こんにちは。ねこまるです。
最近赤西仁さんの音楽をよく聴くようになり、音楽熱が復活してきています。
ところで、皆さんはギターを始めてみたいと思いませんか?
今日は、『アコギを始める人が最低限買うべきもの』というのを考えてみたいと思います。
ギターを始めたいけど、何から手をつけたらいいか分からないオススメです。
弦楽経験10年以上の私が、経験と最新のネット事情を踏まえて、語っていきます。
目次
これだけ買えば始められる!〜ギター入門者編〜
ギター弾いてみたいな。
と思っても、「何を揃えたらいいのか分からない」というのがギター入門者。
最低限必要なものだけを厳選してご紹介します。
まずはこれ
アコースティックギター本体
当然、アコギ本体は必要ですね。
画像は miwaちゃんです。
miwaちゃんとの対比でギターがやたら大きく見えますが、これは錯覚です。
身体が小さいmiwaちゃんのような女性でもプロになれるということで、みんな安心してギターを始められそうです。
さて続いては、
えっと・・・
・・・以上!! えっ?(笑)
あ、はい、楽譜とかチューナーとかピックとかありますもんね。おっしゃる通りです。
ただ、昔と違い、楽譜もチューナーもネットやスマホアプリを活用すれば必ずしも必要ではないという時代になりました。
もちろん、買って揃えることは良いことですが、「無ければ始められない!」という考えはもったいないと思います。
「とりあえずギター1本さえあれば始められるんだ!」と考えてみてください。
ネット活用術〜もちろん買っても良いよ!〜
では、実際に活用方法を見てみます。
教則本・練習本
「ギターがあっても弾き方が分からないと弾けない!」その通りです。
ただ、何かを始める時に、「絶対入門書を買わないといけない」という時代ではなくなりました。分からないことが出てきたらその都度ネットで調べるというのが、一番効率的な方法です。
これはギターにも言えます。
特に初心者のうちは、今は必要でない技術の習得に必死で取り組んでしまいがち。挫折を回避する意味でも、はじめは「最低限必要なことだけ」を覚えるようにした方が良いと思います。
「分からないことが出てきた時にネットで調べる」というのが上達の近道です。
「それでも、本が手元に欲しい!」という方は、薄めの入門書を買うことをオススメします。
「どうせ買うなら一冊の本を長く使いたい。」という方は、やや厚めで中級者向けの本を買いましょう。ただし、初めから熟読して読み解く必要は全くありません。必要な時に取り出して読む、というような辞書的な使い方がオススメです。
おすすめの本も紹介したいのですが、こちらは実際に書店で手に取ってみて中身を確認して、自分に合いそうな本を選ぶのがベストだと思います。
では次に、おすすめのサイトもいくつか紹介しておきます。ただ、その時々の状況に応じて、一番分かりやすいサイトを見ればよいと思います。
【サイトのご紹介】
初心者のためのアコースティックギターサイト k.natsu.brand.81
Acoustic guitar site for All beginners
文章だけ出なく、動画も用意されています。ここだけで一通りのことが分かる、という非常に素晴らしいサイトです。
ぜひ活用してみてください。
チューナー・チューニング・メトロノーム
さて、さっそく曲を弾きたいところですが、調弦、いわゆるチューニングが出来ていないと正しい音が鳴りません。
ただ、完璧にチューニングを合わすのはもっと上手くなってからで大丈夫。それに、毎日弾いてると耳が鍛えられてきますから心配は要りません。
「弾き始める前にとりあえずチューニングを合わす」という習慣だけは付けておくことをオススメします。
【サイトのご紹介】
ChordBook
このサイトでは、6つの各ボタンをクリックすれば、ギターの開放弦(左手で何も押さえてない時の音)が出ます。
右上にリピート機能があるのが分かりますか?これは非常に良い機能なので、ここは「ON」の状態で利用してくださいね。
それでは、サイト上で「E(6)」という所を押した状態で、自分のギターの6弦(一番太い弦)を鳴らしてください。よく分からなければ、一度弦を緩めてその後少しずつ合わせて下さい。音の音の共鳴が自然になり、うねりがなくなれば調弦成功です。
