『まだ東京で消耗してるの?』のイケダハヤトさんが、「まだ◯◯で消耗してるの?」を流行語にしたいようなので参加。
やや煽り気味のタイトルですが、最近買った本が素晴らしかったのでご紹介!!
これはファッションバイヤーのMBさんの新刊で、
おしゃれにお金もセンスもファッション誌もいらない!
と書かれている本です。
正直、この本にはもっと早くに出会いたかった。
「おしゃれに自信がない…」
「最近メタボ気味。できたら体型を隠したい…」
「年相応のおしゃれができたらな…」
のような悩みは、すべてこの本で解決。オシャレはこんなに簡単だったのか!と思えるようになります。
逆に、すでに経験則で「おしゃれ」を理解している人にとっては必要のない本かもしれませんが、多くのメンズにとって、救世主となる本だと思います。
彼氏、旦那さん、兄弟へのプレゼントとしてもすごく良いです。
では、この本で取り上げられているユニクロの狙い目アイテムをご紹介しつつ、本の内容を見ていきます。
ユニクロの狙い目アイテム
どれも本の中で紹介されていたアイテムで、ぼくが持っているものです。
スキニーフィットテーパードジーンズ黒
まず買うべきは「ボトムス」
この本には、そう書かれています。
ボトムス(パンツ&シューズ)で印象を整えていなければ、どんなトップスを選んでもダサくなるようです。
逆に言えば、ボトムスさえしっかりしていれば、トップスはなんでも良い。
で、一番初めに押さえておくべきパンツは「黒のテーパードジーンズ」。
理由は本の中でいろいろ語られていましたが、一言でいえば「ドレスとカジュアルのバランスが絶妙」ってこと。(ドレスとカジュアルのバランスについては後で説明します)
例えばトップスがテーラードジャケットの場合、パンツがスラックスだと
なんて思われますが、テーパードジーンズなら程良くカジュアルなので、むしろそこがオシャレに見えます。
テーパードジーンズのオススメのブランドが4着ほど紹介されていましたが、その中にユニクロがありました。
で、ぼくはこう思いました。
なぜなら、この商品、めちゃくちゃ安いのです。
MBさんも、「世界中探してもこのシルエット&素材をこの値段で販売してるブランドはない」と仰ってました。
ぼくはセール中に1,990円(税込2,189円)で購入しましたが、通常だと3,990円。安い…。
他のブランドでは「ラウンジリザード」のテーパードジーンズが、値段も1万円強くらいでオススメのようです。
でもユニクロのジーンズで十分おしゃれ。
ちなみに、おんなじスキニーフィットタイプでも、「ミラクルエアー」という新商品があります。お間違いのないようにして下さいね。
スーピマコットンTシャツ(クルーネック、半袖、白)
この「スーピマコットンTシャツ」は着用した時のシルエットが、1万円のカットソーでも出せない完成度のようです。
具体的には首回りのデザイン、着丈の長さ、短めの袖などです。すべてが日本人男性の体型をカバーするように作られていて、素材も、高級素材の「スーピマ綿」を使用。
これで、2枚セット990円。
1着ワンコインですね。
ぼくも実際に買って着てみましたが、これは素晴らしいですね。
夏場はこれ一枚で十分サマになり、春や秋にはシャツの下や重ね着で使えます。
冬場は他のヒートテック系のインナーの方が暖かくて良いかもしれませんが、着ようと思えば着れます。
このシリーズには、VネックやUネックのタイプもあるそうですが、この「クルーネック」がオススメのようです。
ちなみに、長袖のバージョンもあるようです。
ぼくは一番使いやすい白を買いましたが、黒とグレーもオススメのようで、実際にMBさんは全色買い込んであるみたいです。
カットソー界のコスパ最強アイテムと言えると思いますね。
ウルトラライトダウンベスト
本で紹介されていたのは「ソフネットのダウンベスト」でしたが、これはけっこう値段がはります。
なので、MBさんが他のメディアで紹介されていたユニクロのダウンベストを購入しました。
たぶん一度は試着したことがある人が多いかと思いますが、とにかく軽い。
もはや着てないと同じなくらい軽い。でも十分あったかいですね。
ジャケットやレザーの中にも着れるし、小寒い時期にちょっと上に羽織ることもできる。夏以外はずっと着れそうです。
「オシャレは我慢だ。」とか言って寒さを我慢する人もいますが、ぼくにはけっこうキツイです。
かといって「もっさり」になってしまうのも嫌だ。そこで、このダウンベストです。
ダウンベストはカジュアルアイテムですが、こういう細身でモノトーンなら全体のバランスを整えることもできて便利です。
4,990円とユニクロの中ではやや高めでしたが、購入してみました。(セールではもっと安くなるかと思います。)
おまけ:コンバースハイカット黒
さきほど「ボトムスを整えるのが重要」と書いたので、シューズもご紹介。
アイテム選びで、もっとも重要なのは「全体のバランス」です。
どんなにシューズ単体がかっこよくても全体のバランスが悪ければ「かっこよくないアイテム」になってしまう可能性が高い。
つまり、一番よくやってしまう間違いが「アイテム単品でかっこいいか判断してしまう」ということ。
じゃあどうすれば良いのか。
それは「脚長に見えるようにする」ということです。
具体的なコツもたくさん書いてありましたが、「黒のテーパードジーンズ&シンプルな黒のシューズ」が最も簡単にできるようです。
前置きが長くなりましたが、そこで真っ先に押さえておくべきアイテムが
これは、高くても4,000〜5,000円くらいで買えます。
目立つところにロゴや装飾がないので凄くシンプル。
まずはこのスニーカーで決まり!
