定でした。
しかし、予定は変更され、まったく別のストーリーになるようです。
現在分かっていることは、
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ4』の間に、
- 『アントマン&ワスプ』(2018年)
- 『キャプテン・マーベル (原題)』(2019年)
の2作品が公開されるということです。
ワスプやキャプテン・マーベルが絡んだより白熱した映画になる予感がしますね……!
どんな映画になるのかまだ想像もつきませんが、スパイダーマンの活躍も絶対に見ることができるはず!
『スパイダーマン:ホームカミング2』に繋がるストーリーになる予定なので、
エンドロール後の追加シーンも含め、見逃せない作品になりそうです!
『スパイダーマン:ホームカミング2 (原題)』(2019年公開予定)
詳しい情報はまだ明らかになっていませんが、
『スパイダーマン:ホームカミング2 (原題)は、MCUのラストを飾る『アベンジャーズ4』のラストシーンの「数分後」から始まる物語になる予定です。
『アベンジャーズ4』は見ておかないとダメっぽいですね……!
また『スパイダーマン:ホームカミング2』の全米公開日は2019年7月5日なので、
スピンオフ映画である、
- 『ベノム(ヴェノム)』(2018年公開)
- 『シルバー&ブラック』(2019年公開)
の内容が盛り込まれる可能性もあるでしょう。
『シルバー&ブラック』の公開時期が前後するかもしれませんが……。
やはりスパイダーマン:ホームカミングだけでなく、
「スパイダーマン・ユニバース全体」を楽しむには、
スピンオフ作品の『ベノム(ヴェノム)』と『シルバー&ブラック』の2作品もチェックしておく必要がありそうですね!