その後1弦まで合わせればチューニング終了です。最初はなんとなくで良いと思います。
【スマホアプリのご紹介】
はい。神アプリです。
チューナーとしての機能はもちろん、メトロノームとしても使える素晴らしいアプリ。また、このアプリ上でコードやリズムの勉強も出来ます。レビューでもかなりの高評価ですね。
ぜひ使ってみてください。
iOS版→無料チューナー Guitar Tuna
Android版→無料チューナー Guitar Tuna
「毎回PCやスマホを使うのは嫌だ」という方は、チューナーの機械を買うと幸せになれます。
値段もそんなに高くありませんので、オススメのタイプを2つほどご紹介しておきます。
【チューナーのオススメをご紹介】
KORG クリップ式チューナー「pitchclip(ピッチクリップ)」
ギターのヘッド部分に付けれるチューナーです。もっと値段の高いものもありますが、入門用としてはこちらで十分かと思います。赤と緑の色だけで直感的に判断ができるので使いやすいと思います。
KORG クリップ式チューナー pitchclip ピッチクリップ ギター/ベース用 PC-1 新品価格 |
KORG チューナー/メトロノーム 「TM-50 PW パールホワイト」
チューナーと電子メトロノームの両方を兼ね備えた名機です。演奏の上達まで考えるならば、メトロノーム機能はあった方が良いと思われます。ちなみに私はこちらを使っています。
レコーダー(録音)の機能のある上位機種もありますが、録音はスマホを使った方が何かと便利です。
KORG チューナー/メトロノーム/レコーダー TMR-50 PW パールホワイト 新品価格 |
コード譜・TAB譜・楽譜
さて。ギターもある。チューンングもした。それなら
さっそく曲を弾こう!!!
先にコードやアルペジオの練習?
左手の押さえ方? ストロークの仕方?
大丈夫です。それらは曲を弾く中で、自然と覚えることができます。
「習うより慣れろ」でOKです。
こういった基礎練も重要ですが、まずは「ギターで曲を弾くのは楽しいんだ」という感覚を掴んでみてください。全てはそこからです。
どうしても弾けないor弾きたいという技術は、後々練習すれば身につくので焦る必要はありません。
それでは、ネット上で楽譜が見れるサイトです。
【サイトのご紹介】
楽器.me
掲載曲も多いし、自動スクロール機能もある。キーの転調もしてくれるし、コードの押さえ方もすぐ出せる。非常に優れたサイトです。
しかも、「音を聴きながら弾く!」ボタンまであり、一発でその曲のYouTubeの動画が開いてくれます。至れり尽くせり。
ただ、曲の原曲キーが分かりづらい(分からない?)ので、そこだけは要注意です。
J-Total Music!
ギターギッズお馴染みの「J-Total Music!」。楽器.me に弾きたい曲がなかった場合は、こっちで探すと見つかるかもしれません。
このサイトでは、簡単にその曲のオリジナルキー(原曲キー)とカポの場所、プレイキーが分かるので、そこは素晴らしいです。こんな感じ↓
これは、「カポを3フレットに付けて、Dキー(Dコードを基準としたキー)で譜面通りに弾けば、自然と原曲キーのFキーで弾いていることになるよ!」
というものです。是非活用して見てください。
また、上記のコード譜の他に、ギターの楽譜には「TAB譜」というものが存在します。
これは、左手でどこを押さえたらいいかというのが簡単に分かる譜面となっています。
もしも、「原曲と全く同じに弾きたい!」と思っている場合は、TAB譜を購入して手に入れてください。ただ、TAB譜が無くてもギターは弾けます。TAB譜に頼りすぎるようになるのも良くないのですが、一度は使ってみると良いと思います。
カポ(カポタスト)
ここでカポの話が出てきたので、先に説明しておくことにします。
カポとは、フレットに取り付けることにより、簡単にギターのキーを変えることができるアイテムです。
こんな感じ。
【カポタストのオススメをご紹介】
SHUBB(シャブ) カポタスト 「アコースティックギター用 C-1 Nickel(ニッケル)」
これを使えば、初心者が苦手な難しいコードを回避することも出来ます、また、ちょっとキーが高(or低)くて歌いにくいなって時に、このカポを左右にズラすだけで、一瞬でキーを変えられます。めちゃくちゃ便利!