↑この「レザータイプのコンバース」と迷いましたが、ぼくは定番のキャンバス生地の方を選びました。
全体のコーディネートのバランスで決めるのが良いと思います。
では、本に書かれている「おしゃれに見せる方法」を少しご紹介します。
男のおしゃれの大原則とルール
大原則:「ドレス」と「カジュアル」のバランスを考える
これが、最速でおしゃれに見せる方法の真髄です。
おしゃれに見せる為には、ドレスとカジュアルのバランスを重視するべきなのです。
くらいに思わせないといけないわけですね。
ドレスに寄り過ぎるとやり過ぎ、カジュアルに寄り過ぎると砕けすぎと思われてどっちもオシャレには見えない。
今の日本人男性の大半はカジュアルに寄り過ぎているので、ドレス要素をうまく取り入れなければいけません。というより、ドレスをベースにカジュアルを足していくが正解のようです。
ドレス:カジュアル = 7:3 or 8:2 が理想!
それでなくても、欧米人に比べて日本人は子供っぽい体型と顔つきなので、カジュアルに寄りすぎたファッションでカッコよく見せられる人はごく僅かなのです。
トレンド「ノームコア」に注目する
また、ファッションはかなりトレンドの影響を受けます。
なので、2014年ごろからNYを中心に流行になっている「ノームコア」というトレンドを知る必要があります。
「ノームコア」とは、
普通を意味する「normal(ノーマル)」とハードコアなどの「コア」を繋げた造語です。
「究極の普通スタイル」とも表現されます。
「過度な着飾りすぎない」
「無駄を感じさせないベーシックスタイル」
「カッコつけた感のない自然なシンプル(に見える)オシャレ」
と思ってもらえたらよいですね。
興味深いのは、この本に書かれている「ドレスとカジュアルのバランス」が、現在のトレンドとも密接にリンクしていることです。
『トレンドが先か、大原則が先か』なんて考えてみるのもおもしろいかもしれません。
最速でおしゃれになる方法→ユニクロ!?
ユニクロはファッション界のコンビニ
ユニクロの良いところをまとめてみました。
- 安く買える。→頻繁にチラシセールがあってよりお得
- 近くにある。→地方在住でも、ユニクロは必ずある
- 長く使える。→ZARAやH&Mのようなファストファッションではない
どんなに安くても、住んでいる地域にそのお店がないと気軽に見にいけません。
「ちょっと服を買ってみようかな?」と思ったとき、ユニクロはコンビニ並に身近な存在です。
そこにオシャレになれるアイテムが揃っているとしたら、こんなに嬉しいことはありませんね。
交通費も時間も馬鹿にならないですからね!
それも考慮すると、この本の知識をもっとも早く活用するには、ユニクロを選ぶのが大正解だとぼくは思います。
UNIQLOの店舗比較をしてみた。in三重県周辺←この記事で、三重県にある全部のユニクロを紹介してあるので、良かったらどうぞ。
全身ユニクロでは物足りない!?
…と思う人もいるかもしれませんが、
ユニクロを買って浮いた資金を、別のブランドに当てればなお良しと言えます。
逆に、オシャレに興味がなくてすでにユニクロばっかり着てるという人は、どうせユニクロを着るのなら、少しでもオシャレに見えた方が「よりお得」と言えませんか?
ユニクロのアイテムの中には、価格が数倍〜数十倍のブランドに匹敵するシルエット・素材の「大当たり商品」が隠れているので、ぜひチェックしてみてください。
「最速でおしゃれに見せる方法」の補足情報
他にもいろいろ書いてありましたので、気になった方は本を読んでみてください。
たとえば、
- ドレス・カジュアルとは何か
- 形は「I」「A」「Y」で整える
- 色はモノトーン+一色に抑える
- ダサく見える罠「質にこだわる」
- 「服はいつ買うべきか」や「狙い目ブランド」
- アイテムの選び方
(→パンツ・シューズ・ジャケット・シャツ・カットソー・ニット・コート・アクセサリーなど) - 服の着こなし方
(→「ショートパンツでも脚長に見せる方法」「スウェットパンツの着こなし方」「痩せ型でもTシャツ一枚がサマになる方法」「小顔に見せる方法」「スーツのオススメブランド」など)
そして最後に「捨てるべきアイテム一覧」がありました。
世の中はいま「断捨離」が流行ってますが、捨てなければ買えないってのはその通りですね。もう着ない服はどんどん捨てていきましょう!
また、売れるものは【古着買取王国】とかで買い取ってもらうのが一番お得ですね。ヤフオクやメルカリで出品するのが面倒な方にオススメです。
【買取ユーザーへの4つの魅力】
・便利な宅配買取で送料・査定料完全無料。
・最短翌日入金。
・買取価格20%UP実施中!
参考リンク→思わずニッコリな買取価格!ファッション売るなら【古着買取王国】
以上、「最速でおしゃれに見せる方法」をご紹介しました!
まとめ
今日まとめた内容は、基本的な内容とも言えますし、大切な「基礎」の部分とも言えますね。
ファッション業界でこうやって、おしゃれを論理的に解説してくれる人がいなかったので、この本にはめちゃくちゃ価値があると思います。
ちなみに、レディースはアイテム数が多くてもっと複雑ではあるけれど、「原理原則」は変わらないようです。
ゆったりしたパンツにタイトなトップスを合わせたり、ニットとスラックスに白のスニーカーを合わせたりなど、この本を読むとコーディネートの意味が分かるようになりました。
良いアイテムや本があれば、また紹介しますね。