「賛成か、反対か。」ってそんなに重要?―安保改正法案の是非について

昨日、ワイドナショーという番組(ダウンタウンまっちゃんが出てるよ)で、社会学者の古市憲寿さんが(安保改正法案についてどう思うかを問われて)こんなコメントをしていました。

(安保改正法案を)通そうとしている自民党も、デモをしている反対派の人も、「どっちも頑張れ。」と思っているんですよ。

ええー!どういうこと!?

この後その真意を語られていましたので、まとめてみました。

古市さん曰く、

日本にとって一番お得なのは、

① まず法案を通します。

② 「国際的に日本は協力しますよ。」というアピールをする。(特にアメリカに)

③ でも、いざ自衛隊を出せといわれたら、「国民が超反対しているから出せません。」と言う。

という行動を取ることだ。と仰られていました。

協力してますよアピールをするけれども、実際自衛隊は出さない。というのが一番日本にとってお得だ。

ということです。

おおー!斬新!!

少なくとも、賛成派と反対派があーだこーだ批判し合っている光景を見てるよりはよっぽど良い前向きな意見だと私は感じます。

まぁ、日本にこういう外交力があるかと言われたらすごい不安ですし、これが国際的に認められるかどうかも分かりません。しかも、かなりずるい考えです。

でも僕は良いコメントだと思います。

だいたいこういう風に聞かれたら、

「賛成。だって○○だから。」か

「反対。だって○○だから。」 あるいは、

「よく分からない。(よく知らない)」のどれかを答えるはめになりませんか?

ネットやTVでの声の大きな発言者の意見でも、だいたいこんな感じです。

で、結局、「意見の違う人たちで分かれてしまったから、最後は多数決で決めましょうね!」で終わりです。

古市さんはその手の答えではなく、「日本国家がどういう行動したらいいか」について答えています。これって凄いと思うんです。

この問題本来の最も重要な部分は、「日本はこれからどういう行動をし、どういう国家になるべきか」という所のはずですから、(この件に限らず、何か意見を求められたら)私もこういう返しができるようになりたいなと思いました。

また、私が愛読している『Chikirinの日記』というブログの中で、ブロガーのちきりんさんはこう話しています。

あなたと誰かの意見が異なる場合、その原因は、

(1)情報量が違う

(2)分析方法が違う

(3)価値観が違う

(4)ゴールが違う

(5)言葉の使い方が違う

のどれかです。

(詳しくはこちらの記事を→「なんで意見が違うのか」)

安保法案の件に関わらず、人と意見が違ってどうしたらいいか分からなかったり、なぜ話が上手く噛み合わなかったりすること、あると思います。

そんな時、上の5つから原因を見つけ出し、何か改善策を見つけるのがベストだと思います。

うだうだと話し合いや議論ばかりで全然前に進めないのはダメだし、何より時間が本当に勿体ないですからね。よかったら参考にしてみて下さい。

SPONSERD LINK

古市憲寿さんについて

最後に少し古市さんのご紹介をしておきます。

古市 憲寿は、日本の社会学者。現代日本の若者をテーマにした著作を発表している。朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員。日本学術振興会育志賞受賞。東京都出身。

ウィキペディアより

古市さんは、ワイドナショーのコメンテーターとしてもお馴染みです。

『絶望の国の幸福な若者たち』という本を出版し、若くして有名になりました。現在30歳。

今回のコメントだけでなく、普段から、普通の人が出来ないような発想や意見がどんどん出てくるので、個人的にはすごく好きな有名人の一人です。

Twitterもしているので、気になった方は見てみて下さい。→@poe1985

また、私もTwitterしているのでよかったら是非ついでにフォローして下さい(笑)→@d_kamiichi

それでは!

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