ちなみに、この「SHUBB(シャブ)」というメーカーのカポは、「これぞカポ!」と言われている定番商品です。他の種類のカポでも問題なく使えますが、やはり使いやすいので私はコレを使っています。
SHUBB シャブ カポタスト アコースティックギター用 C-1 Nickel ニッケル 【国内正規品】 新品価格 |
もう少し安い方がいいという方はこちら。
Phoenix ワンタッチ 「ギター カポタスト」(3点セット)
ワンタッチで挟める所が使いやすい為、私もたまに使います。好みの問題もありますのでどちらでも大丈夫かと思います。
Phoenix ワンタッチ ギター カポ タスト お手入れ用 ファイバークロス 安心安全メーカー保証書 3点セット! フォーク エレキ クラシック アコースティック 新品価格 |
弦
次は弦です。
ギターの弦は消耗品です。
弾き方や張り替え方が悪いとたまに切れることもあります。長期間そのままだと錆びてくることもあります。
なので、こちらは定期的に新しいのを購入していかなければいけませんね。
心配な方は、予備を1セット購入しておくのもありです。特に細い1弦や2弦は切れやすいので、予備があれば助かるかもしれません。
ちなみに私はこれを使っています。
D’Addario(ダダリオ)アコースティックギター弦「EXPコーティング フォスファーブロンズ Light .012-.053 EXP16」
ダダリオという有名なメーカーの弦です。こちらはコーティング弦といって、特殊な加工がしてあって、普通よりサビにくくできています。また、普通の弦よりきらびやかでよく通る音が出る「フォスファーブロンズ 」という種類です。長期間ギターを放置していても弦のクオリティーが落ちないので、面倒くさがりの人にオススメです。(弦の張り替えは正直面倒くさい)
D’Addario ダダリオ アコースティックギター弦 EXPコーティング フォスファーブロンズ Light .012-.053 EXP16 【国内正規品】 新品価格 |
まずは普通の弦が良い、という方はこちら。
」
特にコーティングのされてない普通の弦です。でも「フォスファーブロンズ 」なのですごく良い音がなります。コスパ的には最強だと勝手に思っています。ギター本体にあまりお金をかけられなかったという方も、弦の力で音のクオリティーを変えられるのは嬉しいですね。
D’Addario ダダリオ アコースティックギター弦 フォスファーブロンズ Light .012-.053 EJ16 【国内正規品】 新品価格 |
また、どちらも弦の太さが一般的な太さの「Light(ライト)」という種類を選んでいます。これより太い「Medium(ミディアム)」は、パワフルな音が出せますが初心者は左手を痛めやすいのであまりオススメしません。
逆に、これより細い「Extra Light(エクストラライト)」は、指の負担が少なく女性や握力のない方にオススメですが、その反面、音色にコシがなくなるというデメリットもあります。
そんな理由から、まずは Light(ライト)弦を試していることをオススメします。
ピック
最後はピックです。
私はやや小ぶりで、しなりがあるピックを使います。こんな感じ。
しなりがあって柔らかい方が初心者向けかもしれません。弦に引っかかることなくスムーズにストロークをすることが出来ます。
ただ、このピックも、極論を言えば、なくてもギターは弾けます。
かくいう私も、ギターの師匠に「ピックは必要ない!」と言われた時期があり、指弾き(指を使ったストローク)を練習したことで、どちらでも弾けるようになりました。
一曲の中でアルペジオ奏法(分散和音:右手の指を順番に動かす弾き方)とストローク奏法の両方を組み合わせる時に、ピックを持ち変えるのはかなり難しいです。
(コブクロの小渕さんがやっていたような「手のひらにピックを挟んでおく」という方法も練習しましたが、難しくて私には合いませんでした。)
人間の指には爪がありますし、また指の関節の微妙な使い方でも多彩な音色も出ます。指でストロークが出来れば、表現の幅が広がることは間違いありません。
ただ、高いものではないので一つは買っておくと良いでしょう。あと、ピックはすぐどこかに消えます。ご注意ください。
まとめ
というわけで、ギターを始める上での最低限必要なものをご紹介いたしました。
もちろん、「形から入りたい」という方は、とりあえず一式揃えるのも悪くはないと思います。
ただその場合にも、お使いのWEBブラウザに上記サイトをブックマーク登録したり、アプリをインストールする等、より快適なギター生活を送ることができると思います。
ぜひ試してみてくださいね。